【台北・鶯歌】2002年08月17日

2019年2月21日

さて、2日目

なんとはなしに、8時に起床。
シャワーを浴び、ホテルで朝食。

麒麟大飯店は、このクラスのホテルにしては、朝食が良い。
毎日同じものしかないけど(笑)

最終日に朝飯食う時間があれば、今日はホテルで食べないんだけど・・・
ホテルでの朝食は、せっかくなので1回は必ずとるようにしているのだ。

食事の後、準備をしてとりあえず台北駅へ・・・
結局今日は「鶯歌」「三峡」へ行くことにした。
台北駅から台鉄で約30分で、焼き物の街「鶯歌」へ到着する。

台北駅で切符を買おうとしたら、5月に買った場所がなぜか閉鎖されている。
しかたないので、他を探すともっと立派な切符売り場になっていた。
しかし、自動販売機が外国人にはわかりにくい作りになっていた(-_-;;
その裏側に従来の自販機があったので、そっちで購入(笑)

台湾で言うところの電車
日本で言うところの、普通電車の切符を購入。
電車はすぐに来たので乗り込む。

なんか妙に混雑している。土曜の朝だからだろうか?
何にしても、あまり体調がよくないので、30分たちっぱなしで寄り掛かることもできなかったのは、ちょっと辛かった。

そうこうしているうちに、「鶯歌」に到着。
駅を出ても、これといって何にもない・・・(-_-;;

現地の人の後をついていくと、どうやら地下道を通って駅の反対側へ行かなくてはいけないらしい。
だったら最初からそっちに出口を作れってなぁ・・・
実際、現在工事中でかなり立派な駅が出来上がるようだ。

反対側へ出ると、目についたのが「鶯歌観光陶市」「鶯歌廠商聯合陶市」の2つ。
ようするに陶器の市場だ。「鶯歌廠商聯合陶市」の前では、子供が実際に体験できるコーナーが設けられていた。
中を一通り見て回ったが、それほどのものはない。
まぁ、茶器が欲しかったけど・・・

そこを出て「尖山埔陶瓷老街」へ行く。
こちらは、かなり古くから陶芸店が集まっているところらしい。

中へ入ってぐるっとひと回りすると、陶器を始め、玉類も数多くおいてあった。
ここで見つけた、400元弱の茶器。
ものすごくほしかったけど、なにせ箱がでかいので、間違いなく帰りに邪魔になるなぁ・・・と思い買うのを断念(-_-;;
買っても茶器なんて使わないし・・・と、無理やり納得する(汗)

途中、現地の学生らしき人達がチラシを配っていたのでもらうと、どうやら鶯歌の観光マップのようだ。
学生が街のためにそーいうことしてるのには、おそれいったね。

一通りみて回って、時間は11時半。
とりあえず「鶯歌石」を見に行くか...と、駅のほうへ歩きだす。
しかし場所がさっぱり検討がつかない(笑)

途中でどうやら反対側へ向かってあるいていたらしい。
たまたまコンビニに貼ってあった地図で現在地を確認した時に気が着いた。
しかたなく戻る。

まぁ、たいしたことないだろうと思っていたら、これが歩く歩く(-_-;;
「鶯歌石」の入り口までは、なんとか辿り着いた。
ものすごく分かりにくいところにあった。

そして入り口から、階段だ。
それも急で長い(-_-;;

せっかくここまで来たし・・・ということで上る。
途中、案内板のところまで来ると、どうやらそこからが、ほんとの入り口らしい・・・
うーん・・・登山と一緒だ・・・
諦めて登る(笑)

まだ階段だからマシかもしれないけど、ホントに急だ。
かなり登っても上が見えない。
そうこうしているうちに、途中で休憩所を発見。
当然休憩する。

休憩所といっても、屋根と椅子があるだけなんだが、それで充分だ。
すでに息はあがり、呼吸をするのが精一杯だ
前回の十分もきつかったけど、こっちの方がきつい。
呼吸が整った?とこであらためて出発。

