【台北】2009年04月05日

2日目
朝をゆっくり9時半過ぎに起床

起きて準備をダラダラとしてから10時過ぎに出発
今回の目的地へ、深坑老街へ向かう

まずはMRTで木柵駅まで向かう。
木柵線に乗るのも久しぶり。
地下鉄というよりモノレール
日曜だし、動物園に行く人も多いので、子供で結構混雑

動物園の1つ前の木柵駅で降りる。
そこからタクシーにのる。
バスで行こうかとも思ったけど、いまいちよくわからないし、本数が少ないのでタクシーにする。

木柵駅

だいたい15分~20分くらいなのだが、途中動物園の前を通過・・・
動物園からタクシーの方が安くあがったと後悔。まぁ200円くらいだけど

ほどなくして、深坑老街に到着
時間は11時くらい
すでに目印となっている、ガジュマルの大樹を中心に人があふれている。

ガジュマルの大樹

ここでの目的は、なんといっても臭豆腐
別名、深坑豆腐街といわれるほど
入り口近くから、あの独特の臭いが立ちこめる

なんでも、もともとこの辺りはお茶の産地として有名だったらしい。
それを集順廟という廟の前にある廟口小吃という店で、紅焼豆腐なる料理を出すようになり、それからこの辺りが豆腐で有名になったという。

廟口小吃

わずか300m程度の通りに、豆腐屋さんがたくさんひしめき合っている
とりあえず、通りの散策で、入り口から出口の方まで歩いてみる
さすがに出口の方は店も少なく、人も少ない。
豆腐料理屋さんを中心に、雑貨屋、お土産屋なども多い

深坑老街

さてここに来たからには、ということで、入り口の方に近い「深坑紅焼臭豆腐」という、
そのままの名前のお店に。
どこかのサイトでおすすめになっていた。
でも店内を覗くと、客がいないので非常に不安だったけど、人が多くて対応が忙しい店よりはいいか・・・・
などと理由付けて入ってみる。
メニューも少ないから、注文も楽だし

深坑紅焼臭豆腐

ということで、注文したのは
紅焼臭豆腐
魯肉飯

臭豆腐は、一人用の鍋でくる。
すでに臭いは気にならない。臭いよりもなにより熱い
でも、うまい!
以前、華西街で食べたものより断然うまい。
量的には、日本の1丁半くらいだと思うけど、揚げてあるからちょっと多く感じる 魯肉飯が、これまたうまい
ここのは、香菜と、肉髭がたっぷりで、いままで食べたことがないタイプだった 香菜はやっぱりいいねぇ
これで日本円だと300円強くらいかな。

紅焼臭豆腐 魯肉飯

第一の目的を達成したので、次の目的は豆腐アイス
これも、いろいろあるみたいだけど、一番食べやすそうなものを探して、カップのやつを購入30元
これまた変わった食感。うまいんだけど日本ではうけないだろう
なんか、食べると豆腐!って感じがする。
アイスなのに、そんなに冷たい感じがしないのも不思議

豆腐アイス

アイスを食べて雑貨屋を覗くが、特にほしいものもなくウロウロしていうと、芋頭酥なるものを発見
なんか、かき揚げみたいな感じのものなのだが、芋頭というくらいなので、なんかの芋なのだろう
30元だったので買ってみた。

注文してから1度軽く揚げ直して、胡椒系の香辛料をかけてくれる
実際に食べて見ると、みかけより遙かに軽くさくさくいける。
タロイモかなんかだと思うけど、確かに芋っぽいものを揚げているような感じ
ちなみに、他の屋台では、芋頭丸というのを売っていて、そちらはもっとでかくて丸い
さすがにそっちは食べる気にならなかった。

芋頭酥

さて、時間は12時半なので帰ろうかなぁ・・・
と思いつつなんか物足りないなぁ・・・と、焼臭豆腐を食べていない!
ということで、ひときわ行列ができていた屋台へ
なんでも雑誌だかTVだかで紹介された屋台らしい
様子をみてると、ぜんぜん行列が途切れる様子がないので、後ろへ並ぶ
それでも、回転は早いのですぐに自分の番に
ここのは、臭豆腐に、香菜とか、包菜とかを挟んで(埋め込んで?)くれる。

