【新竹】2024年12月13日

2024年12月20日

毎年12月に行っている旅行。
今年は航空券が取れなかったので、やめようと思っていたら、たまたま台湾行き航空券がセールで入手できた。
台湾は9月に行っているから、どうしようかなぁとも思ったけど、せっかく入手出来たのだから行くことにした。
今年3回目か。

13日は木曜だ。
仕事終了後に23時ちょい前に自宅を出発。
終電で羽田空港へ向かうが、さすがに寒い。
昨年の同時期の台湾が暑かったことと、天気予報を確認したところ、コート類は邪魔になるだろう。
ということで、パーカーにジャケットというスタイルで出発。
一応カイロを貼っているから、短時間ならしのげるかな。
この日は昼間強風だったから、心配していたのだけど、幸いそこまで酷くはなかった。

駅まではきつかったが、電車に乗ってしまえば寒さはだいぶマシになる。
0:20頃羽田空港へ到着。
前回より人は少ない感じだな。
年末は混雑するだろうが、その前の静けさという感じなのかな。

羽田空港

トイレに寄りつつ、カフェカーディナルへ。
モスバーガーが平日は21時で閉まってしまうので、他に選択肢がない。
いや、到着ロビーにタリーズもあることはあるが、ちょっと違う。
他は寿司屋やラーメン屋だ。

カフェカーディナル

カフェカーディナルでは、選択肢が少ないので今回の注文。

スパイシーチーズドック
コーンポタージュスープ
ナチョス

いつもは、カーディナルドックなのだが、今回はスパイシーチーズドッグ。
ホットドッグは、この2種類しかない。

それにしても、今回対応した店員の態度が悪い。
こっちの話を聞いていない。
注文の途中で何も言わずに他の客対応を始める、
「以上で」と行ったのに他のものを勧めてくる、
精算前にカウンターからいなくなる・・・
しかも無愛想だからいただけない。

とりあえず店員の対応は悪いが、余裕がなかったのだろうということにしておこう。

ナチョス・スパイシーチーズドッグ・コーンポタージュスープ

スパイシーチーズドッグは悪くない。
安くもないが、空港だと考えたらこんなものだろう。

1:30過ぎまで店内で時間を潰す。
その後、到着ロビーへ移動。
いつもの通りシャワールームへ。

シャワールーム

30分 1500円のシャワールーム。
冷えた身体に熱いシャワーが心地よい。
一応30分だけど、実質40分くらいは使用できる。
チェックインの行列も予想して2:15にはシャワールームを出た。

5:00の飛行機なので、チェックインは2:30からだ。
出発ロビーへ戻り、タイガーエアのチェックインカウンターへ向かう。
すでにそれなりの行列が出来ていた。
タイガーエアは台湾発だとオンラインチェックインが出来るが、日本発はカウンターに並ぶしかない。
大人しく並んでいると、少し早めにカウンターがオープンした。
これは嬉しいね。
まぁ、実際のところ行列待ちといっても5分程度だから、さほど気にもならないのだが。

チェックインが完了したので、早々に荷物検査に向かおう。
こちらは全く並んでいない。
待つこともなく、サクッと検査終了。
そしてイミグレーションへ。

自動化ゲートが閉まっている???
いつも顔認証の自動化ゲートを通過するのだが、なぜか閉まっている。
その先にある窓口からスタッフが声をかけてきた。
「登録してあればいいですよ」
ん?
登録ってなんだ?

よくわからないので、スタッフのいる窓口へ向かう。
聞いてみると、指紋登録というのがあるらしい。
そんなの知らん。

で、この日は時間が遅いので顔認証は閉めているのだとか。
うーん、9月に同じくらいの時間で顔認証したのだがな。
窓口で手続きをしてくれるというので、パスポートを渡して出国処理は完了。

そして搭乗口へ。
ボーッと待って4:15の搭乗開始時間になったら、アナウンスがあった。
搭乗が遅れて4:55からだと。
いつもの事だから、あまり気にもならなくなった。

搭乗口

実際には4:45に搭乗開始、そして5:15に動き出した。
出発が15分遅れですんだのだから良しとしよう。

離陸してすぐに意識がなくなった。
最近、遅い時間まで起きているのが結構きついからなぁ。
7時くらいには目が覚める。
現地時間だから3時間くらいは寝たようだ。
そしてSIMカードを入れ替える。
最近は、完全にamazonで事前に買うようになってしまった。
現地で買うより安いし、手間が省ける。
最近はeSIMが増えているので、普通のSIMだと逆に現地で買うと面倒なのだな。

