昨年秋のpeachのキャンペーンで多少安くなっていたから衝動的に航空券を購入した福岡に行ってきた。
まぁ、太宰府天満宮をはじめとして、一度博多に行ってみたかったのでちょうど良いと言えばちょうど良い。
行政がやっている全国旅行支援とかいうのもあるらしいが、ワクチン未接種なので関係ない。
そもそも旅行に行きたい人は、支援がどうこう関係なく行く。
さて土曜の朝。
普段は4時起きなので、久しぶりに5時過ぎに起きた。
自宅を出発するのが5:35頃で、準備は完了しているから5時過ぎに起きても十分間に合う。
起きたら着替えてすぐに出発だ。
5:53発の電車に乗って日暮里→成田空港第一ターミナルへと向かう。
それにしても、土曜の早朝だというのに乗車している人は多い。
山手線も平日とさほど変わらないくらい乗っている。
日暮里駅の京成線構内のファミリーマートで朝食を購入。
おにぎりとパンとコーヒー。
普段仕事に行く時と、ほぼ同じ。
いつも通り京成スカイライナーで成田空港へ向かう。
約40分。
ファミマで購入した朝食を食べてのんびり過ごそう・・・
しかし通路を挟んで隣の席の外国人が、せわしなく立ったり座ったり、後ろの友人らしき人と立ったまで会話をしたりで、どうにも落ち着かない。
結局、あまり落ち着かないまま成田空港へ到着。
チェックインが始まっているが、預ける荷物もないので、スマホからWebチェックインを行う。
Peachのアプリでのチェックインだが、空港内からでないとチェックインが出来ない仕組みになっている。
チェックインが完了すると、アプリで航空券まで表示されるので非常に便利だ。
なのでチェックインカウンターの前を素通りして、そのまま荷物検査へと向かう。
まずここで、航空券のQRコードを読み取る。
そして荷物検査。
特に混雑もなくスムーズに終了。
7:50頃には搭乗口に到着した。
8:10には搭乗開始となった。
バスで飛行機まで移動するので、順次バスに乗り込む。
かなりの混雑だ。
そしてバスの前に到着したら・・・いつまでたってもバスから出られない。
何やら、飛行機の最終確認で手間取っているらしく、まだ乗れないらしい。
結局、バスの中で30分近く待たされた。
それにしても飛行機の準備が出来てから、搭乗開始するのが本来だと思うけれど、どうなのかね。
飛行機に乗り込む。満席かな。
準備の遅れと同じ30分程度遅れて、飛行機は出発した。
福岡空港まで約2時間20分。
国内線で時間も短いので、機内では文庫本を読む。
最近は電子書籍を読むことも多いので、文庫本は久しぶりだ。
やっぱり本は紙の方がいいな。
11:15頃、福岡空港に到着した。
多少、遅れ分を取り戻した感じかな。
預けている荷物もないので飛行機を降りたら、そのまま地下鉄の駅へ。
博多駅に向かう。
空港から10分程度で博多駅に到着するのも楽で良い。
博多駅に到着。
ちょうどお昼時でもあるので、まずは博多ラーメン!
とはいえ、博多のラーメン事情はまったく知らないので、博多駅直結の博多デイトス内にある、博多めん街道へ。
博多にある有名ラーメン店が並んでるフロアだ。
その中にある「博多だるま」
店先に芸能人のサインが大量に飾ってある。マスコミでも相当露出しているのだろうな。
もちろん行列を作っている。
先に食券を購入してから列に並ぶシステムらしいので、まず食券を購入。
玉子入りラーメン、3番人気と書いてあった。
列に並ぶと、店員さんがすぐに食券の確認に来た。
ここで半券を渡して、麺の硬さを確認した。
かたにしようかな・・・と思ったけれど、無難に普通にしておいた。
だいたい20分ほど並んで入店。
カウンターにご案内。
案内されて、すぐにラーメンが出てきた。
このスピード感はうれしい。
初博多ラーメン
博多の他のお店がわからないので比較は出来ないけれど、東京でこれまで食べたことのある豚骨ラーメンの中では、やはり一番美味しいかもしれない。
まぁ、ラーメン自体、あまり食べてないからなんとも言えないけれど。
昨年の尾道ラーメン以来だし。
それにしても創業昭和38年ということを考えても、博多を代表するラーメン屋なのだろうな。
個人的には好みの味だし、とても美味しく頂いた。
時間は12:30少し過ぎだ。
外に出ると寒い。
小雪が降っていると、機内のアナウンスで言っていたくらいだし、東京より寒い感じだ。
この後は博多旧市街エリアをぐるっと回る。
まずは駅から10分程度の場所にある「博多千年門」
古い門だと思ったら、平成26年3月に完成したのだとか。
「妙楽寺」臨済宗のお寺。
ういろう発祥の地として、知られているらしい。
ういろうと言えば名古屋のイメージがあるが、博多が発祥の地だとは知らなかった。
あとは独特な博多塀か。
「聖福寺」
日本最初の本格的な禅寺として有名らしい。
そして日本茶の発祥の地だという。
茶の木が植えられていた。
ということは、博多はお茶の産地でもあるのか?