臭豆腐 屋台

一番、人気らしい包菜をお願いした。
そもそも臭豆腐の付け合わせに、包菜って一番普通にあるものだから、一緒にしてしまうという発想はありなのかも
ちなみに包菜はキャベツの漬け物

さて、肝心の味の方だけど、メディアで紹介されたことは別としても、さすがに行列が途切れないだけあって、うまい
ほんとに日本でも普通に売れるようになればいいのに・・・

そこらの屋台の軒先をみると、当たり前のように生的臭豆腐として、白い生豆腐?と
タレを別々にして売っている。
ご自宅気軽に臭豆腐ってとこなんでしょう
ほしかったけど、日本の持ち込みはできないからやめた・・・

白いのは生的臭豆腐

さて、そうこうしているうちに13時になったので、再びガジュマルの木のところからタクシーに乗る。

タクシーの運転手が、おばさんだった。
日本では珍しくないけど、台湾では初めてお目にかかった。

今度は、動物園前までにしてもらった。
約10分ほどで動物園に到着
時間も時間なので、入り口はとってもにぎわっていた。
そういえば、中国からジャイアントパンダが来たんじゃなかったかな。

動物園からMRTで、忠孝新生駅へ
新しくなったという、光華商場を見に行くことに
昔の場所はすでに場所自体がなくなり、仮店舗のプレハブは、駐車場になっていた。
その駐車場のとなりに、6階建の立派なビルが新しい、光華商場だ

以前の仮店舗後
新光華商場

とりあえず足を踏み入れる。
お・・・さすが台湾の秋葉原といわれるだけあってメイドさんが2人

メイドさんの後ろ姿

1階はメーカーのブースと、フードコートがあった。
2~4階から、今まで入っていたお店が雑多に入っている。
パーツ屋から、CD・DVDのお店、なぜかスポーツ用品店、書店などなど
5階も同様だけど、あまり勢いがなく6階はメンテナンスセンターみたいな感じになっていた。
PC関係のものをざっと見ても、あまり日本と変わらない。
CD・DVD関連を見ると、日本のドラマやアニメは相変わらず。
正規版も安い。海賊版VCDならさらに安い。

そういえば、PCのエロゲームのコピーを大量においている店があったな。
エロ関係は、ほとんどが日本の物、AVからエロゲーム、エロ本、エロ同人誌まで
アメリカのTVドラマも日本と同様に人気があるようで、24,LOST,BONES,GREY’S ANATOMYその他いろいろおいてあった。
なにかほしいものでもあるかなあ・・・といろいろ見て回ったけど結局なにも買わず仕舞い。
昔のあのいかにも怪しげな感じだったら、雰囲気だけでおもしろそうだからといって買いそうなんだけど、綺麗なビルに入って綺麗な店舗になったら、冷静にみて買う気がなくなったなぁ・・・

ということで、光華商場を後にする。
となりの、光華観光玉市を覗いて、MRTの駅へ

光華観光玉市

時間は14時半頃
予定より時間が早いので、その後の予定を繰り上げて、毎年行っている「長谷健康会館」へ
途中にある雙城街の屋台街が、ちゃんと名前がついていた。
「雙城美食街」だそうだ。
ここは朝から屋台がやってていい感じで
ほんとに地元民の台所と言った感じ

雙城美食街

長谷健康会館に入る
日曜の午後だというのに、ひっそりしている
いちおうメニューを見せてもらい、でも結局いつもと同じカッピング付きの150分コース

長谷健康会館

足湯に浸しながら、お茶を飲む。
このお茶がいつものことながらうまい

突然犬の吠える声が・・・気がつくと、足下に犬がうろうろ
妙に人なつっこい犬だ。ここで飼っているらしい。
しばらくすると、オーナー先生が現れる。

1年振り3回目だが、やはり覚えていてくれた。
例によって、なぜか経済の話や、北朝鮮のミサイルの話をしながら、身体をチェックされる。
かなりガチガチらしい

足湯をでて、個室の方へ
ベットにうつぶせになる。
いつもなら、他の先生なのだが、なぜか今日はオーナー先生自ら最初からやってくれた。

いつもは仕上げだけだったのだ。

いわゆるマッサージとは違うので、気持ちがいいというよりは痛い
マッサージ後は、カッピング。さすがに2回目なので特に問題はないが、やはり真っ黒になっていた。

腰が悪いということがわかったらしく、膝の裏に腰のツボがあるらしいのだが、そこにもカッピングをしてくれた。

そんな感じで終了

着替えようとしたら、ベッドの隙間にさっきの犬が横になっていた(驚)
妙になつかれたらしい(笑)

