前々から一度行ってみたいと思っていた、ベトナムのハノイ。
ちょうど良いタイミングで、航空券が取れたので行ってきた。
とはいえ、毎日微妙な忙しさで、まったく海外に行く実感がない。
あと結果的に何も起こらなかったけれど「7月5日午前4時18分」。
信じていたわけではないけれど、香港の航空会社が日本行を減便するほどの騒ぎになったので、一応対策をしておかないといかんかなぁ・・・
一応、少しだけ対策をしていくことになった。
ということで、出発日の5:10頃自宅を出て駅へ向かう。
始発から数えて3本目。
早朝の電車とは思えないくらい人が多い。
前回のタイの時もそうだったけど、皆こんなに早くから仕事に向かっているのね。
大変な時代だ。
そして巣鴨から山手線に乗り換えて日暮里へ。
6:00少し前に日暮里に到着した。
京成線改札内のファミマが6時開店なので、そこに合わせて出発時間を決めた。
ファミマ前に行くと、なんだか行列が出来ている。
コンビニがオープンに前に行列を作るってなかなか見ることはないな。
ファミマがオープンすると、行列は一斉に店内に流れ込む。
一時的に大混雑だ。
我々は多少時間に余裕があるので、ゆっくり商品を選ぶ。
しばらくすると、嘘のように店内から人がいなくなった。
朝食の買い物をして、スカイライナーのホームへ移動する。
ホームで数分待っていると、スカイライナーがやってきた。
車内はほぼ満席かな。
テンションの高い女子グループの会話が耳に入ってきた。
マイナンバーカードを海外に持っていってどうこうとか言っている。
普通の旅行でマイナンバーカードを海外に持っていっても、使い道ってないから・・・
あ、何かトラブルに巻き込まれた時の、身元確認くらいは使えるのかな。

7:05頃、成田空港空港第二ビルへ到着。
そして、そのまま第二ターミナル3階の出発ロビーへと向かう。
オンラインチェクインはしているけれど、荷物とパスポート等のチェックのため、チェックインカウンターには立ち寄らなくてはならない。
今回はベトジェットだ。
カウンターに行くと、結構行列を作っているなぁ・・・
いや、行列入口の手前に、オンラインチェクイン専用のカウンターがあった。
そっちは数組しかいなかった。
カウンターに立ち寄ったとしても、まだまだオンラインの方が早いようだ。
Eチケットを見せて、紙のチケットを受け取る。
持ち込み荷物も重さを計り、タグをつけてもらって終了。
さて、これから保安検査場へ向かおう。
混雑しているかと思ったけれど、まったく混雑はなかった。
そういえば、虫よけスプレーをバック外に出しておかなかったけど、液体物でひっかからなかったぞ。
検査が終了して、出国審査に。
もちろん特に問題なく出国となる。
搭乗開始まで、あと1時間15分ほどある。
とりあえず搭乗口までいっておこう。

特にやることもないので、搭乗口前の椅子でボーっと待っている。
そうすると、だんだん混雑してきた。
そして定刻通りに搭乗開始だ。

搭乗すると、今回は、真ん中よりちょい後ろくらいの席。
隣はベトナム人かな。
完全に椅子に対して斜めに座っているので、こちらの椅子の方に足が出てくる。
なんかあまり態度はよろしくないな
一応、こちらが座ると足はひっこめたので、一応は問題なしとしておこう。
ほぼ定刻通りの9:30には飛行機が動き出した。
離陸して安定飛行となると、早々に機内食が配られた。
もう少し遅くてもいいような気もするが・・・
機内食は事前に予約しておいた
Crab and Shrimp Noodles

