台風19号が上陸した翌日。
東京・・・特に私の住んでいる地域は、ほとんど被害はなかった。
さすがにキャンセルしようかな・・・と思ったけれど、自粛というのもそれはそれで何か違う。
ということで、もし交通機関がOKだったら行こうということで、一応出発することにした。
とはいえ、東京から那須というと宇都宮線。
当初はお昼には電車が動くという情報があったので、なんとかなるかな?と思ったら、出発後に入ってきた情報によると夕方に復旧!?
あー、これはダメかなぁ・・・と思い、それならバスで行こう!
ということで、運行状況がわからないので、とりあえず新宿のバスタ新宿へ。
確認すると・・・終日運休。
さすがにもう無理だな。
と思って調べたら、とりあえず湘南新宿ラインで大宮までは行かれることが判明。
東北新幹線も全面運休かと思いきや、ちょうど目的地の那須塩原駅までは動いているとのこと。
当初は新幹線を使う予定はなかったけど、それでもいいかな・・・ということで大宮駅へ向かった。
大宮に到着して、宇都宮線を確認すると、お!動いている!というか動き始めたばかり??
ということで、宇都宮線に乗車することが出来た。
途中の川の増水を見ていると、これはやばいなぁ・・・と思いながらも、とにかく那須塩原までたどり着くことが出来た。
しかし、元々それほど本数は多くないとはいえ、動き出したあとはそれなりに動いていたようだった。
那須塩原駅についたのは16:00頃。
なんだかんだと当初の予定よりも1時間程度の遅れで那須塩原へ到着。
ここから、目的地のペンションまではバスで30分かかる。
到着時間が遅れたので、次のバスまでは1時間近く時間がある。
どこで時間潰そうかな・・・と、駅周辺を見てもこれといって変わったものはない。
かなり冷え込んできたので、どこかお店に入ろう・・・と思ったがそのお店も定休日だったりする。
結局、駅に戻ってきたら駅の中に小さいカフェがあった。
あー、ここでいいや。
ということで、コーヒーで一息つくことにした。
バスの時間の5分ほど前になってバス停に移動すると、すでにバスは止まっていたので乗り込む。
さすがに乗車客は少ないな。
バスが出発・・・約40分間乗車。
途中に那須サファリパークなどもあった。
守子坂停留所に到着。
目的地のペンションまでは、ここから徒歩5分くらいのはず。
まずは途中のコンビニで、飲み物だけ購入する。
以前、他のペンションに宿泊した時に、近くにコンビニや自販機もなく深夜に飲み物が欲しくなった時に、困ったことがあったからだ。
コンビニを出て路地を入っていく。
時間は17:40頃だが、すでに周囲は真っ暗。
街灯もないので、道路が良く見えない。
目が慣れてくると、なんとなーく道っぽいものがわかる。
しかしさすがに途中で断念してスマホのライトを点ける。
途中には、かなりの水たまりが出来ていたりする。これも台風の影響だろう。
目的のペンションはすぐに見つかった。
ペンションそのものは、ライトアップ・・・とまではいかないがそれなりに照明がついているのでわかりやすい。
写真だと真っ暗だな・・・
中に入ると夕食の準備の真っ最中。
ちょうどオーナーさんらしき人が出てきたので、そのままチェックイン。
台風翌日とはいえ、それなりにお客さんが来ているようだ。
一週間ほど前に予約したので、部屋は和室。
荷物を置いて一息ついたら、すぐに食事だ。
夕食は食堂の方へ移動して頂く。
ここの食堂は談話室も兼ねているので、食事時間以外でもいつ利用しても良いらしい。
食事はバフェスタイルだった。
簡単なコースだと思っていたので、意外だったけどこれはこれで良い。
和洋折衷な感じの料理が並ぶ。
バフェとは別に、個々に牛肉のパイ包み焼きが出てくる。
しばらくすると、6種類のデザートが並ぶ。
3種類のケーキと3種類のゼリーだ。
このケーキも全部手作りだよなぁ・・・
宿泊人数に限らず、常にバフェスタイルだとしたら、極端に宿泊者が少ない時ってどうなるのだろう?
ペンションだと時期によっては、まったく客のいないときもあるだろうに・・・などと余計な心配をしたりもする。
そういえば18時半頃に、到着したお客様もいた。
やはり台風の影響で遅れているのだろうか。
他のお客様の会話が耳に入ってきたが、前日から2泊で宿泊している家族連れがいた。
台風の時など、どうしたのだろうか・・・
バフェの欠点としては、つい取りすぎてしまうこと。
かなり苦しい状態となって、部屋へ戻る。
そして食後にはさっそく温泉だ。
ここのペンションは部屋にもユニットバスがついているが、貸切の露天風呂が2つある。
今回の目的はやはり温泉なので、ゆっくりお湯に浸かろう・・・
温泉は食堂を通り過ぎた外に小屋があった。
露天とはいえ屋根はあるので雨が降っても大丈夫そうだ。
一つ目の温泉に入ってみる。
熱い!
ここは源泉かけ流しではなくボイラーを使っている。
小屋のすぐ横にボイラーがあるので、音が聞こえるのだけど、さすがにこれは熱すぎないか??
入っていると指先がしびれてくる。
これは長湯は無理だなぁ・・・と諦めて、もう一つの露天風呂に移動する。
こちらは。ちょっと温め。
逆にもう少し熱くてもいいかもしれないくらいだけど、こっち長湯してしまいそうな温度だった。
実際、そこそこ長湯をしたような気もする。
お風呂を出て部屋へ戻る。
さすがに寝るには、まだ早いかな・・・と思ったけれど、とりあえず布団を敷いて横になる。
横になったら最後で妙に疲れがたまっていたようで、そのまま寝てしまった。