今は円高だから2700元だと、8500円くらいか?150分でカッピングがついて、この金額はやはり安いだろう。
しかし、結局その3時間弱の間誰も客がこなかったけど、大丈夫なんだろうか?と心配してしまった。
外に出る。時間は17時半頃
まだ、時間は早いのだが、目的が一通り終わったので、遠出する元気もないので、士林へ

当初の目的ではなかったのだが、昨日覗いた時に過去に何度か占ってもらっている先生がまだブースを出していた。
それなら久しぶりに見てもらおうかと思い行ってみた。
ブースに入ると、開口一番「ひさしぶり~」
さすがに驚いた。よく覚えているもんだ。
客の立場では、うれしいけどね。

占いブースの隣

ここの先生は四柱推命がメイン
まぁ、基本的に生年月日から出るわけなので、結果がころころ変わるわけではないのだけど

で、やはり今の環境はよいらしい。
食べるのには困らない
仕事でも趣味でも音楽・芸術関係をメインにしていくのがよい
旅行は吉、海外との縁もなにかしらで出てくる
仕事でもプライベートでも、よい人間つきあいが出てくると

数年前に占ってもらった時に39歳で転機がある。
新しいことを始めるかもしれない。
と言われていて、実際に数え年の39歳で起業した。
どうやら、これがかなり吉だったようで、それがきっかけで開運したので、辞めずに続けることが大事だという。
他のことに関しても、止まることはいけない。ゆっくりでも続けていけば、大成するらしい。
ある程度成功した時点でストップすると、そこから尻すぼみになっていって、あまりよくない。
まぁ、だいたいこんな感じのことを言われた。と思う(汗)

つまり、今やることが多くて忙しいことはよいことなんだろう。
逆にやることがなくなるような状態にはもっていかない方がいいんだな。きっと。
あとは旅行を含め海外と縁ができるというのも、なんかうれしい。
たんなる客の立場とはいえ、海外の店の人に覚えていていただけるというのも、そういうことなんだろうか?
あとは、自分とちょっと離れた場所にいる人と縁ができる。これも海外も含まれるという。
そういう出会いなどをチャンスとして生かせれば、いろいろ大成するらしい。
そんな感じなので、今のまま生活していこう(笑)
しかし、前にきたときより、ちょっと太ったねぇ・・・
と言われたのは、ショックといえばショックだった(悲)

占い後、美食区の方へ
雨が降ってきたので、屋台で売っていた傘を購入
結局使わなかったけど

美食区で、鼎邊趖と、蝦仁蛋炒飯を注文
チャーハンがうまい!
食べてる途中、寄付を求めるばーさまがきた。
とりあえず50元の寄付

蝦仁蛋炒飯
鼎邊趖

その後、もう食えないかなぁ・・・と思いつつ、せっかくなので別の屋台で棺財板を頼む。

台南の名物だけど、以前台南で食べたものよりうまい。
というか、重くない。
総合板というのにしたせいか、中身が通常のシチューではなくパイナップルが入っていたりで、さっぱりしている。
パンの部分も、揚げパンなのに軽く揚がっている。

棺財板

そういえば、新しい物といえば、「焼きそばパン」なるものがあった。
食べていないからどんなものかわからないけど・・・

まだ食べようと思えば、食べれそうだけど、気持ち悪くなりたくないので、食べるのをやめ飲食部の奥の方にある、雑貨店を軽くみて、士林を後にする。

台北駅に戻り、地下街と店を軽くみるが、特にそそられるものもないので、ホテルへもどることにした。
途中コンビニでお約束の買い物

時間はまだ20時
こんな時間にもどってくるのは非常に珍しい。
TVをつける。
クレヨンしんちゃん吹き替え版をやっていた。
しんちゃんの声とか、妙に日本の声優と似ていて不思議な感じ

たまたまNHKをつけると、日本の台湾統治の頃のことをやっていた。
せっかくなので見る。

特にやることもないので、ぼーっとしながら明日の準備をして寝ることとしよう