5日の夜仕事を終わらせてから出発だ。
それほど忙しいわけだはないが、毎日異常に疲れている。
さすがにちょっときついかな。
それでも23:11発の都営三田線。
羽田空港へ向かういつもの終電だ。
いつもなら人も少ないのだけど、この日は途中で若者集団が乗ってきた。
非常にうるさいが、酔ってるっぽい。
すぐに降りていったからまぁいいか。
それにしても、飲み屋街でもないのにな。
0:20頃に、羽田空港に到着。
なんかいつもより人が多いな。
モスバーガーで時間を潰そうと行ってみると閉まっていた。
なんと平日は21時までに変更になったらしい。
コロナ前は24時間だったので、非常に残念だ。
となりの吉野家は24時間かな。
こちらは非常混雑している。
店前に並んでいるテーブルは、牛丼食べているお客で溢れている。
仕方ないなぁということで24営業のカフェ、カフェ・カーディナルへ。
ここもいつもより混雑している。
カフェ・カーディナルでは、カーディナルドッグ、ナチョス、コーヒーを注文。
前回ここに来た時も、まったく同じものを注文している。
他に選択肢がないともいうが・・・
しかし羽田空港だから仕方ないのだろうが、カーディナルドッグ 750円は高いよな。
かといって、この時間にカレーを食べたいとも思わないが。
2時頃までカフェで時間を潰してからシャワールームへ。
いつもの30分1500円のシャワーだ。
シャワーを出たら、結構良い時間になっていた。
2:45頃にはチェックインカウンターに並んだ。
2:55からチェックイン開始なのだが、10分前だと結構並んでいる。
日本人よりも外国人の方が多いな。
それでもチェックイン開始から10分も待たないで完了。
そういえば、チェックインカウンターそのものが、新しくなっていた。
スタッフにせよ客にせよ、前の方が使いやすいように思えるけど、どうなのだろう。
荷物検査は、時間的にガラガラだ。
特に問題もないので、さくっと終了。
そして、出国ゲートを出る。
それにしても、ゲートでの自動出国になってから、出国した!って感じがなくなってしまったなー
搭乗口前、特にやることもないので、飲み物だけ買って座って待機。
気付いたら4:30過ぎ。
さすがに疲れが溜まっているせいか、寝てしまっていたらしい。
するとアナウンス。
まだ、出発準備が出来ていないから、搭乗開始が遅れると。
当初、4:40から搭乗開始予定だったが、実際に搭乗開始となったのは5:05頃。
だいたいタイガーエアは定刻通りに搭乗開始の方が少ない感じだな。
それでも、ほぼ定刻通りに到着するのは、すごいと思うが・・・
飛行機に乗り込む。
ほぼ満席。
5:35には動き出した。定刻より10分遅れ程度だ。
動き出したのは覚えているが、離陸したことは覚えていない。
疲れがピークだったのかも。
しかし出発して2時間ほどで目が覚めた。
目が覚めてしまったので、SIMカードの入れ替えを行った。
後はボーっとしたまま、台北へ。
台北桃園国際空港には7:25頃に着陸だ。
予定より30分以上早いが、だいたいこういう時は機内でしばらく待たされる。
案の定、この時もしばらく待たされた。
7:50になってようやく飛行機から降りることが出来た。
それでも、定刻より10分ほど早い。
これは非常にうれしい。
そして8:10には、早々に到着ロビーへ出る。
これだけ早ければ、この後は余裕を持って行動できるな。
いや、少し早すぎる気もするが・・・
飛行機の座席が三列シートの真ん中だったため、トイレに行くのを我慢していた。
ロビーに出たら、まずはトイレに駆け込む。
その後、ATMで台湾ドルを引き出す。
帰国後に確認したが利子を含めても、ほぼレートと変わらないくらいだった。
そして桃園空港MRTの駅へ移動。
まずEasyCardにチャージだな。
3日分で600NTD弱の計算だ。
ただEasyCardのチャージはお釣りがでないのね。
100NTD紙幣が足りなかった。
なので、あるだけチャージして残りは後で、チャージしよう。
8:37の桃園空港MRTに乗車。
予定より一本早いので9:00には、高鉄桃園駅到着してしまった。
ちょっと予定より早すぎだった。
10:10の台湾新幹線なので、1時間以上ある。
しかし、やることもない。
あ、まずは弁当を買おう・・・と、駅弁売り場へ行ってみた。
すると、販売開始時間が10:45からだと!
