2006年最初の旅行。
昨年行って良かったので、再び杭州へ。
「上有天堂、下有蘇杭」「最も美しく華やかな都市」と称えられた都市は相変わらずだった。
朝4:30起床。
成田に8:05に集合というのは昨年と同じ
5:00ちょっとに家を出発する。
昨年より寒い・・・昨年と比べてさほど混雑していない。
しかし、日暮里からは、京成線の快速は結構混雑
ま、座れたので良いとしよう。
異常なほどでかいスーツケースを持っている人が多いが、皆どこへ行くんだろうねぇ・・・
成田空港第2ターミナル。
相変わらずの人の多さ。
しかし、カウンター前は人がほとんどいない。
チェックインはすでに旅行会社がしておいてくれて、搭乗券を受け取るだけなので楽だ。
そして両替をする。
杭州についてから両替しようかと思ったが、なんか嫌な予感がしたので、国内で両替をすませる。
その後やる事もないので、空港内のマクドナルドへ・・・・
いや、すごい混雑でやめる
そこで、その隣のカフェ・クロワッサンへ入る。
クロワッサンと、カプチーノを食す。
搭乗時間の30分ほど前になり、出国手続きを行う。
相変わらず荷物検査には、すごい行列ができている。
それを過ぎ、出国手続き自体はサクっと終了。
ここで、腕時計を忘れたことに気付く。
携帯を持ち歩くのも嫌だし・・・・ということで、空港ロビーで1980円の腕時計を購入(-_-;
それからしばらくすると、ほどなく搭乗開始。
ロビーから飛行機までバスで運ばれる。
さて、今回も前回と同じくANAの杭州直行便。
杭州に直接乗り入れている数少ない国際線の1つだ。
もう1つもJALだからどちらにしても日本からなのだが・・・
バスで飛行機の前に降ろされ、飛行機に乗り込む。
B767、中型機だな。横に7列しかないが、この位の方が個人的には好きだ。
ANAは各シートにモニタも付いている。
ほぼ定刻で離陸。
半分も座席は埋まっていないだろう。
ファーストやビジネスもそんな感じで大丈夫なのか?という感じだけど、今はオフシーズン。
さらに航空便も兼ねているらしいので、なんとか成り立っているってとこかしら。
離陸してとりあえず映画を見る。「Mr&Mrs スミス」ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの映画
そして機内食。
選択はできない。
鶏そぼろ飯、そば、サラダってところか。ANAの機内食は結構好きだ。
食事の後くらいで、力尽きて映画を見るのをやめる。
おかげでなんとなーくしか内容を把握していない。たぶん寝不足もあって疲れてたんだろうな。
なぜか「トリビアの泉」をやっていた。
いつの放送分かわからないけど、見たことない回だったし、これならバラエティだしということで、そっちを見る。
最近の飛行機の映画等は各シートで、一時停止、早送り、巻き戻しなどができるのね。驚いた。
定刻より10分ほど早く飛行機は「杭州蕭山国際空港」に到着。
混雑もなくスムーズに、入国審査完了。
到着ロビーで待っている間、見渡すと銀行があることはあったが、なぜかやっていない。
そうするとホテル&杭州内銀行で両替ということになるが、週末で銀行は休みなのでホテルで両替となる。だったら日本とさほど変わらないので、日本で両替しておいて正解だった。
ここでしばし他の客を待つ。
他の客は、同じホテルへ宿泊するらしいカップルが1組と、仕事で来ているらしいオヤジは1人。
で、このオヤジがガイドに到着したことを言わずに、待合スペースに合流していたので、ガイドはこのオヤジを探し回っていた。
まったく迷惑なオヤジだ。
その後、バスで杭州市内へ。
そのバス内で、我々は一番後ろに座っていたのだが、前に座ったカップルはオヤジが、知ったかぶりでガイドを無視して喋り捲るのに付き合っていたようだ。
仕事で何度来てるかどうかしらんけど、ガイドがいるのにあーやって知識をひけらかすのは見苦しい・・・(–;
そのオヤジは、西湖近くの結構いいホテルへ降りていった。
そして、その後宿泊ホテルである「最佳西方梅苑賓館」へ向かう。 昨年と同じホテルだ。
本当は、このホテルが西湖から離れすぎているのでホテルランクは下がるけど湖に近いホテルのツアーに申し込んだのだけど、なぜかこのホテルにされてしまった。
これに気付いたのが出発前日だったから文句を言うこともできず・・・(–;
ホテル自体はかなり良いホテルなので文句もないがな。
チェックインをすませ、お金を細かくしてもらった。
国内では100元札にしか両替できなかったのだ。
ここでガイドにバスに乗りたいから細かくしたいというと「バスはスリが多い」「昨年、バスに乗ったらそのまま戻らなくなった人がいた」と脅かされる(>_<)
まぁ、おかまいなしだけど(^^;
両替して一度部屋へ
荷物を置いて、落ち着いてから出かけることにした。
15:15頃ホテルを出発。
バスに乗ろうと思っていたが、ホテルでの両替でも硬貨はなし。
バスは硬貨でないと乗れないので、諦めてタクシーを拾う。
とりあえずお約束である「霊隠寺」へ。
昨年は口頭では通じなかったが、今回は通じた。
1年間中国語学習にブランクがあるが、通じたのはうれしい(^o^)。
タクシーで10分ほどで「霊隠寺」に到着。
ここの細かい説明は昨年の旅行記を参照(^^;
中に入り、飛来峰を軽く見学。
相変わらずの見事な石像
そして奥へ行き境内の方へ。