蟹と海老のヌードルというところか。
Noodlesと書いてあるけど、これはビーフンだな。
まぁ米麺もヌードルだな。
でもRice Noodlesと書いて欲しかった。
味は可もなく不可もなくと言ったところ。
それより麺同士がくっ付いて食べにくい。
昨今のLCCの機内食の中でも、かなり安価なので贅沢は言うまい。
ペットボトルの水とカシューナッツも付いてきたし。
その後、SIMカードの入れ替えを行う。
あとは到着までスマホで電子書籍を読んで時間を潰す。
隣のベトナム人。
狭いからかもしれないが、斜めに座ろうとする。
なので足がこっちにはみ出してくる。
うっとおしい。
そんなこんなで12:45
ハノイ・ノイバイ国際空港に着陸した。
着陸後は、停車場に移動して飛行機を出たのは13:05頃だった。
飛行機を降りてバスでターミナル2へ移動する。
入国審査場は行列がとてもわかりづらく並んでいる。
それでも15分くらいで到着ロビーに出ることが出来た。

トイレによって、ドンを入手するためにATMを探す。
全部で6台かな。
なんかうまく出金できない。
限度額を超えてしまっていると出てきてしまう。
なんで??
何台か試したけど、全部だめだ。
で、自分で金額を入力するのではなく、定額での出金に変えてみた。
今度は出金できた。
MAXで2,000,000VNDしか引き出せないので、とりあえず2回出金して4,000,000VNDを入手した。
一番細かいので500,000VNDなので、売店で水だけ購入して細かい紙幣も手に入れた。
手数料とか気になったけど、帰国してキャッシングの明細を確認したら手数料や利子を含めてもレートは0.005539だった。
手数料と利子を含めてこのレートだから良い方ではないかな。
ここから市内に向かうには、バス・タクシー・Grabといったところかな。
時間的にちょうどバスが来るはずなので、A1出口から外に出てみる。
すると市内に向かう86バスが停車しているのが見えた。
これはタイミングが良い。
ということで、86バスに乗り込む。
座席に座って一息ついたら、運賃の徴収にやってきた。
45,000VND(約250円)
安いね。
運賃を支払ってしばらくすると、ほぼ定刻通り13:50には市内に向けて出発だ。

約1時間弱でバスは、旧市街地に一番近いバス停、162 Tran Quang Khaiに到着した。
ホテルまでここから徒歩約7分だ。
旧市街地の中にはあるホテルへと向かう。
今回の宿泊ホテルは
MAY DE VILLE Crown Hotel

実際はわからないけど、googleによれば5つ星ホテル。
旧市街地の中なので、ホテル自体はそれほど大きくはなさそうだ。
入口も、それほど目立たない。
でも、中に入ろうとしたら、ドアマンが扉を開けてくれて、アオザイを着たスタッフが出迎えてくれた。
そしてチェックイン。
かなり事細かく説明してくて、料金の支払いについても、agoda経由で支払いが完了しています説明してくれた。
朝食の時間やジムなどの利用時間、WiFiのパスワードなど、必要なことが書かれている用紙も準備されていた。
きめ細かい配慮というのが、5つ星っぽいな。
部屋に入って一息つく。
ものすごく豪華というわけではないが、普通に寝るだけを考えたら充分すぎる部屋だ。

時間は15:30近くになった。
荷物を置いて出発だ。

旧市街地を抜けてドゥオン タイン通りというところに向かう。
目的は、この通りにある「チャーカータンロン」というお店。
「チャーカー」を食べに向かう。
ホーチミンに行った時も、最終日に食べたっぽい(当時のブログによる)が、いまいち覚えていない。
一応、ハノイの名物料理ということなので、これは押さえておこう。
店に辿り着くまで、通りを歩いていると「Cha Ca」と書かれた看板を何度も目にする。
そのくらい、定番の料理なのだろう。
ドゥオン タイン通りに到着。
google mapだと住所が間違えているという情報もあったので、店舗の写真を参考に通りを歩いてみる。
最初に2号店が見つかった。
そして1号店も、その先ですぐに見つかった。
どちらでも良かったのだけど、なんとなく1号店の方がベトナムっぽいので1号店に入ってみた。

