【大岳鍾乳洞】2020年08月11日

いつもであれば8月は後半に、海外に行くようにしている。
お盆の間は、混雑するし旅費も高くなるので・・・しかし、今年は6月のタイを8月15日からに変更したのだけど、それもさらに10月に延期になった。
(実際10月も怪しいが)

しかも都内のコロナ感染者がさらに増えてきている状況。
正直、自粛しすぎてもどうかとも思うが、万が一ということもあるので、東京から出ないほうがいいだろう。
とはいえ、どこにもいかないのはつまらない。

ということで近場で自然!
自宅から約2時間で行かれる、東京都あきる野市
ここにある「大岳鍾乳洞」というところに行ってきた。

最寄駅を出発したのが10:30頃
さすがにそれほど混雑していない。
まぁ、そりゃそうだな。

巣鴨~新宿~拝島と乗り継いで12:19
五日市線の武蔵五日市駅へ到着だ。

武蔵五日市駅

思ったよりも人が多いぞ!?
人が少ないことを期待していたんだけどなぁ・・・

駅を出ると、すぐ目の前がバス停。
行列だ・・・しかも臨時バスが出るくらいの状況??

バスが到着。
なるほど、バス自体がかなり小さい。
ということは、普段はそこまで乗客がいないということか。

バスが出発・・・なんか動いていないなぁ・・・と思っていると、なんと渋滞!
なんでこんな場所が!と思ったが、おそらく秋川渓谷に車で行く人が多いということなんだろう。

実際バスも途中下車する人が多く、我々と同じ「大岳鍾乳洞入り口」まで乗っていた人は、我々以外2人だけだった。

渋滞にハマったおかげで20分遅れでバスは「大岳鍾乳洞入り口」に到着。
13:20頃。
バスの時間の関係で、元々滞在時間が短い。
そこに20分の遅れはかなり厳しい。

あまりのんびりもしていられないなぁ・・・と考えながら目的地の方に向かって歩き出す。
徒歩25分と書いてあったけれど、自然の多い道を歩いていくので、特に時間がかかった感じもしなかった。
何より、都心部で35度以上の気温だというのに、このあたりは25度程度だろう。
かなり涼しい感じで歩きやすい。

しばらく歩くと、工事現場のトンネルが出現
周りを見ると山を切り崩しているのか???

そんな状況だったけど、トンネルを抜ける。
すると、大岳キャンプ場が見えてきた。

何台かの車と共にテントを張っている何組かいた。
これはこれで楽しそうだな。

キャンプ場を超えると、大岳鍾乳洞へ到着。

大岳鍾乳洞は東京都内に残っている鍾乳洞2つのうちの1つ。
もう一つは、ガイドブックなどにも載っている日原鍾乳洞。

大岳鍾乳洞は日原鍾乳洞より規模は小さいが、あまり整備されていない岩穴を進むので、より冒険感がある。
昭和36年に発見され、手掘りで中に人が入れるようにしたものだそうだ。
その発見者夫婦の奥様、ユキばあちゃんは、100歳まで受付に立っていたという。
今は孫夫婦が経営をしている。
ということだそうだ。

ふむ個人的には、こちらの方が好きだな。

受付で入場料600円を払ってヘルメットを借りる。
最初は大げさだな・・・と思っていたが、これは必須だ。

鍾乳洞へ入っていく・・・
暗くて狭い!
暗所恐怖所&閉所恐怖症の人だと絶対無理だ。

また中はかなり涼しい。
約11度というから、むしろ寒いくらいだな。

入り口から入って少し進むと「チャレンジコース」と「通常コース」の分かれ道があった。

チャレンジコースとは、開業当初しばらくは使っていたが、通常コースと比べて狭くて危険だということで入れなかったコース。
幻のコースとも言われているらしい。
これが2019年8月から約30年振りに復活したという。

チャレンジコースに進んでも、通常コースに戻ってくるというので、チャレンジコースへ進むんで見る。
いや・・・これは確かに普通に歩くことは出来ない。
頭もぶつける。
ヘルメットがないと、かなり危険だ。
165cmで少々体格が良い普通体型?の私が通ることがかなり厳しい箇所があった。
大柄な人は、通れるのかどうか怪しい。

そんな約26mのコースだった。

通常コースへ戻ってきたが、通路がしっかり整備されているわけではないので、非常に進むのが厳しい。
しっかり足元を確認して一歩一歩進まないと、確実に転げ落ちそうだ。

今回、たまたまメガネを持っていった。
普段国内だと、あまりメガネを使わないのだけど、今回は持っていって正解だった。
もしメガネがなかったら、ぜったいどこかで転倒していたと思う。

当然のように観光客が少ないので、鍾乳洞内で他の人達と遭遇することは少ない。
足早に進もうにも、足場が悪くて進めない。
なので、前の人達に追いつくこともあまりない。
実際、中で他の人達に遭遇したのは、折り返し地点と出口だけだった。
この人の少なさが、より冒険っぽくていい。

今は整備されていないといっても、最低限のことはされているので、一応安全は確保されている。
しかしそうはいっても、もし中の照明が消えて他に誰もいない状態だったら昼間でも、相当怖いだろうな・・・
絶対に迷いそうだし。

そんな状態で約30分、約300mの鍾乳洞巡りを終了

時間を確認すると14:25
次のバスは14:56
30分しかない!

売店とか覗きたかったが、かなり厳しいので、あまり余韻に浸れないまま出発。
来た道をバス停に向かって戻っていく。

あまりのんびりもしていられないけど、川を見ると水遊びとかしていて涼しそうでいいな・・・

なんとかバス停には3分前に到着。
このバスを逃すと次は90分以上待つことになる。

ふと目の前を見ると、鳥居を発見!
「養澤神社」と書いてある。

時間を確認して・・・参拝できるな・・・

ということで、境内へ
中はかなりこじんまりした神社だった。

参拝を終えてバス停へ戻る。
すぐにバスが来たので、乗り込んで出発!

最初の20分の遅れがなければ、もう少しのんびりできたんだけどなぁ・・・などと考えながら、ボーっとしているとバスは五日市駅に到着。
時間を確認すると15:55
なんと帰りは60分かかってしまった!
どれだけ渋滞してるんだ・・・

このまま帰宅してもよかったのだけど、昼間からずっと動きっぱなしだったので少し休憩しよう。
ということで、駅前にあったカフェに入ることにした。

「山猫亭」

山猫と自転車がモチーフになっているっぽいお店だ。
ここのマスターが、めっちゃ腰が低くていい人!

我々の後に入店した方々、提供が遅くなるから出ようとしてたら、「お水だけでも飲んでゆっくりしていってください」って・・・

ここでは「あんずとココナッツのケーキ」「やまねこブレンド」を頂いた。
コーヒーが思いのほかコクがあって美味しい。

17時過ぎまで、お店でのんびりして駅へ向かう。
17:20頃の電車で一路新宿方面へ!

巣鴨についたのが19時頃。
帰宅してから食事とか面倒だな・・・ということで巣鴨駅前のジョナサンへ入店

一時間ほど滞在して、一息ついてから帰宅ということになった。