6:30に目覚ましが鳴る。
実際にはその少し前に目が覚めていた。
普段が4~5時間しか寝ていないので、22時頃に寝ると自然と早く目が覚める。
7:00頃には、朝風呂へ。
さすがに朝は長湯せずに、軽く湯舟に浸かるくらい。
部屋の温度が6度だったので、朝風呂がうれしい。
8:00頃に朝食。
準備が出来たと呼ばれたので昨夜と同じ梅の間へ。
シンプルな朝食。鮭にウィンナーなど実家の朝食を思い出す。
部屋に戻り出発の準備。
大涌谷は非常に寒いということなので、普段はしない重ね着。この時期に着れるような薄手のコートでもあればいいのだけど、そんなものはもっていないのでTシャツの重ね着。
パツンパツンになって動きにくいな。
ゴミも全部まとめて、なんとなく持ちかえることにした。
そして9:30ちょっと前に清算を済ませて退館。
おかみさんが外まで出て見送ってくれた。ほんとに民家のような旅館。非常に家庭的でのんびりできた。
昨日と同じバス停へ行く。
ここで9:40発の箱根登山バスを待つ・・・来ない。
結局10分ほど遅れてやってきた小田急箱根高速バスに乗る。
山の中を登っていき10:00ちょっと前には、桃源台に到着した。
バスを降りるとすぐに箱根ロープウェイの桃源台駅だ。
googleで経路を検索したら、一つ前の箱根レイクホテル前で下車しろと出てきていたのはよくわかない。
どちらにせよ、だいたい予定通りに桃源台駅に到着できたのでよしとしよう。
桃源台駅に入ると、券売機があったのでロープウェイのチケットを購入。
ほとんど人がいない。乗り場の方を見ても数人の客がいるくらいだ。
ふと見ると、なんかどこかで見たことのあるような人形が・・・エヴァンゲリオンの初号機だ。
調べてみると2020年に「エヴァンゲリオン×箱根 2020」というイベントを行っていたらしい。イベント自体は終了したが施策は継続中なのだとか。
で、なぜ箱根でエヴァなのか?
これも調べてみたら、エヴァの舞台である第3新東京市は箱根がモデルなのだそうだ。
TVシリーズしか見ていないけれど、そういわれればそんな風景があったような気もする。
そして桃源台駅では、NERV本部をイメージして、案内板もエヴァンゲリオン仕様となっているということだそうだ。
実施期間は2021年4月11日の時点では未定だということなので、まだしばらく展示しているのだろう
ロープウェイ乗り場に移動。
ほとんど客もいない状態なので、待たずに乗車。
18名乗りのゴンドラに、我々ともう一組の客で4名。コロナがなければもっと混雑していたのだろう。
それにしても感染防止からも静かに乗るのはいいのだけど、我々が写真を撮りまくっているのに、もう一組はおとなしい・・・なんとも微妙な空気感のまま大涌谷駅に向かう。
大涌谷駅に近くなって下を見ると・・・ものすごい渋滞が発生していた。
この車が全部、大涌谷に行くのだから結構混雑しているのか?とちょっと懸念。
そして約15分の乗車で、大涌谷駅に到着。
大涌谷駅を出ると壮大な白煙があがった絶景。
気温も5.8度とあったけれど、それほど寒くない。これなら重ね着しなくてもよかったかな。
そして思ったほど硫黄の匂いもしない。もっと匂いがきついと思っていた。
噴出する白煙は、ほぼ蒸気でこれを有効利用するために地下水を流し込んで温泉を作っているという。
ロープウェイから見た渋滞の割には人が少ないな。
おそらく敷地が広いために、少ないように見えているだけなのだろう。
「延命地蔵尊」の方まで行ってみる。
以前はここから噴煙地まで行かれたそうなのだが、2002年に土石流が発生して、現在でも噴煙地までは行かれないのが残念。
やっぱり大涌谷に来たからには、黒たまごは買っていこう。ということでくろたまご館で購入。
5個入りで500円。まだ温かい。
1時間弱の滞在で、そろそろ移動しようということになりロープウェイ駅へ移動。
当初バスで移動するつもりだったけれど、なんか時間が中途半端なので、ロープウェイ&ケーブルカーで移動することにした。
彫刻の森美術館に行くために、ロープウェイで早雲山駅に移動する。
まだ12時前なので下りに乗る人は少ない。
反対側で登ってくる人は、それなりに多いみたいだ。
早雲山駅に到着。
ここでケーブルカーに乗り換えだけど、その前にさっき購入した黒たまごを温かいうちに1つ食べてみる。
1つ食べると7年寿命が延びると言われている黒たまご。
くろたまご館のサイトによると
「延命地蔵尊」にあやかり「黒たまご」を食べると寿命が延びると言われるようになった。とあった。これはいいのだけど、7年というのは、縁起の良い数字としているの間にか言われ始めた。というのは夢がないな。伝説とか逸話などが欲しかった。
味の方は、食べ比べていないのでわからないけど、美味しいような気がする。
実際に検証するとうまみ成分がお湯で作ったよりも20%ほど高いそうだ。
食べながらケーブルカー乗り場の方へ移動する。
ちょうど発車の直前だった。のんびりと食べている場合ではない。
券売機にPASMOのチャージがあったから、PASMOを使えるのか?と聞いてみたら使えないんだと。
なんのためにチャージ機能があるんだろう??
