恒例の10月温泉。
今年は、どうしたものかなぁ・・・・と結構ギリギリまで思案していたけど四万温泉に決定。
これまで行ったことのない温泉だ。
いろいろ調べると、思ったほど遠くない。
なので、出発も少し遅め。
自宅を出たのが9:50頃だった。
近くのバス停からバスに乗って、まずは成増駅へ。
ここから東武東上線で川越に向かう。
予定より少し早かったので、途中であえて急行から各駅停車に乗り換えた。
その方が座って行かれるというのもある。
そして10:45頃に川越駅に到着だ。
少し早めのお昼と食べてからと思ったのだけど、お店は11時から。
まだ少々早かった。
でもまぁ、銀行に寄ったりしていたら時間は過ぎるものだ。
それにしても、川越駅もだいぶ変わったな。
最近は、川越に来るときは隣の川越市で降りていたから、川越駅はおそらく10年近く振りだ。
もちろん川越に住んで頃とは、まるっきり違う。そりゃまぁ30年近く前だから当然だな。
さて行ってみようと思っていた駅から数分のところにある沖縄料理のお店。
「おいしい時間」

ここだろうと思う場所はすぐにわかった。
だがしかし、店が見当たらない。
おかしいなぁ・・・と、よく見ると小さい看板らしきものを発見。
これは気が付きにくい。
一階はカフェなので、そっちばかり目立ってしまっている。
まぁ、そのカフェも良さ気なので、また川越に来た時は寄ってみてもいいかもしれない。
で、そのビルの3階に上がる。
入口前に来ても、ちょっと悩んでしまったが、間違いなさそうだ。
11時開店で、11時10分頃に入店。
すでに3組ほどお客さんがいた。
席について、メニューを確認。
なかなか良い感じだ。
初めての店なので、人気No3の沖縄定食を注文する。
人気No.1のラフティー丼定食とか、食べたかったが丼物だと、ご飯の量がきついので、諦めた。
タコライスもいいかもしれない。
しばらく待っている間にも、次々とお客様がやってくる。
やっぱり人気店なんだな。
そして出てきた。沖縄定食。
ご飯は少なめにしてもらった。
沖縄そば、やさいチャンプルー、久米島産のもずく、もずくの天ぷら、ジーマーミ豆腐、漬物

個人的には、もずくと、沖縄そばが非常に好みだな。
最近は、毎日パックのもずくを食べているが、まったくの別物だ。
沖縄そばも、出汁が良い。乗っている三枚肉も味が濃すぎないがうれしい。
サイトを確認したら、店主は沖縄県西表島で料理をしていた人だという。

とても満足して、店を出る。
ちょうど12時頃だ。
ほぼ満席だけど、テーブル間も広いので、あまりぎっしりしている感じがないな。
これもまた心地よく感じる理由だろう。
そのうち、また来てみよう。
店を出て、駅前のバス停へ。
これから約2時間30分バスに乗るので、その前にコンビニで飲み物だけ購入する。
バス停には、5~6人並んでいたので、その後ろに並ぶ。
しばらく待っていると、バスがやってきた。
あ、でもこれは行先が空港なので違う。
並んでいた客は、ほとんどそのバスに乗り込んだ。
なので、順番的には先頭になった。
そこから、またしばらく待っている。
予定時刻を過ぎても来ない。
乗り場を間違えたか?そんなことを思うくらい遅れていた。
結局10分近く遅れてバスが到着した。
我々を含め、数人の客を乗せて川越を出発。
車内はガラガラに近い感じだな。
車内アナウンスがあったが、道路がかなり渋滞しているらしい。
そのために遅れたし、この先も相当遅れる可能性があるとのこと。
まぁ、この先は特に時間厳守の予定はないからいいかな。
車内では特にやることもないが、スマホで「SPY×FAMILY」を全話一気読み!
2/3くらいは読んでいたけど、残りがアプリで読めたので、これはラッキー。
途中の上里SAで20分ほどの休憩だ。
トイレに行って身体を伸ばす。
そして再びバスで目的地へと向かった。


結局、当初の予定よりも1時間ほど遅れて、四万温泉にある、山口というバス停へ到着した。
四万温泉の中ほどにあるバス停。

バスを降りたところには、この辺では唯一のコンビニ?
いや「コンビニの様になってしまったわしの屋酒店」があった。
わしの屋の看板の下の「ヤマザキショップ」の方が、目立ってしまってる。