8:05に桃園国際空港へ着陸、8:18に飛行機を降りることができた。
バスでターミナルへ運ばれて、入国審査へと向かう。
ここは、さほど並んでいない。
数分で通過できた。

イミグレーション前 クリスマス仕様

まずは台湾ドルの入手。
いつも通りATMでキャッシング。
今回は6000TWDで大丈夫だろう。

桃園空港

そして桃園空港MRT乗り場へと移動。
Easycardへのチャージしなくてはならない。
今回は予定だと500TWD程度のはずだから、それだけチャージすれば良いな。
しかし券売機だとお釣りが出ない!
ATMでのキャッシングだと細かいのないから仕方ないのだが。
なので、窓口での500TWDチャージする。

改札へ入りホームへ移動すると、次の電車が停車中。
これは予定より1本早い8:52だ。
ということで、それに乗り込んだ。

が、しかし 隣の第二ターミナルで停まってしまった。
第二ターミナル停まりの車両だったようだ・・・
しかたなく一旦降りて、次の電車に乗り換えた。
予定通りの時間だから、問題はないがな。

高鉄桃園駅へ到着だ。
MRTの改札を出て、他の人の流れで行ったら、高鉄接続専用の改札へ行ってしまった。
高鉄に乗るのだから、それでも悪くはないのだが、まだ少し早い。
一旦戻り、出口から外へ出て、高鉄駅へ入る。
こっちの方が広いしなんとなくいい感じ。

桃園駅

そういえば外に出た時、多少雨がパラついていた。
大丈夫かな。

桃園駅

高鉄駅構内のセブンイレブンで、おにぎりとパンを購入。
これが朝食となる。
肉鬆のおにぎりと、ランチパック的なもの。

高鉄桃園駅 セブンイレブン

そして9:43発の高鉄の乗り込む。
一応指定席だけど10分程度だから自由席でも良かったかもしれない。
購入したおにぎりとパンを食べる。
まぁ、それなりかな。

おにぎりとパン

9:53には新竹駅に到着だ。
外に出るとやっぱり雨っぽい。
駅前のバス停に移動する。

高鉄新竹駅から
高鉄新竹駅

新竹を10:20に出るバスなのだが、時間になっても来ない。
掲示板を見ると目的のバスが「no service」となっていた。
おかしいな・・・他に交通手段がなくもないが、時間的にも金額的にもそれは避けたい。
と思いながら他の掲示板を見ると「5分遅れ」の表示。
よくわからないがこっちを信用しよう。

しばらく待っていると、なんとか目的のバスが到着した。
5700 Taiwan Tourist Shuttle Lions Head Mountain Route

しかし乗り場が1番だと思っていたら5番だった。
気付いたから良かったけど、気付かなかったら乗れなかったな。
なんとかバスも到着したので乗り込む。
Easycardでタッチして確認して乗ったけど、運転手になぜかもう一度タッチしろと言われた。
ちゃんと認証できていなかったみたいだ。

予定時刻を5分近く過ぎてから新竹駅を出発。
しかしバスの運転が荒い。
だいたい台湾のバスは荒いけど酔いそうになる。
約35分。11:01には北埔老街到着だ。
出発が遅れたわりには、ほぼ時間通りに到着した。
かなりスピード出してたっぽいからなぁ。

今回の目的地の一つ「北埔老街」

北埔老街

北埔老街は清朝時代、北埔で最も賑やかな商業の中心だった場所だという。
200メートルほどの古い町並みの中に7つの史跡があり、史跡の密集度が台湾で最も高いらしい。
そして客家の色合いを深く残している街なのだそうだ。

北埔老街

客家とは、中国大陸の広東省、広西チワン族自治区、江西省、福建省などに住む漢民族の一派で、
台湾には渡来し北部、中部、南部、東部の各地域に集落を形成している

まずは 県定史跡の「北埔慈天宮」で参拝する。
参拝といっても、それほど大きい廟ではないから時間もかからない。
しかし平日の午前中だからか人がいない。
人が少ないのは嫌いではないけど、もう少しいてもいいかな。

北埔慈天宮

北埔老街は今は一応観光地ではあるけれど人がいない。
確かに他の老街のような、いかにもな街並みがあるわけではないし、目立つようなものもない。
7つの史跡があるというが気軽に見て回れて一番大きいのが北埔慈天宮かな。