とにかく急いで公園下駅までのチケットを購入する。
チケットを購入して、ホームに入ると発車ベルが鳴っていた。
しかしまだドアは開いておらず客は並んでいる状態だった。どういうタイミングでベルがなるんだろう??
ドアが開いて乗り込む。やはり下り側は、それほど人が多くない。
早雲山駅から公園下駅まで約8分。
当初乗る予定がなかったケーブルカーだけど、まぁこれはこれで乗れてよかったかな。
公園下駅で下車。
ここは無人駅なのかな。下車したらそのまま改札もなく外へ。
ここから彫刻の森美術館まで歩いていく。
途中でお昼を食べようと思っていたお店があったのだけど、なんと定休日。
不定休とあったが日曜に休むということはコロナの影響なのだろうか。
どうしようかな・・・と思ったが、もう一軒行ってみようと思っていた店が近くにあるので、そちらに行くことにした。
彫刻の森美術館の前を通り過ぎて数分いったところにある、レストランおもと
1963年創業の古き良き洋食屋さん
看板に元祖カツカレーと書いてあったので、食べてみたかった。
でもまぁ、実際には東京・神保町のキッチン南海とか1960年創業だし1948年に銀座のグリルスイスがあったりで元祖というにはちょっと弱いけれど、一応創業時からの看板メニューなのだろう。
ちょうど12時頃に入店。
他の客は1組のみ。アクリル板がしっかり設置されている。
席に着いてカツカレーを注文。
おかみさんが水を持ってきてくれたけど、実は水はセルフサービスだった。
気付かなくても申し訳ない。
非常に気さくなおかみさんが印象的。福島館もそうだったけど昭和のお店そのままなのが懐かしくも心地よい。
カツカレーが出てきた。
カレーは後味がピリっとくるくらいで甘口。カツは薄めだけど、サクサクな軽い感じで美味しい。
見た目ほどボリュームがないので、若い人にはちょっと物足りないかも?私はちょうどよかった。
そういえば大涌谷でもカツカレーが人気メニューとなっていたけど箱根ではカツカレーが名物なのか?
カツカレーを食べながら、彫刻の森美術館のチケットをWEBで購入。
WEBだと100円割引になる。何よりも入口でチケットを購入しないでスマホを見せるだけで入場できるのが楽で良い。
彫刻の森美術館へ移動。
特に行列などもなく、入口でスマホを見せ入館。
箱根 彫刻の森美術館といえば、80年代に毎日のようにTV CMを見ていて完全に刷り込まれていた。
なので、機会があれば行ってみたいと思っていた美術館だ。
敷地面積が約7万平方ということで、やはり広い。
美術館というよりも公園のような印象だった。実際「彫刻庭園」の形式ということなので公園のイメージで正解なのかもしれない。
途中では子供が遊べる施設もあり、子供も楽しめるだろう。
それにしてもCMで見ていた彫刻の実物を見れるのもなんとも感慨深い。
とにかく広いので、見落としている展示物もいくつもあるかもしれないけれど、2時間弱でだいたい一回りして出入口のある新館へ。
この中にある彫刻の森ダイニングで休憩をとることにした。
ケーキは2種のチーズケーキと、本日のケーキの2つのみ。
本日のケーキはビスタチオのケーキだったので、それとコーヒーを頂く。
ダイニング内も広くて隣とのスペースがかなりある。
これはコロナ関係なくこういう配置なのだろうな。
とても落ち着いた雰囲気でくつろぐことが出来た。
15時頃には店を出て美術館を退館。
あとは帰宅するだけだ。
美術館から徒歩15分程度のところにある二の平入口というバス停からバスに乗る。
バスは10分遅れほどで到着。乗車したら、まさかの大混雑。
とはいえ乗らないと帰れないので仕方なく乗車。
このまま小田原まで立ちっぱなしは嫌だなぁ・・・と思っていたが、箱根湯本駅で半分以上が降車。
ホッとして着席。
このまま小田原駅まで向かう。
小田原駅に到着後は、ちょうど乗り継ぎのタイミングが良いので、そのまま小田急線にて一路新宿へ。
あとは日常のルートでの帰宅となった。
自宅についたのは19時頃だったかな。
お疲れさまでした。