【クアラルンプール】2004年01月28日

8時半頃起床
すぐでかけようと思ったが、いまいち体調がすぐれない。
9時ちょっとくらいに、結局ホテルで朝食をとる。

ボーっとしていると、エレベーターの中で、元気のいい老人に「Tired!!」と心配されてしまった(苦笑)

部屋に一度戻り、出かけようと思ったがやはり、いまいち調子が悪い。
無理して本格的に身体を壊してもしょうがないので、ちょっと横になる。

ホテルの部屋から

少しだけのつもりが、気がついたら12時過ぎ(笑)
でも、これで体調は回復。
夜よく寝たつもりでもあまり眠れなかったようだな。

そして出発、なんか雨がパラついていた。
しかたないなぁ・・・と思い傘を買うつもりで、コンビニへ・・・売っていない。
近くの売ってそうな店も覗くけど、売っていない。

結局歩いて「ペトロナス・ツインタワー」まで来てしまった。
これは現段階で世界1高いビルだ。タワー1は日本の、タワー2は韓国の、そしてタワー1と2をつなぐ橋はフランスの業者が請け負ったらしい。
ここは特に興味ないので、外から眺めて写真を撮っただけ(^^;

ペトロナス・ツインタワー

そして、ここの前からタクシーを拾い、本日の目的地である「バトゥ・ケイブ」へ
巨大な鍾乳洞だ。
インド以外の国では、最大のヒンドゥー教の聖地として知られるところらしい。
過去には、弾薬庫として使われていた時代もあったそうな。

中に入る前に、その横に併設されていたART GALLERYに入ってみる。
こっちも鍾乳洞の中に、神々を人形で説明している。
途中、まだ工事中らしきところがあったので、勝手に入ってみると、まさに暗闇の鍾乳洞の中に、薄ぼんやりとライトがあって、かなり怖い。

ART GALLERY

外は30度を越える暑さだというのに、この中は寒いくらいかも。
さすがに、あまり奥に行くのはためらわれたので、ある程度のところで引き返した。

そして、バトゥ・ケイブそのものに入ることにした。
272段の階段を登りきると、その奥が高さ100mの鍾乳洞となっている。
そしてさらにその奥が寺院だ。時期的なものもあるのかもしれないが、観光客はそこそこいたものの、参拝客はほとんどいなかったな。

バトゥ・ケイブ

猿が妙に多いのが気になった。
サル山の猿状態で、観光客がくれる餌を目当てに集まってくるらしい。

クアラルンプール市内から、タクシーで20~30分かかったが、この鍾乳洞を見るだけでもここに来た価値はあったように思える。

14:00過ぎ。
バトゥ・ケイブ前に並んでいるタクシーで市内へ戻る。
市内から、バトゥ・ケイブまでRM10だったのに比べ、逆だとRM30だ。
まぁ、これでも乗る前に話しをつけたのだが・・・結局観光地料金というものだな。

KLタワーまで行ってもらうことにした。
タクシー内では、運転手がいろいろ話しかけてくる。
「どこから来たのか?」「1人なのか?」「階段はきつかっただろう?」・・・
で、お約束のように、「○○は行ったか?」「行ってなければ案内する」という会話に・・・
その辺は一切断ったが、すると今度は「女は要らないか?」という話になった。

すべて英語での会話だったので、こちらが日本人でなくても、同じように話をもちかけているのだろう。
もちろん、うかつに話に乗ると怖いので断ったが「ムスリムの女は、Easy Fuckだ」などと、いきなり言われるのは参った。

まぁ、あまりしつこいので、このあと友達と約束していると言ったら、さすがにそれ以上しつこく言わなくなったけど。
そして、KLタワーへ。

KLタワー
KLタワー

ここは、世界4番目。
コンクリート造りとしては世界1高いタワー。

展望台に登ってみることにしたので、切符を買う。
するとどこから来たのか聞かれた。
なぜ、そんなもの聞かれてのか不思議に思って、展望台につくとAUDIO GUIDEが日本語対応になっていた。
なるほどこのためだったんだな。

やはり、世界各地からの観光客は多いらしく、いろいろな国の言葉に対応してGUIDEを作ってあるらしい。
でもまぁ、内容はおもしろいものではないけどねぇ・・・

360度ぐるっと一回りしたので、下におりて外にでた。
そして歩いて、KLタワー敷地内をでようとすると、さっきのタクシーがあとから来て、乗っていけという。
うーん、さすがにこれは断った・・・

タワーを離れ、もう一件行ってみたいと思った店があったのでいくことにした。
カレー屋なのだが、うーむ・・・地図の通りなのだが、それらしい店はどこにも見当たらない。
住所的にみても、ここだろうという場所にもない。
まぁ、ガイドブックなんて、所詮そんなもんだな・・・とあきらめて、そのまま買い物に行くことにした。

ブキッ・ビンタンまで歩き、まず「LOT 10」というところへ。
結構でかいショッピングセンター。
中には伊勢丹が入っていた。

ここに来た目的は買い物というより、中のフードコートが目的
地下にあるフードコートで、「Nasi Lemak」「紅豆水」「Honey Dew Juice」と取ってくる。

Nasi Lemakは、マレーシアの代表的な食事、紅豆水は中華料理のデザートで小豆でお汁粉に近いもの。
Honey Dew Juiceは、なんだかよくわからんけど、100%生ジュース。
味はどれも結構うまい。

その後「スンガイ・ワン・プラザ」という、ブキッ・ビンタン最大のショッピングモールへ行く。
がしかし、やはり土産になるようなものはみつからなかった。

スンガイ・ワン・プラザ

そういえば、ここでトイレに入ったが、トイレでは使用料をSEN20ほど払わなくてはならない。
それはいいのだけど、料金を徴収している人は1日中トイレの中にいるんだよな・・・うーん、かなり嫌だぞ。
とりあえず、ここの中にあるインターネットカフェで、休憩をかねてメールチェック。
ここのPCは日本語を普通に使うことができた。
っていうか、客の誰かが勝手に使えるようにしたって感じだったな。
20:00頃とりあえず、ここを出発して、ブキッ・ビンタン・プラザとかも覗いたけど、どこも同じような感じなので、土産はあきらめた(笑)

時間は、まだ早いけど、足の方がかなり疲労が激しいし、雨がふったりやんだりしているので、とりあえずホテルに戻ることに。
いつものように7-ELEVENによって、飲み物を購入。
MALTAという麦芽飲料を買ってみたが・・・これは最悪。
黒砂糖のシロップそのまんまって感じでとても飲めたものではなかった。
一応帰国準備をして、23時頃には寝ることとなった・・・