【上海】2004年01月12日

2019年2月25日

初の中国、ということで、北京と上海を迷ったが、直前に日本人が襲われたなどという物騒な話が北京であったので上海に決定。
今の時期なら最安値でいかるし!

8:55に成田に集合の予定なので、朝6時に起床。
ぼーっとしながらも7時には高島平を出発する。

特に問題もなく予定通りスカイライナーで成田空港第2ターミナルへ
さすがに、スカイライナーの中ではほとんど寝ていた。
集合の10分くらい前には空港ロビーに到着。

驚いたのが、1月の平日、しかも午前中にもかかわらず、ものすごい混雑。
特に出国審査の周辺は、いままで見たこともないほどの行列だった。
係員の話によると11時くらいまでは、この混雑が続くらしい。
どうやら、グアム・サイパンあたりへ行く飛行機の時間とぶつかっているようだ。
修学旅行へ行く高校生らしき姿も多数目撃する。

さて、とりあえずカウンターでチケットを引き換えてチェックインをすます。
驚いたことに、チェックインの時に禁煙or喫煙を聞かれた。
どうやら中国東方航空はいまだに喫煙席があるらしい。
さすが中国というか・・・

そして出国審査に・・・まぁ、いつものことながらブーツが金属探知機にひっかかる。
個別にチェックをうけるが、すぐに解放される。
とりあえず、搭乗ゲートの方に行く。
しかし搭乗時間まで、まだ1時間あるので売店で食料を買い込んで飯を食べることに
ホットドック350円と、フランクフルト250円と、コーヒー250円・・・・

第2ターミナルの新しい登場口って、この程度の売店しかないのがさみしい。
ちょうど窓際で食べていた為に、すぐ隣で見るからに農協ツアーのようなおっさんの団体が窓の外の飛行機をバックに記念撮影。
あれは絶対自分も写ってたぞ。
行き先は同じみたい。

さて、搭乗時間になり乗り込む。

ほぼ定刻で離陸。
ほどなくおつまみと、ドリンクサービスがあった。
中国の航空会社だけど、日本語がメインでアナウンスされるのがおもしろい。
しばらく寝る・・・

中国東方航空

次に気づいたときは、機内食だった。
ビーフかチキンと聞こえたので、ビーフと答えたら、ビーフンだった(汗)

しかし、味は結構よい。
量も多すぎず少なすぎずでちょうどよい。

隣に座っていた中国人が話しかけてくる。
13年ほど日本にいたらしく日本語はペラペラだった。
なんでも3年ぶりに上海に帰るらしい。

上海到着1時間ほど前になると、入国カードと検疫申告カードが渡される。
入国カードの方は特に問題なし。
検疫カードの方がガイドブックに載っているものとフォーマットが変わっていた。
SARSの影響で入国の14日前後の居場所などを記入する欄が増えていた。

ガイドを丸写ししている、ツアー客のオヤジが、入国審査で端から記入ミスでひっかかっているのが、笑えた。と同時に情けない感じもしたけど・・・
記入後一息ついた頃には、上海、浦東国際空港に到着。
いつもの通り足早に入国審査を済ませ、到着ロビーへ。

現地ガイドがいるはずなので、探しているとすぐに声をかけられた。
この時間に、このツアーで来た客は1人だけだったようだ。
そして空港内で両替をして、上海市内へ・・・

上海ではリニアモーターカーか実用化されていて空港から市内まで、つながっているらしい。
車の横ですごい勢いで走っていく、リニアが何本もあった。

約1時間ほどで、宿泊地である新龍華大酒店へ到着。
ガイドブックにも載っていないようなホテルなので、ボロイのかなぁ・・・と思っていたら結構しっかりしていた。
ただし、上海中心部や繁華街からはかなり離れていて、交通の便が悪い。
観光客向けではなさそうだ。

新龍華大酒店

日本語のできるスタッフがいるとあったが、見当たらない。
まぁ、片言の英語と中国語でなんとかなるだろう
部屋に入って一息つく。15時半ころだ。
このままホテルにいてもしょうがないので、とりあえず出かけることにした。
地理がまるっきりわからないから、まず近くの駅を探す。

ホテルから5分くらいのところに地下鉄の上海南駅という駅を発見。
しかし切符売り場がよくわからない。
っていうか駅の周辺にらしきものが見当たらない・・

上海南駅

しかたないので、隣駅まで歩くことに・・・それでも10分程度で隣駅に到着
ここは、しっかりした駅で切符売場&券売機がすぐ見つかったので、まず券売機で切符を購入。

中心地までの切符を購入。2元・・・約30円。
乗り方は、日本のというより台湾の地下鉄とほとんど同じ。
10分をど乗って、「准海中路」という日本でいう渋谷あたりに当たるエリアへ
戦前のフランス植民地時代の建物等が残っているエリアとデパートやクラブなどの集まるエリアで構成されている。

フランス植民地時代の建物

端から端まで約1時間くらいかけて歩いたが、うーん・・・
買い物好きにはいいかもしれないが、ここにあるものはわざわざ中国で買うようなものでもない・・・
まぁ、安いといえば安いのかもしれないけど。
ブランド好きとかにはいいとこなのだろう。

何より目についたのは、ケンタッキーとマクドナルドと味千ラーメン。
これはどこにでもあった。

そして霧雨もまっていて、むちゃくちゃ寒い。
日本より厚着をしていったのだが、手足の感覚もなくなり、足全体が寒さで硬直しているのを無理やり歩き回っていたので、その後の日程に影響を及ぼすほど痛みが走るようになってしまった。

18時半ころまでウロウロしていたが、これといって興味を引くようなものもなく、あきらめてホテルへ帰ることにした。
何か食べようと思って店を探すも、1人で気軽に入れるような店も見つからず、さすがにまだ裏道などを探す余裕もなかったので、寒さに負けて「風風ラーメン」という日本となんらかわらないラーメン屋に入ってしまった。

店に入ってまず驚いたのが、いきなり「いらっしゃいませー」と日本語で言われたことだ。
見ていると中国人のお客にも同じように日本語で迎えているようだ。
あくまで日本を意識した店なのだろう。
しかも出てきたお茶は、ほうじ茶だった(笑)

風風スペシャルというのと、野菜サラダを注文。
サラダがでか!

ラーメンはとんこつを基本とした、ちょっとあっさり目の博多ラーメンっぽい感じ。
チャーシュー、煮玉子、コーン、ネギ、ノリ、そしてトンカツが乗っていた。
味は、麺がちょっとコシがなくやわらかいが無難な味だった。

風風スペシャル

食べた後、コンビニへ寄って適当に飲み物を購入。
地下鉄に乗り、上海南駅まで

そして今度は、ここで入り口を切符売場をきっちり確認する。
どうやら自販機とかちゃんとしたとこはなく、パチンコ屋の景品交換所みたいなとこが売場だったらしい。
そしてホテルへ戻る・・・

時間は21時ちょっとだったけど初日で、この時間じゃどこもいかれないので部屋へ戻る。
改めて部屋を確認すると、冷蔵庫がない・・ドライヤーもない・・・うーん
初日の感想としては、なんかいまいち中国に来た感じがしない。
異常に寒いという意識しかなかった。まぁ、行った場所にもよるのかもしれない・・・

ということで、風呂はいって明日の予定をだいたいたててから寝たのだ。