部屋が寒すぎて何度か目を覚ます
エアコン18度設定で、なぜかリモコンがない。
おそらく掃除をした時に、そのまま持っていってしまったのではないかな。
最終的に起きたには6時頃。
だらだらとしながら、昨日買っておいたサンドイッチとおにぎりで朝食。
t-moneyが購入できなかったし、細かいお金もないのでバスに乗れないな。
それじゃUberを呼べばいいか。
ということで、チェックアウトの準備をしてチェックアウト。
カウンターに誰もいなかった。
満室の札がおいてあった。
きっと、ここはラブホテルのような用途で使われているのだろう。
チェックアウトは、カードを返却するだけでいいみたいだ。
外に出てUberでタクシーを手配をする。
が、しかし電話番号での認証が必要だと。
このSIMカードは電話もSMSも使えない。
まいったなぁ・・・
と、思案しているとちょうど流しのタクシーがやってきた。
スマホで行きたい場所の文字を出して見せるとOKだという。
ああ、よかった。
タクシー乗車して約25分ほどで目的地の「上党山城」に到着する。
料金は10600ウォン。約1200円。
安いね。流しのタクシーだけどUberとほとんど変わらない。
いろいろ運転手は説明してくれるにだが韓国語なのでさっぱりだ。
「韓屋マウル土俗飲食村」の前で停車。
とりあえずお金払って降車する。
貯水池に沿って、上党山城の下へ。
そして階段を登っていく。
ちょっときつい。
むしろ整備されていない、階段横の山道の方が楽だ。
10分ほどで、上党山城の正門に当たる「控南門」に到着。
正門だけあって、写真でよく見る門だ。
そして城壁がぐるっと続いているのが見える。
小さい万里の長城のようだと言われているが確かにそうかもしれない。
上党山城は、高麗時代に編纂された「三国史記」に、統一新羅(紀元前57年~935年)初期に当時の将軍、キム・ユシンの息子が築いたという記録が残っているという。
16世紀の修築、18世紀に行なわれた石城への改築工事などを経て今に至るのが現在の上党山城。
城壁の一周が約4km。
歩いて回ると1時間半らしい。
さすがに今回は、そんな時間はない。
身体もきつい。
でもまぁ、とりあえず次に進んでみよう。
ということで、城壁の上を進んでいく。
上り坂になっているのが、ちょっと厳しいな。
到着したのが「南暗門」
名前の通り、目立たないように設置されたものなので、ただのトンネルのようにしか見えない。
ここから次の門までは、ちょっと距離がある。
おそらく行って戻ってくるのに時間がかかるな・・・
この後のことを考えると、ちょっと厳しいので、ここで引き返すことにする。
ほんとに一部しか見てないのは、残念な気もするが。
来た道を戻る。
階段を降り貯水池を渡ると、東将台があるという。
それほど距離はないので、そこへ行ってみることにした。
丘のようなところ登っていくと・・・
あら?
改装中??
シートで覆われてまったく見えない状態になっていた。
なんか残念。
しかたないので「韓屋マウル土俗飲食村」の方へと戻る。
来た時のタクシーのお釣りがあるので、戻りはバスで行かれそうだ。
なのでまず時間を確認する。
ここからのバスは45分に一本の割合くらいしかない。
あと10分くらいで出発かな。
乗ってもよかったのだけど「韓屋マウル土俗飲食村」を見て回りたかった。
それじゃ次のバスにしようと見送ることとした。
「韓屋マウル土俗飲食村」
全部は回らないけど、少し入ってみると・・・あまり見るところもない。
ここで食事でもするのならいいけど、そうでないといまいちだな。
次のバスまで、あと30分くらいか。
カフェもあるので、入ろうかと思ったけれど30分だと、ちょっと厳しい。
結局バス停のベンチで次のバスを待つことにした。
バス停に行くと、すでにバスは来ている。
しかしドアは開いていない。
時間になったら開くのだろう。
ベンチで腰を下ろして、しばらく休憩だ。
10:20頃、運転手が戻ってきた。
ドアが開いたので、お金を払って乗り込む。
1500ウォン。
硬貨もあったので、ちょうどの金額を料金箱に入れる。
10:30頃に出発した。
戻りも20分くらいだ。
ソンアン通り近くの、地下商店街というバス停で降車する。
地下商店街という名前だから、やっぱり地下商店街があるのだろう。
確かに地下に行く階段がある。
ちょっと覗いてみよう。
と、階段を降りていく。
薄暗い地下は、誰もいない。
店らしきものはあるけれど、全部閉まっている。
きっと出来た時は賑わっていたのだろう。
なんかわびしいね。
地上に戻って、少し早いがお昼と食べにいくことにした。
ここから、ほど近いところにある「西門うどん」
1962年創業というから、60年以上の老舗だ。
ここも、ドラマ「製パン王キム・タック」でロケ地に使われた店だ。
ドラマ内で出てきた、麦パンを買うことが出来る。
事前に調べたところパンを買う場合は、先にショーケースの中から選んで買えとあった。
なので、店内に入り、まず右側のショーケースの前に行く。
そして「キム・タック ポリパン」を2つ購入。1つ3000ウォン。
以前は2500ウォンだったから、結構な値上げにに感じる。
店員さんは、買ったパンを袋に入れている。
そこで、ここで食べていくとなんとか伝えると1つだけ袋から出して皿に乗せてくれた。
ハサミも一緒に。
大きいからハサミで切れということなんだろう。
あと、うどんも注文する。8000ウォン。
「うどん」で普通に通じる。
とりあえずパンを持って座席につく。
どうやら店内で食べる場合は、座席注文で良かったらしい。
パンを注文する場合は、ショーケースをみないと何があるかわからないから席に着く前に注文しろということだったのかな。
座席についてしばらくすると、うどんが来た。
これは・・・でかい!