北埔慈天宮
北埔慈天宮

そんな老街を軽く見て回ってから、11:30頃に少し早い昼食だ。
今回の目当ての店の1つ。

「老店客家菜」

老店客家菜

事前に調べた限りだと、店前のテーブルにまで客が溢れるほどの人気店だという情報があった。
そのため少々早めに入ったのだけど、実際には入店時に2組しかいなかった。
平日で、まだ少し早いからなのかもしれない。

カウンターにある注文用紙を受け取って、さっそく注文だ。

注文したのは以下の通り。
客家小炒 270TWD
檳榔花  240TWD
梅干扣肉 280TWD
貢丸湯 40TWD

ここは店名の通り、客家料理の店。
やはり客家小炒は外せない。

そして檳榔の炒め物だという檳榔花。
檳榔というのは、いわゆる噛みタバコのようなもの。
日本には持ち込み禁止になっている。
最近は檳榔を売っているところを、あまり見かけなくなっているから、是非食べてみたいと思った料理だ。

梅干扣肉は、この辺でそこらじゅうで売っていた梅菜と豚バラ肉を煮込んだ料理。
梅菜は高菜に似た漬物。

用紙に書いて渡すと、ご飯はそこにあるからと言われた。
白飯は、自分で自由によそって食べて良いらしい。

しばらくすると、まず梅干扣肉が出てきた。
見るからに量が多い。
これは少々失敗したかなぁ。
食べて見ると、もちろん美味しい。
豚肉がトロトロに煮込まれていて、その脂身が梅菜の酸味で洗われるような感じだ。

梅干扣肉

次に出てきたのは、客家小炒。
豆干、スルメ、豚肉がメインで、あとネギなども入っていた。
味は至ってシンプルだが、濃い目の味付けとあったけど、そうでもないような感じだな。

客家小炒

檳榔花は、檳榔の花と豚肉とネギの炒め物。
こちらもさっぱりした味付け。
しかし言われないと檳榔とはわからないな。

檳榔花

そして貢丸湯。
ここのつみれは、他で食べるより身が詰まっている感じがした。

貢丸湯
レンゲにおいしい

それにしても量が多い。
結果的には2人で食べきれなかった。
かなり頑張ったのだが無理だった。
周りを見ると、2人で同じくらい食べているんだな。
それだけ食べれなくなったということか。

腹ごなしに老街を散策。
しかし散策というほど広くないからなぁ。

北埔老街

結局、たいして歩き回ることもなく次の目的である擂茶を飲みにいくことになった。
時間的な余裕もあまりないのだが。

擂茶とは、その名の通り擂る(する)お茶。
20数種類もの厳選した雑穀や豆、緑茶等を乾燥・粉末にしたもの。
その歴史は古く、三国時代から客家民族の間で”おもてなしのお茶”として飲まれてきたそうだ。

事前に調べておいた佐京茶陶という店に行く。
店前には擂茶DIYという看板も出ていた。
しかし店内に入ると、なんか怪訝そうな雰囲気。

擂茶はあるか?と聞くと、ここではなく隣だと言われた。
看板が出ていたから、なんで??みたいな顔をしていたら、おじさんの1人がわざわざ外へ出て、そこだと教えてくれた。
看板が出てても、やっていないと言われてしまえば仕方がない。

なので教えてもらった隣の店へ入る。
「茶米二十二」というお店。

茶米二十二

こちらで、擂茶DIYをやりたいと言うと、1人150TWDだと教えてくれた。
それでOKと答えると店内へ案内された。

茶米二十二
擂茶の材料

真ん中のテーブルへ座っていると、さっそく擂鉢と擂粉木を持ってきた。
擂鉢の中には、擂茶粉、ピーナッツ、胡麻、お茶の粉末、その他にも入っているのだろうけど、よくわからない。
で、これを擂粉木で擦れという。

最初の状態

その他にも、細かく説明してくれたけど、残念ながら半分も理解出来ていない。
今の中国語の語彙力じゃ無理だ。
とにかく、これをゴリゴリとスり始めた。

潰しながら擦る

その間に、東方美人茶と客家麻糬が出た。
客家麻糬は、箸で切って食べるらしい。

東方美人茶と客家麻糬

擂鉢の方は、油が出てくるまで擦るのだが、だいたい20分くらいはかかるという話だった。
しかし、10分くらいでOKが出た。

これくらいでOK
きな粉を入れて

そこにきな粉を入れてまぜ、茶碗に入れお湯を入れる。
擂茶棒でかき混ぜて完成だ。

茶碗に移す
完成

結構甘い。
いろいろと身体に良さそうだが、いつも飲んでいたらカロリー過多になりそうだ。
どちらにせよ、なかなか面白い体験だった。

全体で45分ほどかかったかな。
一息ついてお金を払って店を出る。

雨がなんとなくパラついている。
バスの時間まで、まだ少しあるな。
ということで再び老街の散策。
さっき回らなかった反対側の方へも行ってみる。
しかし中に入れないところばかりだった。

