毎年お約束のお盆翌週の旅行。
今年は初ベトナム！ということでホーチミンへ行ってきた。
ベトナムは今までも何度か行こうと思ったけれど、なかなかタイミングが合わなかった。
しかし今年からベトジェットが就航したので行きやすくなった。
08月22日、初日。
前日にまさかのトラブルが発生。
帰宅が遅くなったので、準備が大変かなぁ・・・と思っていたのだけど、特に問題なく準備完了。
考えたら初ベトナムと行っても、今までのタイや台湾と準備段階では、何ら変わるわけもない。
最低限パスポートとお金があれば何とかなる。
いや・・・今はこれにスマホが必需品だ。
22日は始発の次の電車に乗って日暮里へ向かう。
いつものことだけど日暮里から京成スカイライナーで成田へ向かうためだ。
お盆の翌週なので、スカイライナー空いているかな・・・と思ったら意外と混雑していた。
休みをずらしている人か日本から帰国する人達なのだろう。
7時ちょっと過ぎに成田空港第二ターミナルに到着。
チェックインカウンターを確認してチェックイン。
航空券を受け取って、よく見ると・・・8:55発だったはずが、搭乗時間が09:20、9:40発に変更になっていた。
45分遅れか。
就航して、まだそれほど経っていないから仕方なかろう。
最終的には約90分遅れでの離陸となった。
ベトジェット自体は、一般的なLCCということで可もなく不可もなく。
時期的なものだろうけど、かなり空いている。
前から３列目だったけど、隣はいなかった。
CAのユニフォームが軍服のような感じなのは、ちょっと新鮮。
帽子もかぶっていたし。
離陸して約1時間後には、機内食販売。
事前予約しておいたものが配られる。
よくわからないまま注文したが、鶏肉のご飯
熱々で配られるのはうれしい。
その後は、いつも通りタブレットで映画を見て過ごす。
今回持ち込んだのは「ビブリア古書堂の事件手帖」
原作ファンだけど、予想より悪くない。
それなりに楽しめる。
比較したらダメだけどTV版がアレだったからなぁ・・・(^^;
約5時間半のフライトなので、もう一本見たかったけど、バッテリーが持たなかった。
さすがにタブレット自体が古くなってきているので仕方ないな。
14:05にベトナム、タンソンニャット国際空港に着陸。
当初の予定より、少しだけ遅れただけだった。
これなら、今後の日程にもさほど影響はないだろう。
飛行機から降りたらバスで建物まで移動する。
入国審査場に着くと、非常に混雑していた。
混雑するという情報は事前に知っていたけれど、これはきついな。
見ていると、1人1人にかかる時間が長い。
ビザ無で短期入国の場合は、帰りの航空券なり日程表なりを見せないとダメらしい。
そのためのチェックで時間がかかっているように見える。
いろいろ書類見せたりスマホ見せたりしている人も多かった。
40分くらいの待ちで自分の番となる。
最初からパスポートと一緒にEチケットの控えを提出したので、特に問題もなく入国。
現在入国カードの記入はないので、それは楽でいいな。
14:50過ぎには、なんとか通過できた。
税関を抜け到着ロビーへ出る。
こじんまりとしたロビーだ。
まずはベトナムドンの入手をしないとならない。
銀行はレートが悪くて、空港でもごまかす人がいるという情報があったので、銀行ではなくATMでキャッシングすることにした。
今回のために、海外キャッシングに強いと評判のセディナカードを作っておいたのだ。
ATMはいろいろあるけれど、CITIバンクのATMが6,000,000VDNまでキャッシング出来るという。
他のATMだと2,000,000～3,000,000VNDだというのでCITIバンクのATMでキャッシング。
6,000,000VDNで27,300円くらい。
事前に予算計算したらホテル代込でだいたい3万円くらいだろうということで、とりあえずこれだけキャッシングしてみた。
そして次にSIMカードの入手。
カウンターがいくつも並んでいるが、最大手らしいVIETTLEで購入。
5.5GB 無制限 通話無で250,000VND（約1135円）
ちょっと高い気もしたけど、とりあえずいいだろう。
空港を出てバス乗り場へ向かう。
これも扉を出たら目の前なので、すぐわかる。
当初、空港から市内へ向かうのにどうしようかなぁと思っていろいろ調べたのだが、バスかタクシーか送迎しかない。
タクシーはボッタくりも多いというし、送迎だとそもそも高い。
ならばバスか。
調べてみるとバスも簡単なことがわかった。
市内に向かうバスは３路線。
ベンタイン市場周辺に行きたかったので、ちょうどそこを通るバスがあった。
109番バス。
バス停を見つけて近くに行くとスタッフの方から、どこへ行きたいのか？と声をかけてきた。
ベンタイン市場まで！と答えると200,000VNDだという。
100円しないのだな。これは安い。
乗車券を買って、目の前のバスに乗り込む。
シートが少ないのは、旅行者向けにスーツケースとか置くスペース確保なのだろう。
バスが動き出して、路線図やgoogle mapなどを見ながら予定の確認。
ふと思い立って、ベンタイン市場ではなくて終点の9月23日公園まで行ってしまった方が楽だな。
ということで、終点まで乗っていた。
運賃は変わらず。
ベトナムを代表する軽食。バインミー。
ベトナムのサンドイッチとして日本でも広まっているらしい。
そしてホーチミンで一番美味しいという噂のバインミーのお店が、9月23日公園の近くにある。
そのために終点までバスで来たのだ。