2玉分はあるんじゃないかな。
さっそく頂こう。
刻み海苔と、葱に油揚げが乗っているシンプルなうどん。
少し甘みのある出汁。
日本では食べたことのない味だけど、優しい甘みで悪くない。
一緒に出てきたのが、キムチではなく、たくあん。
これも韓国では珍しいような気がする。
ここのうどんは、初代が日本でうどん作りを学んで、韓国人の口に合うように改良してきたものだという。
もしかしたら、たくあんも日本の影響なのかもしれない。
そしてポリパンをハサミで小さく切る。
こちらでは、なんでもハサミで切るのね。
コーンが入っていて、ほんのりと甘い生地。
でも素朴な味だ。
当初は、パンは2つとも、ここで食べるつもりだったけれどとても無理。
2人で1つで充分な大きさ。
なので、1つは持って帰ることにした。
完全に食べすぎだな。
そういえば、隣の席に座っていた韓国人女性。
うどんの半分は残していた。
ほんとに量が多かった・・・
会計を済ませて外へ。
バスの時間まで1時間ほどある。
しかしこの辺だと特に見て回るものもない。
一応、google mapで史跡として表示されているところがある。
そんなに遠くないから、とりあえず行ってみよう。
清州中央公園
その公園の中にあった清州邑城。
詳しいことはよくわからない。
公園を出て、ソンアン通りの方へ向かう。
少ないなりに、昨夜よりは人は多い。
若者も結構いる。ショッピングセンターっぽいものもあるから、この辺に集まってくるのだろう。
カフェにでも入ろうかと思ったが、ちょっと時間が足りない。
ドリンクスタンドのようなところで、何か買おうと思ったら現金が使えない??
もしかしたらカウンターで現金を受け付けていたかもしれなけど、並んでいるからそれも面倒になった。
時間が中途半端すぎる。
それじゃ、コンビニで何か買うかということで、バス停の方へ向かう。
途中でコンビニがあったので、
諦めてバス停の方へ向かう。
結局、コンビニで飲み物を購入して、そのまま店内のイートインスペースで時間をつぶすことにした。
時間になりバス停へ向かう。
コンビニから数分だ。
表示を確認して当初は747バスに乗るつもりだったけど、
その前に506バスが来る。
これでも行かれるので、そっちにしよう。
バスが到着したので乗り込む。
赤バスなので1900ウォン。
約25分で五本松駅へ到着した。
ここからKTXに乗るが、チケットは予約済。
初めての場所で、しかもバスだったので余裕を持って来たけれど、到着したら出発までやる事がない。
ここでも時間を持て余す。
ラウンジもあったが、ソファは全部埋まっていた。
切符売り場の方のベンチでしばらく待って、10分前になったらホームへと移動した。
KTXは全席指定で信用方式とかいうので改札がない。
なので直接ホームに向かう。
ホームの一番端が予約した車両だったので、乗車位置に到着してすぐくらいにKTXが到着した。
結構ボロい?というか汚れている?