姜阿新洋楼
金廣福公館
北埔姜屋天水堂
姜氏家廟
姜氏家廟を背に駐車場 天気が良くない

13:35頃、バス停に移動だ。
13:45発のバスに乗る予定だったが、まったくバスが来ない。
乗り場が正しいのか躊躇したけれど、他にも乗客が待っていた。
結局10分ほど遅れて到着。

北埔老街を出発した。
途中で電車に乗り換えるのだが、当初の予定だと9分しか乗り換え時間がない。
しかし10分以上遅れて出発したから、さすがに無理か・・・

乗り換えを半ばあきらめ、他のルートを調べてみる。
電車でなく別のバスに乗り換えるというルートもあるな。
それにするか。

バスが竹東車站に到着した。
なんと電車発車の3分前。
急げば間に合うかもしれない。

竹東車站

バス停から急いで駅へ移動。
そしてホームへと進む。
ギリギリ間に合った。
Easycardでなく、切符を買っていたら確実にアウトだったな。

竹東車站から区間車で竹中車站へ移動する。
約17分、ボーっとしながら乗っている。
竹東車站に到着した。

竹中車站

ここの駅前から再びバスに乗る。
が、しかし駅前のバス停がよくわからない。
反対方向へ進むバス停はあるのだが、行きたい方向へのバス停がない。
ビル工事していたから、バス停自体が移動したのか?
しかも予定時刻になっても、バスも現れない。

それじゃ仕方ないな。
次のバス停まで歩こう。
そうすれば行きたい方向くらいはハッキリする。
5分も経たずに、次のバス停へ到着した。
竹中口バス停

竹中口バス停

バス停に着いて気付いたが、おそらく駅前のバス停は1つだけで、そこから回って戻る路線なのだろう。
それならばバス停が片側にしかないのも納得できる。
でもまぁ、時間になってもバスが現れなかったから、どちらにしてもダメか。

竹中口バス停で待っていると、今度は数分でバスがやってきた。
時間的に当初の予定の次のバスだろう。
予定よりは若干遅れるが、誤差範囲だ。問題ない。

バスに乗り込む。
約30分で学園商場駅に到着した。

そして、そこから5分程度で次の目的地
「新竹市立動物園」に到着した。
時間は15:25頃。
閉演時間が17:00
約1時間30分だな。
2015年12月に一度来ているが、その時と比べてガラっと変わっている。
入口からして違う。

新竹市立動物園

切符を券売機で購入して中は入る。
ここの入り口もQRコードを読み込ませるタイプになっていた。
中に入ったら、当然だが新しい。
順路がよくわからないので、園内図を見つける。
パッと見ると広いように感じるな。
順路というわけではないが、近いところから順番に見て行こう。

最初に出てきたのはダチョウか。
そして虎だ。
動物園らしくなってきた。

新竹市立動物園 虎

地下通路のようなところもあり、そこからだと間近で観察が出来るようになっていた。
隣は熊だ。
オランウータン、ミーアキャット、猿、カバ
これで、半分くらいか。

新竹市立動物園 熊
新竹市立動物園 オランウータン
新竹市立動物園 ミーアキャット
新竹市立動物園 猿
新竹市立動物園 カバ

途中に噴水があった。これは以前来た時にもあった。
入口の方に戻ってくると
馬、鹿、アライグマ、羊、アルパカ

新竹市立動物園 噴水
新竹市立動物園 鹿
新竹市立動物園 アライグマ

だいたい一回りして1時間ちょっとくらい。
もう少し時間がかかると思っていたけど、規模的にこんなものなのかな。

新竹市立動物園 土産物屋
新竹市立動物園
新竹市立動物園 鹿

以前はガラガラでほとんど客がいなかった動物園だが、今回は子連れも多くそれなりに客がいた。
50TWDだから240円くらいか。
ちょっとした時間つぶしには最適な感じがする。