時間的に空いている時間帯なので、店内には2組程度の客がいた。
中に入って人数を伝えると、座席に案内されて、メニューを持ってきてくれる。
注文したのは、チャーカー と春巻きのセット(176,000VND)
あとベトナム茶(10,000VND)
ベトナム茶が出てきたが、ジャスミン茶っぽい感じだったな。
さて、しばらくすると鍋に入った魚を持ってきてコンロにかける。
この魚はカーラン(Ca Lang)という淡水魚らしい。
これをターメリックやガランガルなどの香辛料で味付けて揚げ焼きにする。

スタッフが魚を揚げ焼きにして、そこに香草類を入れて料理していく。
基本的に全てスタッフがやってくれるので、こちらは見ているだけ。
出来上がったかな…という頃に、突然、箸を取れと、そしてフォローミーというから、なんだ?と思ったら食べ方を教えるから、真似をしろということだった、
まず、ブン(米麺)を椀に入れ、そこに揚げ焼きした魚・香草類を入れる。
次に小皿にあった葱やパクチー、ピーナッツ、少量の唐辛子を入れて、ヌクマムをかけて食べる。

一通りやってみて、食べてみる。
あー、これはやっぱり美味しい。
ターメリックの味付けが強いような気もしなくはないけれど、泥臭くなくいくらでも食べられそうな感じだ。
鍋を放置しておくと、魚が貼りついてしまうのが、ちょっと難点か。
そして春巻。
ベトナムは生春巻きのイメージが強いけど、今回はどこでも出てこなかったかな。
ほとんどが揚げ春巻きだった。
これも美味しい。
中華系の春巻きより、ライスペーパーで巻いてあるこっちの春巻きの方が好みだな。

食後はテーブル会計で、そして外へ。
門を出たすぐのところにある外の席にも客がいた。
やはり人気店なんだな。
店を出て、徒歩で10分程度。
「聖ヨセフ大聖堂(ハノイ大聖堂)」へと到着。

1886年12月に完成した、フランス領時代の初期の建造物で、ハノイで最も古い教会。
17時には閉まるらしいが、到着したの10分ほど前。
中も見学できるようなので中に入ってみる。
立派なステンドグラス、荘厳な雰囲気が漂う。
真摯にお祈りをしている人達も多いので、邪魔にならないように少しだけ見学。

17時を少し回った頃、ホアンキエム湖の方へと移動した。
湖沿いを歩いて、玉山祠(Ngoc Son Temple)へと行ってみる。
ここは13世紀の元に対する戦いで活躍した陳興道、文昌帝、1864年に寺の修理を担当した儒者で作家の阮文超らを祭っているという。
寺内には、1968年にこの湖で捕獲された体長2mの大亀の剥製が展示され、発見時には「還剣伝説の亀ではないか」と話題を呼んだのだそうだ。


橋を渡ったところにチケット売り場があったので、入場券を購入。
50000VNDだった。

祠の中は撮影NGということで、写真は撮っていない。
いや、一枚だけ気付かずに内部の写真撮ったか。
でも、No Photoの案内が分かりにくいので、撮影している人も多いだろうなぁ



祠の隣の建物へ行ってみると、大亀の剥製が展示されていた。
パッと見たところ、銅像かなんかだと思ったけど、剥製だったんだな。
多くの人が写真を撮っていた。



一通り見て回って外へ出る。
今度は、この近くにある「タンロン水上人形劇場」へと向かう。
17:45劇場の前に到着した。
18:30から公演を予約していたので、受付でバウチャーを見せる。
すると、ここではないと言われてしまった。
あっちの方だと示されたので、示された方へ行ってみると、予約した代理店の看板が出ていた。
前に並んでいた欧米人の人も同じように、そっちへ案内されていた。
代理店経由で購入する人が多いということなのだろうな。
実際、直接購入しようと思ったけど、なんか予約フォームみたいなものが見つからなかった。

