3日目
今夜は深夜に空港へ行くので、ギリギリまで寝ていた。
11:30過ぎにチェックアウト。
まず故宮博物院に行くために、MRTで士林駅まで。
士林駅を出てすぐのところのバス停からバスに乗る。
以前よりも案内板も出ていて場所がわかりやすくなっている。
結構頻繁に来るので、ちょっと待っていたらすぐに来たので乗り込む。
故宮博物院まで15分くらい。
バスを降りて中に入って驚いた。
バス停は地下1階にあたるので、地下1階のフロアに入ったのだけど、異常なほどの混雑。
それぞれに待合スペースが出来ていた。
しかしよく見ると、一般客ではなく団体客専用らしい。
確かにこのフロアには団体客用のチケット売り場しかないし・・・
そのほとんどすべてと言っていいくらい中国人団体客。
とても博物院とは思えないほどの騒々しさ。
チケットを購入したので、展示室入り口へ向かう。
そこには現在の入場者数が表示されていた。
混雑を避け1階の一般チケット売り場へ向かう。
さすがにこっちはさほど混んでいない。
チケットを購入。250元 以前よりも値上がりしていた。
さっそく中に入り順路通り3階へ。
3階から順に見て降りてくるのが一般的なのだが・・・
しかし3階の最初の入り口で、いきなり入場制限!
今まで何度か故宮に来ているが入場制限があったのは初めて。
これも中国人団体客対策のようだ。
最初の部屋は青銅器の部屋だったので、あまり興味もなく適当にスルー。
いくつか人が少なく制限のないフロアを見て順路に戻る。
しかしここで再び入場制限にぶつかる。
ここは翠玉白菜と肉形石のある部屋。
以前来たときは、翠玉白菜も肉形石も他の展示物と同じように展示されていたと記憶しているのだが今や特別室に展示されている。
しかも警備スタッフも多い。
翠玉白菜も肉形石は、今年日本でも神品至宝と言われ展示されていた。
10分とまたずに特別室に入場できた。
しかしガイドにつれられた中国人団体客が塊で動いている。
その隙間で見ることができたが、人が見ていても、平気で押しのけて前に入る中国人 しかもうるさい。
とても博物館とは思えないうるささだ。
それでも塊ごとに動くので1つの団体が動いたときに、近くによってじっくり見ることが出来た。
日本公開では4時間待ちで数秒しか見れなかったようなので、それよりはマシだ。
そういえばスタッフが全員撮影禁止の団扇みたいなカードを持っている。
以前なら見かけなかった光景だ。
団体がいる箇所を避けて、他のフロアも回る。
その後もいくつか入場制限があった部屋があった。
一通り周り階下へ。
他の中国人団体が来る前に巡って1階から外へ出る。
一旦外へ出て外観を鑑賞して再び中へ・・・
ミュージアムショップを覗いて何かめぼしいものないかなぁ・・・と、なんかいまいちだったので買わずにバス停の方へ移動。
するとここにも団体!
まさかこの連中を待って乗るのか??