調べてみたら、博多というか福岡が高級玉露の産地なんだそうな。
あまり土産物店では見かけないが、先入観で気付かなかっただけなのかもしれない。
「東長寺」
日本一大きな、木造仏像として高さ10.8mの福岡大仏が祀られている。
残念ながら大仏は撮影禁止だった。
その大仏の台座内にある、地獄・極楽めぐり
地獄絵巻が展示してある通路を進むと、途中からはまったく光のない通路となる。
手すりを頼りに進んでいくのだけど、目が慣れてもまったく見えないという体験はなかなか貴重だった。
ここまではどこも旧市街として密集していた。
ここから、少し離れたところにある「櫛田神社」に向かう。
「櫛田神社」
博多の総鎮守である櫛田神社。
さすがに他のところよりも参拝客が多かった。
日本一のおたふくわたと書いてある、おたふくの顔があったが、これはいつもあるのだろうか?
時間は14:00過ぎ。
大濠公園に向かうために祇園駅へ。
祇園駅から大濠公園駅まで約8分。
大濠公園駅を出ると、少し行くとすぐ大濠公園だ。
この公園は国の登録記念物となっているらしい。
しかし寒い。
大濠池にかかる橋を渡っていくと、さらに寒い。
観月橋を渡り、浮見堂へ。
外国人の方が写真撮っているので、浮見堂へ入りにくい・・・
特にこれといったこともないので、そのまま大濠池を渡っていく。
ぼちぼち人はいるけど、やはりまだまだ人は少ない。
皐月橋を渡り、大濠池を渡り切る。
渡った先は、反対側と比べてちょっと寂しい。
大濠池に沿って福岡城の方へ移動する。
福岡市美術館を超えて国際友好の森というところへ入っていく。
住宅地を抜けると、石垣が見えてくる。
福岡城跡へ到着。
とりあえず天守台の方へ行ってみよう。
地図上ではいろいろ書いてあるけれど、実際に行ってみると、跡だけなのでいまいちピンとこない。
さすがに天守台には、少ないながらも人がいる。
本丸跡から東御門跡、そして上之橋御門跡の方へ移動する。
この辺りで左足に異変が発生。
ふくらはぎが痛い。
今日はそれほど歩いていないはずだけど、寒さでやられてしまったか?
ここからホテルまで歩いて20分くらい。
とりあえず途中で休憩をしよう。
カフェはいくつかあったけれど、定休日だったり満席だったりでなかなか入れない。
ふとみると、昭和の頃からっぽい喫茶店「コーヒーハウストゥモロー」というお店があった。
覗いてみると、ここは入れそうだ。
メニューを見ても、いかにも昭和。
トラジャコーヒーがあるので、それを頂く。
ケーキか何か頼もうかと思ったけれど、すでにケーキは品切れ。
それじゃ、飲み物だけでいいか。
悪い店ではないのだけど、座った座席的にもちょっと落ち着かない。
30分程度休憩して退店。
このままホテルまで歩いていく。
しかし、街中を歩いていくと、あまり東京と代り映えしないような感じ。
都市部だから、当然かもしれないが・・・
ホテルへ到着。
ライフ天神福岡
外資系のちょっとこじゃれたホテル。
チェックインもカウンターではなく、入口すぐにある丸テーブルのようなところ。
アメニティは、ロビーから自分で持っていく。
部屋は広くはないけど、寝るだけと考えたら充分。
ちょっと残念なのは湯舟がなくシャワーだけだったこと。
時間は17:30頃。
荷物を置いて少し休憩する。
18:30ちょっと前にホテルを出発。
天神駅近くにいるので、天神屋台街へ向かう。
ちょっと気になっていた屋台もあったので、そこで食べられればいいかな・・・と思い、まずはその屋台を目指す。
その目当ての屋台が出ていたと思われる場所に行くと・・・何もない。
コロナで閉店してしまったのかな。
まぁ、仕方がない。
他の屋台でめぼしいものがあれれば、そこへ入ってみてもいいか。
そう思い天神駅の方へ向かう。
いくつかめぼしい屋台はあった。
あったけれど、それらは大行列。
さすがにこの寒い中、並びたくない。
さらに屋台を見ていると、どの屋台も隣と完全に密着する狭さ。
さすがにあそこまで密集していると、ちょっと厳しいな。
あの密着感がいいのかもしれないけれど、私には合わない。
一通り天神の屋台は見て回ったけれど、どこもそんな感じなので、残念ながら立ち寄らなかった。
そういえば写真も撮らなかったな・・・
さて、それではどうしようかな・・・
どこかで夕食を食べよう。
下調べも何もしていないので、天神駅周辺を歩いてみる。
ちょっと見ると「モツビストロ」なる文字を発見。
PARCOの地下1階
モツビストロ天神ホルモン福岡パルコ店
並んでいたけれどビルの中だし、数組だったので待つことにした。
20分くらいの待ちでご案内。
ここはQRコードを読み込んでスマホで注文するタイプのお店だ。
「炙りミックスホルモン」「ギリレバ刺し」「極上丸腸」「ネギまみれPタン」
「じっくり煮込んだモツのトマトチーズ焼」「揚げ塩ホルモン」
それぞれ1人前づつの注文。
小食なのでに2人で食べるならば、これで充分。
個人的には、丸腸が一番気に入った。
1人なら定食的なものあったと思う
充分にモツを堪能して退店
ホテルへ向かう。
途中でコンビニへ立ち寄って水を購入。
ホテルへ到着したのは21時過ぎだ。
さすがに朝が早かったこと、足の痛みもあり、相当疲れていた。
湯舟に浸かりたいところだけど、ここはシャワーだけなので、仕方がない。
シャワーだけ浴びて、早々に寝てしまった。