動物園自体は17時閉園だが、16:30頃に退園した。
裏門の方から外へ出る。
新竹公園を通り、新竹車站の方へ向かう。

麗池

新竹公園から今夜の宿泊ホテルまで、徒歩で約17分。
駅からそれほど遠くない。

護城河の川沿いのイルミネーション入口

承携行旅 新竹中央館
Guide Hotel Hsinchu ZhongYang

承携行旅 新竹中央館

通り沿いにあるホテルの前を通ったが、最初はよくわからず素通りしてしまった。
改めて確認すると、ああここだ。
思ったより大きいホテルだったし、最初は別のホテルだと思った。

17時頃にチェックインだ。
ここは受付前のKIOSKでセルフチェックインとなる。
事前にチェックイン用の番号をもらっていたのだけど、あまり関係なかった。
予約した時の予約番号を入力するようになっていた。
それにしてもネットの予約サイトの一覧が出てきて、それぞれを選択することによってチェックインが出来るというのは、たいしたものだ。
パスポートをスキャンすると、レシート、朝食券、カードキーが出てきた。
これでOKだ。
スタッフも近くに待機していて教えてくれた。
とても分かりやすい。

チェックインが完了したら、とりあえず部屋へ移動。
荷物を置いてしばしの休憩。

承携行旅 新竹中央館

18時半頃になって再び出発だ。
ホテルから徒歩5~6分のところにある「新竹城隍廟」
新竹ではお約束の廟。
1748年に完成した三級古跡、祀られている城隍爺は外敵を防ぐ霊験があらたかなことから、台湾で最高位の城隍廟として奉じられている。
城隍廟の前と周囲が屋台エリア(廟口小吃)となっているのは、ここだけなのだそうだ。

新竹城隍廟
新竹城隍廟
廟口小吃

軽く参拝をしてから、さっそく廟口小吃で夕食だ。
今回は「阿城號米粉」という店に入る。
ここは100年以上も続けている老店だという。

阿城號米粉

新竹なので、当然ビーフンを注文だ。
ということで、ここでの注文はこんな感じか。

炒米粉  50TWD
紅層肉圓 50TWD
湯青菜  50TWD
粉沯  70TWD

炒米粉
ビーフン炒め。
炒めてあるというより、もやしと一緒に煮込んであるという感じだな。
ビーフンは少し太め。

炒米粉

紅層肉圓
片栗粉のモチモチプリプリした皮の中に、豚肉の餡が詰まっている。
ピンクのソースはなんだろう。

紅層肉圓

湯青菜
茹で野菜。ここにももやしがいる。
これも店によって、いろいろだから面白い。

湯青菜

粉沯
知らなかったが、新竹の隠れグルメだという。
甘藷粉や豚肉、タケノコなどを混ぜて豚腸に詰めたもの。
いわゆる粉腸のことのようだ。

粉沯

どれもものすごい美味い!というわけではないけど、個人的にはどれも好きな味。
特別な時ではなく、日常的に食べたい味だ。

廟口小吃

新竹城隍廟を出て、少し先のところにあった「好豆味叭噗豆花 中山店」にも立ち寄る。
かなり腹具合は厳しいのだけど・・・

好豆味叭噗豆花 中山店

通り沿いにある店で、通路にテーブルを出している。
ここでは、招牌豆花 65TWDを注文。

HOTかICEかを選べるということなので、まずホット。
そして、普通のとジンジャー味というのがあったから、ジンジャーにしてみた。
なんとなくジンジャーの方が消化に良さそうだ。

招牌豆花

通常なら、それほど多いとは思わないけど、今回はちょっときつかった。
いや、かなりきつかった。
美味しいのだがな。
やはり昼間の客家料理が、まだ影響している。

21時近くなってきたので、ホテルへ戻ることにした。
戻る途中でいつもの通り、コンビニへ立ち寄りドリンクを購入。
これが、ちょっとまずかったな。

蛮牛

ホテルへ戻ると、そのままベッドへ倒れ込む。
さすがに食べすぎた。
若い頃のようにはいかないな。
胃薬を飲んだが即効性はないので、あまり意味はない。

ここで、コンビニで購入した蛮牛を投入!
こいつがダメ押しとなったので、少々リバース。

でもまぁ、逆にリバースしたことで、多少楽になったか。

ホテルの部屋が暖房が効かないので、非常に寒い。
なのでベッドで布団にくるまっていたら、そのまま寝落ちしてしまった・・・