そこからはちょっと登ったとこで、上が見えたのでホっとした。
そして、目的の「鶯歌石」に。
なんのことはない、ほんとにただの岩だ。

それでも、この街のシンボルになっている。
ウグイスだかオウムだかが山に止まっているように見えるところから、この名前がついたそうだ。
岩の回りには、何もない。休むとこもない。

ただ、申し訳程度に柵がついているだけ。当然、他に観光客など誰もいない。
しかたないので、写真だけとってとっととおりることにした。

おりる途中、現地の人に1人だけ会ったな。
おりながら、足が完全に笑っていることに気付く。
ガクガクしてまともに歩けない(笑)
それでもなんとか、捕まりながらしたまでおりる。

今日の台湾は、それほど暑くはないが、それでもやはり暑いことには変わりない。
脱水症状一歩手前くらいにまでなっていたようだ。
駅の方へ行き、コンビニで飲み物をかう。
これで多少は楽になった。

ほんとであれば、ここからバスで、「三峡」へ行くところだが、体調と相談して断念。
「三峡」の方が見る場所が多く歩き回らねばならないということもあったので・・・

鶯歌駅を出発、今度は台北駅を超えて松山駅まで行く。
ここの駅前に「五分埔服飾特区」という、衣料品の問屋街がある。

そこで、甥&姪のお土産のチャイナ服を買おうと思ったのだが、どこにも売ってない(笑)
専門店だと高いしな(笑)
しかたないのでそれはあきらめてMRTの駅を探す。
5分くらいのとこにあるらしいが、地図もないので勘を頼りに歩く(笑)
そしたら、ほんとに労せず見つけた(笑)

そこで今度は「微風広場」というデパートに行く。
ここは黒松という台湾の大手清涼飲料水メーカーが作ったデパート。
ここの2階に「黒松世界」という台湾の昔を展示しているところがあるらしい。
しかし行ってみるとなんか入れない?
現地の人も入ろうとしていたが、なんか時間が決まってるような感じだった。

そこで諦めて外へ出ると「SISTER」という雑誌のイベントをやっていた。
これは日本にもある雑誌かな?

妹妹というタレントが1号の表紙を飾るようで、その妹妹が舞台の上で歌っていた。
やはりどの国にも同じようなものはいるもので、アイドルのおっかけをしている風なオタクカメラ小僧が、一斉にシャッターを切っていた(笑)

微風広場を後にして、そこから歩いて前回いかれなかった、玉市、花市、民芸市へ向かう。
途中で、飲み物をかう。
豆花を買ったのにストローがついていない(-_-;;
豆乳のようなものだけど、買ったものはヨーグルトのようになっていて、ストローがないと飲むのは困難。
しかたないので、無理に開けて飲んだけど・・・

10分程で、玉市に到着。

週末だけ開催で、普段は駐車場になっている。
入ってみると、ずらっと並んだテーブルにびっしり、玉類が並んでいる。
でも、ここで売られているものは、ほとんど質の悪いものとか偽物なんだそうだ・・・
どちらにしても別に欲しいものもないので、様子を見ながら通過する。それでも入り口から出口まで、寄り道せずにまっすぐ歩いて5分はかかったと思う。
それだけ広いということだ。

そして、玉市を出た先に同じくらい広いスペースに今度は花市がある。
ここも週末だけで、草花を売っている。また花瓶や肥料類まで沢山ある。こちらではところどころでお茶なども売っている。
植物は買ったところで、日本に持ち込めないので、これまた様子見程度で通過。

さてこんどは、民芸市だ。
こちらは、台北市の主催らしい。もともと障害のある人達のために始まったものと何かに書いてあったような気がする。
民芸品と言っても、簡単な小物から玉類、お茶などなど、なんでもあった。

さほど変わったものもないので引き返す。
今と同じように、今度は逆に民芸市→花市→玉市の順で通り抜ける。
途中、花市で緑茶を買う。なんか今日は飲んでばかりだ(笑)
とりあえず、どうしようかと思い、もっていたガイドブックを見る。
来来大飯店というホテル(シュラトンホテル)の地下のショッピングアーケードに中華雑貨屋があることを発見。
ここから駅2つなので行ってみることにした。