天王殿で弥勒菩薩像と四天王像を見学。
その後、大雄宝殿へ。
大雄宝殿の中国最大の19.6mの金色の座仏が目当てで、そのために入場料を払っているのだが、今回は座仏のある堂は入れなかった。
ちょうど参拝の時間にぶつかったらしく観光客や一般参拝客はすべて外に出し、坊主が中で参拝をしていた。
中には入れないが覗くことはできたので、軽く覗くだけで終わり。
信仰のある人ならば、これでも堂の前でお参りすりゃいいからいいのだろう。
我々のような失礼な観光客は物がみれなきゃなんか損をしたような気になるぞ(^^;
それでも一応目的を果たしたので外へ行く。
外に出るとタクシーの客引きがウロウロ・・・
当然のように声をかけられる。
どこへ行きたいのか?茶を飲まないか?刺繍は見たか?などとしつこく聞いてくる。
で「西湖に戻る!」とこちらもしつこいくらい言うと、諦めて行ってしまった。
今回はお茶の購入も刺繍も予定にないからいらんのだ。
そして来るときにタクシーを降りたあたりに行ってみる。
しばらく待つがタクシーは来ない。
時間的にもう参拝時間終わりだから仕方ない。
そうこうしてると、普通のバンに乗ったオヤジが声をかけてきた。
「どこまで行きたい」というから「西湖まで」と答える。「西湖のどこだ?」というので、さすがに場所までは覚えていないので、地図を見せて指をさし「この辺まで」という。
すると「30元でどうだ?」と言うので「OK!」ということになり、そのバンに乗り込む。
普通にタクシーに乗っても25~27元くらいなので、さほど金額も変わらない。
そして目的地に無事に送り届けてくれた。
で、そこは「河坊街」というところ。
何かイベントがあったらしく、屋台が並んでいた。何か食べたかったが、その後すぐ夕食を食べに行くのでちょっと我慢して、その辺を散策。でもあまりおもしろくないかも(笑)
そのまま西湖沿いを歩き、昨年も行った「楼外楼」へ
ただ昨年より夜が寒い!その寒い中を30分以上歩き続けるのへ結構苦痛だった。
途中で諦めてタクシーを拾うが、発音が悪かったのか通じない(–;
地図を見せるが、わからない様子。
というより、面倒になったらしく「知らないから降りてくれ!」とあっさり乗車拒否(–##
場所的にわからないわけがないのだがな・・・
仕方なく結局歩いてしまった。西湖の周りを半分近く歩いたんじゃないのかねぇ・・・
さて「楼外楼」だが、今回は1人でないので前回入れなかった、豪華な方の店に入った。
ものすごく混雑している。
さすが杭州の超有名店。
混雑している客の間をぬって座席に案内される。
注文したのは以下の通り
「叫花童鶏(通称・乞食鶏)」
鶏を葉で包み、土で丸めて焼き上げる料理。
目の前で土を割り葉を切り裂いて出してくれる。
昔、乞食が鶏を盗んで逃げる途中、土の中にその鶏を埋めて隠した。
そうとは知らない人がこの上でたき火をしてしまった。
後からこれを掘り出してみたら、とても良い味に仕上がっていたという。
これがこの料理が乞食鶏と呼ばれている理由となっている。
食べてみると・・・予想外にうまい!鶏がむちゃやわらかくなっていて、葉と土のおかげかうまみが凝縮されてるって感じだった。
「東波肉」
お約束のトンポーロー。相変わらず絶品!・・・・だが、気のせいか、昨年食べた方がうまいか?(^^;
「宋嫂魚羹」
これも昨年頼んだ、宋姉魚という魚のスープ。酢と生姜が効いている。なんか味変わった?気のせい??もちろんうまいけど
「蓴菜湯」
昨年は別の店で頼んだ、じゅんさいのスープ。うまいけど、これも昨年の方が・・・??
あとは杭州なので、お約束の「西湖龍井茶」を頼む。
全部うまいんだけど、昨年食べたことのあるものは、なんか昨年の方がよかった気がするのは気のせいかな?
でも混雑している分、物が出てくるのが遅かったり、なんかなげやりっぽくなってる気がしたのは気のせいではないと思う。
まぁ豪華で有名だから全てが最高ってわけではないからね。逆に味が落ちることもあるし。
一応満足できるレベルなのでよしとしておこう(^^;
食事をして外に出てタクシーを拾おうかと思っていたら、タクシーの運ちゃんが声をかけてきた。
どこへ行きたいというので、地図をみせ来る時に通った屋台のあるあたりまでという。
10元で行くというので、乗ることにする。
しばらくすると、なんか道が違うことに気付く。
本来曲がるべきところで、曲がらないのだ。
もしかしたら別のルートがあるのか?と思いあまり気にしなかったのだが・・・
すると一軒の店の前で止まった。
ここを見ていけということらしい・・・・絹・刺繍の店だ・・・(-_-;;
とりあえず、タクシー代はぼられてはいないので、お金を払い外に出て、その声を無視して反対方向に歩きだす。
運ちゃんも驚いたような顔で見てたが、相手にせず進む。
本来の場所より徒歩で10分くらい先だったのが、救いだったな。
屋台街で軽く品物を物色。
帽子やらマフラーを購入。その後ホテルの方向へコンビニを探しつつ歩く。
が見つからず(-_-;;
水やらその他飲み物が欲しかったのだが・・・21時過ぎているので、他の店もほとんどやっていないのだ。
確か前回もコンビニ探し回ったような記憶がある(^^;
さすがに見つからないので、諦めてタクシーを拾いホテルへ戻る。
コーヒーを入れ、風呂に入り、とりあえず体を温めてから寝ることにした。