ここで水と、摩耶姫ちゃんサイダーを購入する。
摩耶姫ちゃんは、四万温泉の公認キャラクターで、四万温泉に伝わる摩耶姫伝説をもとにキャラクター化されたものらしい。

そこから2分ほど。
路地を四万川の方へ降りていく。
「つばたや旅館」

今回の宿泊地だ。
1日4組限定で、自家源泉100%かけ流しの温泉。
そして四万川のすぐ横に、手作り露天風呂がある温泉旅館だ。
いわゆる観光旅館ではなく、ほんとに静養するといった感じの旅館。
部屋に入って、窓から覗くと、目の前に四万川。
そして、下を見ると露天風呂が丸見えだ。
これは人によっては入れないかな。

露天風呂には、ちょうど誰も入っていなかったので、ならば入ろう!
と、一息つく間もなく、浴衣に着替えて露天風呂に向かう。
部屋が2階だっただが、2階から直接階段で露天風呂に行くことが出来た。
狭くて急な階段を降りていくと、露天風呂の横の脱衣所っぽいところがあった。
そこで、浴衣を脱いで、湯舟に。
あー
これは温度という湯量といい最高だな。
そして何より、川の横で仕切りらしい仕切りもない完全に外という解放感も良い。
実際のところ、同じ群馬でも草津や伊香保に比べたら、全然人がいないので、覗かれることもなかろう。
それに男の場合は、別に覗かれたところで、気にもならない。
女性の場合は、多少気になるかもしれないが、気になる場合は、タオルを巻くか湯あみ着を着ていれば問題なしだ。
この露天風呂は、貸切にはできないらしい。
なので混浴だということなのだが、一応譲り合って入るようにと注意書きが書いてあった。
1日4組しか客がいないし、そうそうかち合うこともないと思う。
さてwikiによると四万温泉は「四万の病を癒す霊泉」に由来するとの説があり鎌倉時代から知られている。
開湯されたのはと奈良時代末期~平安時代初期だと伝えられている。
そして胃腸病に効く「日本三大胃腸病の名湯」と呼ばれてきた。
1954年に国民保養温泉地の第1号に指定されている。ということだ。
30分ほど湯に浸かり、部屋に戻る。
時間は17:30過ぎだ。
18:00頃から食事だということなので、しばらくゴロゴロと畳に転がっていることにした。
18:00過ぎ、夕食が運ばれてきた。
久々の部屋食だ。

お膳に乗せられた料理と、ご飯のお櫃を持ってきてくれた。
いわゆる温泉旅館にありがちな、やたら派手で量が多い食事ではないとことがうれしい。
家庭料理を少々豪華にしたような感じで若者には物足りないかもしれない。
だけど、個人的には料理ではなく温泉目当てだから、むしろこういう方が良い。
ただ、唯一部屋食の時に問題点は、ご飯がお櫃で来ること。
確実に半分くらい残してしまうから、もったいない。
普段よりは、多めに食べたけど、そこだけは残念。
食後には、内湯の方へ入る。
こちらは入浴中の札をかけて貸切。
内湯も良い感じだな。
ここの温泉は飲めるそうなので、ここでコップ一杯ほど飲んでみる。
風呂上りは、特にやることもないので部屋でゴロゴロ。
あとは寝る前に、また露天風呂に行ってみるかなー
まどを開けておくと、四万川の音が結構聞こえる。
人によってはうるさいと感じるかも。
窓と襖を閉めれば、そこまででもないかな。
なんだかんだと21時半頃。
ちょっと覗いてみると、露天風呂には誰も入っていないみたいだ。
ならば寝る前に一風呂浴びよう。
ということで、露天風呂へ。
2階から露天風呂に続く階段が、夜は暗くて結構危ないかも。
浴衣の裾を引きずってしまうから、裾を踏んで転倒したら落ちるんじゃないか?
誰も入っていない、夜の四万川の川沿い露天風呂。
川の音を聞きながらのんびりと湯に浸かる。
いい感じだな。
ふと見ると旅館の窓から光がこぼれている。
下から見えるということは、反対側も見えるということだ。
まぁ、夜だと暗くて人がいるということくらいしかわからないと思うが。
30分ほどで部屋へ戻る。
まだ22時過ぎくらいだけど、今日はこのまま寝ることにしよう。