バスを降りて徒歩５分ほど。
実際は途中で道を間違えたので15分ほどかかってしまったが、店はすぐに見つかった。
「BANH MI HUYYNH HOA」
店の前には行列が出来ており、人気なのがわかる。
でも基本的にバインミー１種類しかなく、テイクアウトのみなので回転は早い。
作っては渡し作っては渡しの繰り返しで、すぐに自分の番になった。
価格は42,000VND。
2年前に36,000VNDで昨年が40,000VNDだったということなので、ものすごい勢いで値上げしている。
他の屋台などで10,000～15,000VNDくらいらしいので、高級バインミーということになるんだろうな。
それでも現地の人が行列に並んでいるんだから、やはり美味しいのだろう。
テイクアウトなので、受け取ってからホテルへ向かう。
外で食べようかとも思ったけど、落ち着ける場所がなかったのでホテルで食べることにした。
そこからホテルまで徒歩で15分くらい。
途中で「人民委員会庁舎」の前を通るので中には入れないが撮影だけはしておく。
1区のドンゴイ通りのすぐ近くにある中級ホテル「May Hotel Saigon」
中級とはいえロビーにはグランドピアノが置かれていたりで高級感もある。
まずはチェックイン。
パスポートを渡したら、それはフロントで預かるという。
ちょっと驚いたけど、観光では必要ないだろうし、まぁいいだろう。
ここはカードキーなので、キーを受け取って部屋へ。
部屋も悪くない。
少しばかりくつろいで、さっき購入したバインミーを食べてみる。
バケットにハムや野菜パテなどを挟んだフランスパンサンド。
中身はかなりぎっしり。
大きいので、ちょっと量的に厳しいかなぁ・・・と思ったけど、全部食べてしまった。
思ったより重くないし。
日本でもバインミーを売っているお店があるようなので、今度行ってみたい。
そうこうしているうちに、部屋に電話がかかってきた。
フロントからだ。
「ツアーの迎えが来ています」
とのこと。
約束の時間より若干早いので、まだ部屋にいたのだけど、迎えの方が先にきたという。
それなら待たせても悪いので、早々にロビーに移動した。
ロビーに行くと、ツアーガイドが待っていた。
今日のツアーは
「水上人形劇とサイゴン川ディナークルーズ」
初めての国で時間も限られている場合は、やはりツアーが手っ取り早い。
ということで混成車に乗り込み、まずは水上人形劇の劇場へ向かう。
途中で何人か乗せて全部で7人のツアーだ。
夕方のホーチミン市内の渋滞は酷い。
なかなかバスが動かない。
間に合うのかな？と思っていたらガイドからスケジュール発表があった。
水上人形劇は開始が18:30から。
その後のディナークルーズは20:00から。
まだ18:00前だ。
徒歩でも10分程度で行かれると思われる劇場なので、多少渋滞しても問題ないな。
おそらく渋滞まで考慮したスケジュールなのだろう。
ちょうど18:00頃に到着。
【ロンヴァン水上人形劇】
見るとまだオープンしていない。
会場前で写真撮影を適当にする。
そうこうしているうちにオープン。
思ったよりステージ小さいなぁ・・・いやステージでなくてプールか。
ひな壇形式で200人くらいが入れる会場だ。
前から5列目くらいに着席。
悪い席ではない。
18:30、ほぼオンタイムでスタート。
水上人形劇は1000年も前から伝わる伝統芸能の一つ。
愛嬌のある人形を水中から操作する人形劇だ。
プールの両側で太鼓や笛で演奏、歌、セリフなどを入れていく。
16の演目で言葉はわからないけれど、プログラムを見ながら見るとなんとなく内容も理解できる。
「水牛とフルートを吹く子供」とか「ボートレース」とか。
本場はハノイの方らしい。
最後に人形操作しているメンバーが水の中から現れて終了。
何度も見るものではないと思うけど、一度は見ておいてもいいだろう。
19:20頃に人形劇が終了。
ガイドが慌てて呼びに来る。
次への移動時間が厳しいらしい。
確かにあの渋滞にハマったら間に合わないのかもなぁ
混成車でサイゴン川へ移動する。
実際には19:40頃に到着した。
まったく余裕だったな。
船に乗り込み着席する。
ツアーだけど、個々のグループで別テーブルに案内されたのはうれしい。
船の中では、バンドの演奏などが行われている。
しかしお客は少ない・・・
席についてすぐにドリンクのオーダーを取りに来た。
飲み物は別料金らしい。
パッションフルーツのソーダ割りのようなものを注文する。
その後、出航前だというのに料理が次々に運ばれてきた。
メニューは揚げ春巻き、豚肉巻き、鍋、海老、などなど
料理の名前はわからないけど、ベトナム料理だな。
デザートは、ココナッツのゼリーのようなものだった。
基本的に、どの料理も美味しい。
ベトナム料理は日本人に合う。
残念なのは出航前には、あらかた食べ終わってしまったこと。
これも仕方ないなぁ
20:10過ぎに出航。
食べ終わったら特にやることもないので、船内をウロウロ。
１階はバンド演奏で歌っていたが、ほとんどお客がいないので、ちょっとかわいそうになる。
我々がいた２階では、ギターとサックスによるインスト演奏。
こっちの方がツアー客がいるので、客もそれなりに入っている。
そんなのを見ながら船は20:50頃に着港。
終了となった。
混成車でホテルまで送ってもらう。
そして近くのコンビニに立ち寄り飲み物だけ購入して部屋に戻る。
そういえばこの部屋は珍しくバスローブがついていた。
明日は7:30には出発なので、早々に休むことにした。