来来大飯店に到着・・・
でかいホテルだ。まぁ台北でも一流のホテルだしな。
麒麟とは比べ物にならない。
だいたい、地下にショッピングアーケードが入ってる時点ですごいわ。
とりあえず、地下に行ってみる・・・・だが、目的の店が見つからない。
アーケードとはいっても、そんなに迷うほどでかいわけではない。
ガイドブックの取材年が2001年だから、店が変わったのかもしれんな。
このアーケード内のお茶屋さんに、日本のTVらしき人達が取材に来ていたようだ・・・

そして西門へ帰る。
昨日準備していたものとは、また別のイベントをやっていた。
ここは週末になるといつもなにかやっていて賑やかだ。

台湾に来たら必ず食べている「阿宗麺線」を食べる。
相変わらずこの店は混んでいる。混んでいると言っても立ち食いで路上だから、困らないのだが(笑)
時間は19時頃、ソフトクリームを買って食べながらホテルへ戻る。

20時くらいまでホテルで休憩する。
どうにもやはり、体調がすぐれない。
それでも、多少楽になったとこで、明日は帰国だということもあり、夕食を食いに出かけることにした。
遠出するのが面倒になり、とりあえず「華西街」へ・・・

驚いたことに時間が早いせいか、ものすごく混み合っている。
この中の洋服屋で子供用のチャイナ服を発見。
いろいろ物色して、店のおばちゃんと片言のさらに片言の中国語&日本語で、子供用のチャイナ服を探している。男女2人だということを伝え、とりあえず甥&姪のお土産を購入。
姪が以前ポロっとチャイナ服を買ってくるといった事を覚えていて、わざわざ電話で催促してきたのだ(笑)
一着590元。2400円弱だから、まぁ、そんなもんか。
私自身のものも勧められたが、それは丁重にお断りした。

お土産がこれで全部揃ったので「華西街」を後にして、そこに隣接する屋台街へ・・・
まず、これも台湾でのお約束の「臭豆腐」を食べる。
今度は前回のように煮たやつでなく串に刺して焼いてあるやつだ。
麻辣を頼んだので、辛いタレを付けさらに焼く。
で、食べる。臭いけど、やはりうまい。
なんで日本人はこれが食えない人が多いんだろか・・・
この麻辣のタレが手についた事に気付かずに目をこすったから、悲惨だった。
唐辛子を目に刷り込んだようなものだから、涙が出てとまらなくなった。
しばらく、ずっと泣いていた(笑)

「魯肉飯」とつみれのようなものが入ったトロミのあるスープを食べる。
今回初めて腰を落ち着けて食べた食事のような気はする(笑)

さらに、歩いていくと「養楽多」という飲み物を売っていた。なんのことはないヤクルトだ。
そのヤクルトをジェラート状にして売っているのだ。小さいカップでも250ccくらいあるだろう。
なんとなーく買ってみたが、一気にこれだけの量のヤクルトを飲んだのははじめてかも(笑)

さらに「旗魚串」という、よくわからない揚げ物を売っていた。
練り物との中に卵やら何やらはいってそれを、揚げてあるのだ。
一見ワカサギのテンプラのような感じ。
思ったよりうまい。

この通りを歩いていて思ったのは、果物が異常にでかいこと!
マンゴーなど日本で売っているものの3倍くらいの大きさだ。
そういえば、この夏どこを歩いても「芒果冰」を見かけた。
マンゴーかき氷なのだが、どんぶりのような中に山盛りのかき氷、そしてその上にまた山盛りにマンゴーが乗っているのだ。
食べたかったが、男1人で、しかもその量は食えないので断念した(笑)

自販機で「千草茶」を買ってホテルに戻る。
TVをつけると、日本人とのハーフタレント「MAKIYO」と「ヴィヴィアン・スー」が出ていた。PS2等のゲームの番組らしい。

時間はまだ早いが、明日が6時40分チェックアウトなので、早めに休むことにしたのだ・・・