と思っていたら、その団体の先に一般のバス停があったのでホッとして移動。
ちょうどバスが来たので、乗り込んだ。
バスで士林駅へ。
そこからMTRで鼎泰豐の忠孝店へ向かう。
この店自体は契約の関係で今日で閉店だという。
ならば最後の来ておこうと思い来てみた。
店の前につくと10分くらい待つと言われたので、大人しく待つ。
実際は5分程度で案内される。
注文したのは以下のような感じ。
泡菜、小籠包、蟹味噌入小籠包、牛肉スープ、A菜炒め
注文していないけど、トリュフ入り小籠包なんてのもあった。
普通の小籠包は、高いだけでそんなに美味しいとは思わない。
蟹味噌入の方はそれなりに美味しい。
個人的には鼎泰豐ではスープが好き。
鳥にしようかと思ったけど今回は牛のスープ。
A菜は初めて注文。美味しいけど、驚くほどでもない。
泡菜 65元だと。
屋台なら20元とか、下手すりゃ付け合せだろ。
ただ、高いだけあってサービスは徹底している。日本語も普通に通じる。
さて会計は・・・1300元弱・・・すばらしく高い。
その後、まだ出来てから行ったことのなかった、商業施設。
華山1914文創園区へ。
ここは光華商場のすぐ近く。
なんでも日本統治時代の酒工場の跡地のアート・イベント空間だそうだ。
なんかワンピース展をやっていた。
入り口で日本語で「いらっしゃいませ」と叫んでいるスタッフ。
さすがにそこまで日本人観光客はいないと思うのだが・・・
ここにライブハウス Lagasyもあった。
時間的にリハーサル中だと思うが音が漏れてきていた。
結局、ここはイベントスペースが集まっているだけみたいな場所なのかな。
催し物が目的でないと面白くはないと思う。
その後、行く予定はなかったのだけど、近くまで来たから光華商場へ。
途中のlenovoの店の前を通ったら、なぜか人が大勢集まっていた。
何かなぁ?と思ってみるとコンパニオンを取り囲んでの撮影会状態。
ばかでかいカメラで、妙に接写している・・・ いったい何を撮っているのやら・・・
しかし、それにも嫌な顔せずにポーズをとるコンパニオンはさすがだ。
光華商場に到着。
以前に来たときよりも、周辺の雰囲気が若干変わったかも。
とりあえず中に入り1階のフードコートで飲み物だけ買って少し休憩。
光華新天地ビルの上から順に見てくるけど、あまりおもしろくない。
特に何かを物色することもなく出ることにした。
やはり以前の怪しげで雑多な感じの方がいいなぁ。
外へ出てると前のテントでintelのキャンペーンをやっていて、カメラ小僧がコンパニオンに群がっていた。
何かいうたびに、小僧連中が雄叫びを上げる。
これは日本も台湾も一緒なのか・・・
MRTでそのまま西門まで向かう。
お約束の阿宗麺線を食べにむかった。
容器は変わっても、変わらぬ味がうれしい。西門でも特にやることもなくぶらぶら・・・そして中山へ。
帰る前に立ち寄ろうと思っていた元気養生会館。
店に近づくとオーナーである陳老師が「お久しぶりですね」と声をかけてくれる。
常連というほどでもないと思うけど、こうやって覚えてもらえるのはうれしい。
コースもいつもと同じ130分。
足裏~全身のコース。
三連休のためか妙に混雑 日本人がほとんどだ。
日本人御用達の店だから仕方が無い。
まず足裏から・・・マッサージを受けながら見ていると次から次へと客が入ってくる。
全身マッサージへ・・・
時間をちょっと長めにしてくれたみたい。
会計時に、今日はクーポン忘れたと伝えたら
「無くても大丈夫ですよ」
とクーポンと同じだけ割引してくれた。
とてもうれしい
23:00前になったので台北駅に戻る。
台北駅に戻りロッカーから荷物を取り出して帰国準備。
バス停に向かう前にマクドナルドで、ソフトクリームを購入。
食べながらバス停へ。
23:05発のバスが来たので、それに乗り込む。
そこから一路、桃園国際機場へ・・・
ちょうど24:00頃に空港に到着。
チェックインカウンターへ向かうが、チェックインは1:00からなのでコンビニへ向かう。
飲み物だけ買って、残ったお金を再両替。
チェックインカウンター近くで時間までまつ。
1:00になってチェックイン開始。
結構並んでいる。
チェックイン後に、荷物検査~出国審査。
特に問題なく通過して、搭乗口へ向かう。
3:00頃からの搭乗なので搭乗口前で時間をつぶす。
ボーっとしていると時間になったので搭乗開始。
満席だ。
定刻通りに離陸。
機内食はないのでライオンコーヒーとフレンチトーストセットを購入する。
フレンチトーストとブレッドプディングをホイップクリーム&メープルシロップで食べるのだが、なかなか美味しい。
ふと思ったのだけど、ライオンコーヒーはバニラフレーバー。
これはバニラエアだからなのか?
食後は税関申告カードを記入して、うつらうつら・・・
だいたい定刻通りに成田空港に到着。
前の座席なので早々に入国審査へ向かう。
特に問題もなく入国。
いつも通りスカイライナーで一路日暮里まで向かい帰宅となった。
バニラエア二回目の搭乗。
台北を深夜に出る飛行機があるのが、やはりうれしい。
だいたい最終日なんて夕方出発でもなければ、一泊するのも時間の無駄な感じだし今後も利用が増えるのではないかしら・・・