乗り込むと、ほぼ満席だ。
これも当日だと買えないという情報があったから事前予約しておいて正解だった。
五本松駅を出発。
約1時間でソウルへと到着した。
ソウル駅でKTXを降りて出口の方へ向かう。
すぐにメインのフロアに出た。
そして地下鉄の4番線に向かう。
思ったよりもわかりやすかった。
切符売り場でチョンムロ駅までのチケットを購入。
1500ウォンと保証金が500ウォン。
そしてホームへと向かう。
電車は結構混雑している。
でもまぁ、ソウルからチョンムロまでは3駅だけ。
なので数分で到着する。
チョンムロ駅で降りたら、地図に従って明宝アートホールへと向かう。
出口から一本道なので迷うこともない。
道を歩いていると、日本語が聞こえてくる。
さすがにソウルは日本人観光客が結構多い。
5分程度で明宝アートホールへ到着。
ソウルでの最初の目的であるノンバーバルショーのSHEFを観るためだ。
会場に到着すると16:10過ぎ。
ちょうど良い時間かな。
地下3階が会場なので、階段で降りていく。
子供の団体が来ていた。
子供をかき分けて受付に。
誰もいない?と思ったらすぐに出てきた。
予約確認票を渡すと、すぐにチケットを渡してくれた。
お、なんと最前列だ。
これまで、ソウルでいろいろなショーを見ているけれど、最前列はおそらく初めてではないかな。
二列目というのはあったけど。
トイレに寄ってから会場内へ入る。
さすが最前列。
目の前がステージだ。
ステージセットにはBIBAPの文字。
まぁ「CHEF:new brand of BIBAP」というくらいだから基本はBIBAPなんだな。
ほぼ定刻通りショーはスタート。
ほとんどの音をボイスパーカッションで行うというのは、ちょっと珍しい。
そしてダンスもあり、コーラスもありで面白い。
寿司、ピザ、ヌードル、ビビンバと料理をテーマにしたショーが進んでいく。
2人のマスターシェフがいて、テーマ毎にどちらのシェフが料理するか観客に選ばせる。
そして料理を作っていく過程を面白おかしく表現する。
で、テーマ毎にお客さんもステージにあげられていくと・・・
ヌードルの時、まさか選ばれてしまった。
いや、まいったな。
まずシェフを選ぶ。
どちらが良いか聞かれたけど、こちらで答える前にどんどん進んでいく・・・
その後料理が完成した後に、ステージに上げられた。
ステージ上がると、まずは他の出演者に合わせてダンスというか妙な動き。
そしてヌードルの香りを嗅いだら、感動で倒れるということをやらされてしまった。
しかし素人のおっさんをいきなりステージにあげても、当然合わせられない。
もちろん、その合わないのだろう。
客席からは笑いが聞こえてくるから、まぁ、しらけずによかったかな。
記念に、ロゴ入りのボトルをもらった。
ショーが終了したら撮影会だ。
せっかくなので出演者全員と集合写真を撮ってきた。
そして会場の外へ。
食事の前にホテルへチェックインしよう。
ということで会賢駅近くのホテルまで歩く。
だいたい15分かな。
特に迷うことなのく、ホテルもすぐに見つかった。
Hotel Cozy Myeongdong
雑居ビルのようなところの、上がホテルになっているようだ。
エレベーターで10Fのフロントへ向かう。
エレベーターが開いて中に入ると
あれ?
誰もいない。
テーブルにメモと一緒にルームキーが置いてある。
メモには「チェックインしたらLINEかメールで連絡をください」と書いてあった。
よくわからないが、勝手に部屋に入っていいらしい。
部屋に入ってから、とりあえずLINEでチェックインしたということを伝えた。
どうやら、コロナ対応で対面での受付を中止しているようだ。
一応、チェックインしたから夕食を食べに行こう。
ホテルを出て、明洞の繁華街へと向かう。
さすがにこの辺は人が多い。
屋台も以前とはだいぶ様子が変わっている。
以前だったら、ホットクとか沢山売っていたのだけど、今回は一軒しか売っているとこを見なかった。
妙に多かったのは、四角いマシュマロの中にアイスを入れて表面を焼いたスイーツとか、エビフライ、明洞餃子とかかな。
何を食べようかと迷ったが、久しぶりの韓国なので、参鶏湯を食べることにした。
なんか身体によさそうだし。
過去に数回行っている百済参鶏湯に入る。
ここは、烏骨鶏の参鶏湯や、希少な野生の高麗人参である山参培養参鶏湯などがある。
過去に両方とも食べたことがあるが、特別に美味しいとか身体によさそうとか実感できなかった。
それじゃ、普通の参鶏湯でいいや。
ということで普通の参鶏湯を注文。2000ウォン。
おそらく常に煮込んでいると思われるくらい、注文後すぐに運ばれてきた。
当初、サイドメニューも頼もうかと思っていたのだけど、これは無理だ。
量が多い。注文しなくて良かった。
参鶏湯だけにしよう。
あ、コーラは頼んだ。
やっぱり骨が多いので食べづらい。
骨を取りながら食べていく。
途中、中国人の横柄な客がやってきたが、店員さんはさすがだな。
さっきまで我々のところで日本語で対応していたと思ったら、今度は中国語で対応している。
ここでホテルのスタッフからLINE。
チェックイン了解という返信と、朝食の時間を教えてくれということだった。
7時半が朝食スタートだというので、その時間に行くと返信をした。
食後は、明洞の通りを少しばかりブラブラ。
途中で、チーズ焼きと、海老焼きを購入。
我ながらあれだけ食べて、よく食べれるものだ。
その後、コンビニに立ち寄り飲み物だけ購入。
そしてホテルへ戻る。
コンセントがなぜか使えない?
スマホの充電ができないなぁ・・・と思って棚を開けたら、変圧器が入っていた。
これだけの変圧器を使わないとダメって、なんかすごいホテルだな。
明日は、再び清州に戻り帰国だ。
チェックアウトの準備だけ簡単にして、ベッドで横になった。
疲れ切っていたためか、そのまま寝落ち・・・
しばらくして目を覚ましたのでシャワーを浴びてから、再びベッドに入っていった。