バウチャーとチケットを交換して、入場をしばらく待っている。
18:10頃、前の会が終了して客が出てきた。
そして入れ替わりで入場する。
会場に入って座席へ。
ちょうど真ん中あたりの前から2列目。
VIP席だというので、さすがに良い席だ。
今回はオーディオガイドも借りてみた。

周りを見渡すと、客のほとんどが欧米人だな。
18:30開演だ。
以前ホーチミンでも見ているが、今回はその時よりステージに近くて、さらにオーディオガイドもあるので、非常に見やすいし、ストーリーがわかりやすい。
オーディオガイドがなくても、それなりに楽しめるのだけど、説明があると演目の内容がわかる。
動きの意味がわかると、より楽しめる。



ということで約50分の人形劇はあっという間に終わってしまった。

劇場を出て旧市街地の中へ入っていく。
金曜の夜だけど、それほど混雑という感じはしないな。
旧市街地の端の端の方にある「バインミー25」へと向かう。

歩いていると、いくらでもバインミーの店はあるのだけど、事前に調べたら、旧市街地でバインミーを食べるならココ!
みたいな情報がいくつもあった。
その中で出てきたのが「バインミー25」だ。

店に到着すると、なるほど大勢のお客で賑わっている。
路上で注文を受け付けているので、まずはメニューをもらって、注文を決める。
そして、注文だ。
普通のよくあるバインミーと、パンと具が別々に出てくるバインミーチャオがある。
注文したのは、ビーフにマッシュルームとエリンギ、そしてニンニクのバインミーにした。
注文したら番号札をもらって、そのまま路上で待つ。
待っている間にも次から次へと注文を受け付けていく。
さすが人気店だ。
番号が呼ばれて、品物を受け取った。
特に何も言わなかったからか、テイクアウト用の箱に入ってきた。
とりあえず道路を挟んで向かい側にあるイートインスペースへと移動。
ほぼ満席だな。
となりでも大丈夫かな?と思ったけど、こっちはBarみたいだ。
ふと見ると、ちょうど空いたので、すかさずそこへ着席。
箱を開けると、しっかりとバインミーだ。
重すぎず軽すぎずで、やっぱり美味。
これで45,000VND。やっぱり安い。
1つが、そこまで大きくないので軽食という感じにぴったりだな。


そろそろ20時半近くなってきた。
ホテルへ戻ろう。
いや、さっき来る時に見かけたお店に立ち寄ってみよう。
同じく旧市街地の中にある「Che4mua」というお店。
名前の通りチェーの店だ。
チェーは元々お茶を意味するらしいけど、甘いスープという意味もあるらしい。
様々な具材を入れた、ベトナムの伝統的なデザート。
「Che4mua」は、その中でも人気店。
店の前に行くと、大勢が路上に並べてあるプラスチックの椅子へ腰かけて食べている。
店内はどうなっているのかな・・・と思って中を見ると、店内もほとんどテーブルはなく、同じように椅子が並んでいる。

メニューをもらって注文。
クック・バック・トゥヴィというのを注文した。
英語表記だと、Almond coloured pannna cotta
アーモンド色のパンナコッタ???
35,000VND

椅子に座っていると、物が運ばれてきた。
特にテーブルもないから、もう一つ椅子を使ってテーブル代わりにする。
なるほど、杏仁豆腐とアーモンドのパンナコッタが入っている。
しつこくない甘さがちょうど良い。
日本でよく出てくるチェーとはまったく別ものだ。

さて、今度こそホテルへ戻ろう。
旧市街地を通ってホテルへ。
だいぶ人が増えてきている。
ホテルの前でも、大騒ぎしているので、これは寝る時うるさいかな・・・

部屋に戻って、ざっくりお金の計算と荷物整理。
そしてベットに横になったら、いつも通り落ちてしまった。
それでも0時ちょっと前には起きて、シャワーを浴びて、再びベットへ。