10:10の電車じゃ絶対無理だ。
高鉄弁当楽しみにしていたのだがな。
しかし売っていないものは仕方がない。
セブンイレブンで弁当を購入。
増鶏蛋白餐 99NTD
コンビニ弁当だけどこれも台湾っぽい弁当かもしれない。
レジで温めてもらう。
しばらくベンチで待っていたが、10:00頃にホームへ移動。
今回はT-EX行動購票というアプリで、チケットを購入した。
これは窓口や自販機で購入するより、非常に楽だった。
購入したチケットをアプリから呼び出してQRコードを表示させる。
このQRコードがスクリーンショットとかではダメらしいので、そこだけ気を付けないといけない。
QRコードを改札で読み込ませて、そのまま入場だ。
ホームで電車が入ってくるのをしばらく待つ。
電車が入ってきたので乗り込んだが、ビジネス車両も、ほぼ満席に近いような感じだ。
以前乗った時は、ビジネス車両がガラガラだった記憶があるから、もう台湾でも新幹線が根付いたということなのだろう。
10:10 定刻通り桃園を出発。
しばらくすると、お菓子とコーヒーのサービス。
これは少しうれしい。
お菓子が2種類あって、どっちが良いか聞いてきたのだと思うが、さすがにネイティブのスピードで聞き取れなかった。
後から考えたら、そう言っていたなぁと思えるのだけど。
で、言葉に詰まっていたら、英語に切り替えて2種類ともくれた。
ここで桃園駅で購入した、弁当を食べる。
ご飯の上に、鶏肉と豆腐と玉子と野菜が乗っている。
米は黒米か雑穀米っぽい。
この米の上に、ドーンとおかずが乗っているスタイルが、やはり台湾っぽくて良いね。
味付けも濃すぎないのがうれしい。
あとは到着までボーっとしているだけだった。
11:45 定刻で高鉄左営駅へ到着。
16年振りの左営駅。
さすがに、以前のことは覚えていないが、おそらくあまり変わっていないのだろう。
ここでバスに乗り換えだ。
12:00発の佛光山行き。
新幹線を降りて改札へ。
降りる時もQRコードを改札で読み込ませる。
うん、特に問題もなし。
そしてバス乗り場へ移動。
案内板がすぐ目についた。
駅を出て階段を降りたら目の前がバス乗り場だった。
事前に確認したところ2番乗り場だと書いてあったが、実際は3番乗り場。
すでにバスは到着していた。E02バス。
バスの横に、佛光山と書いてあるので、間違いないだろう。
調べた限りだと、10時過ぎからバスも非常に混雑すると書いてあった。
しかし実際には、そこまで混雑していない。
5分前で5~6人の行列だった。
出発時には、ほどよくバスの座席は埋まっているようだったけど、満席ではないな。
12:00になりバスは出発。
佛光山記念館まで45分となっていたが、35分弱で到着だ。
当初の予定よりも早く到着。
佛光山は、台湾の4大仏教の一つ。
高雄は総本山で星雲大師の指導のもと、1967年5月16日から山を切り開いたという。
現在は、台湾南部最大の仏教寺院となっている。
また日本にも東京佛光山寺を始めとして、伊香保、福岡、山梨、名古屋、大阪に別院が存在する。
まずは時間を確認する。
当初の予定だと、佛光山記念館を出発するのが15:00。
それより後だと、その後の予定が狂う。
その前だと、14:23発。
佛光山記念館と佛光寺を全て回るつもりだったけど、2時間半だととても回り切れない。
なので全て回ることは諦めて、観光コース的な佛光山記念館だけを回って、14:23で出発することにした。
そうと決めたら、佛光山記念館の入り口となる禮敬大廰の中へ! トイレに寄ってから、ガイドマップをもらう。
佛光山記念館は10年以上かけて2011年12月25日に落成。
広さは4000坪。
ここだけで時間が足りなくなる。
本館への道は禮敬大廰から続く240mの成佛大道という通路があり、本館後方には高さ108mの銅仏が構えている。通路左右には八正道と言われる8塔の寶塔がある。
この成佛大道は、休日ともなれば外国人観光客で溢れかえるという記事を見たのだけど・・・誰もいない。
人がいない分には、ゆっくり観光できるから、まぁよしとしよう。
禮敬大廰を抜けて、成佛大道へ。
両側に八正道が並んでいる。
八正道にも貴重な宝物が展示してあるそうだが、とても時間が足りない。
なので、今回は八正道には入らなかった。
成佛大道の奥の方。大仏の前に記念館本殿がある。
正門は地下っぽいが、たまたま3階から中に入ってしまった。
なので改めて地下へ降りていく。
ここにガイドマップに書かれている宝物があるらしい。
まず入口のところに「佛祖與五百羅漢像」
そこから先は、基本的に撮影禁止だった。
まず觀音殿の「千手千眼觀世音菩薩像」
中に入る時に、蝋燭のようなお供えを持たされた。
話好きの尼さんが声をかけてきた。
日本からだというと、うれしそうに日本にも佛光山があると言われた。
次に、そのうらにある金佛殿の「金佛」
こちらも同様に、声をかけてきた。
ここでは、日本語のおみくじがあると言われたので、ひいてみた。
日本語というか、いろいろな国の言葉のおみくじがあった、
書かれていた内容は
「他人を称賛できるように修行すること。言い切れないことは多々ある」
おみくじというか神言?
次に玉佛殿「臥佛像」
ここでは土足厳禁ということで、入口前で靴を脱いで下駄箱に入れておく。
白翡翠で出来た、寝釈迦像だ。
ここでは、真剣に参拝している人がいた。
邪魔にならないように、見て回る。
次に行ったのは、お釈迦様の生涯を展示してある展示室。「仏陀的一生」
受付の人に強く勧められて覗いていくことになった。
お釈迦様が生まれてから、悟りを開いて仏になるまでを模型や絵などで展示してある。
言葉がわからなくても、なんとなくわかる。
あと展示室を見て回る。
佛教地宮還原館というところに「菩薩坐像」というのがあった。
展示を一通り鑑賞して、3階に戻る。
3階から「大佛平台」という場所へ出る。
ここには特に何もないが、そこから「佛光大佛」を見上げるような形になっていた。
「佛光大佛」は、世界一の大きさだという座大仏だ。
周りに比較物がないので、どれだけ大きいのかいまいちよくわからない。
大仏の下の方へ近づいていくと、ここでまた尼さんに声をかけられた。
どうやら写経をやっていけと。
簡単に説明をしてくれた。
5分程度で終わるということなので、それなら大丈夫だろうと、やってみることにした。
おみくじみたいになっていて、まずくじのようなものを引く。
そのくじに書かれている番号の紙を筆ペンと一緒に渡してくれた。
これをなぞるということらしい。
大佛平台抄經堂の中に入って席につく。
一応、写経のやり方が書かれた紙が置いてあったので、合っているかわからないが、そこに書かれている通りにやってみた。
なかなか簡単ではないな。
書いた経の意味は
「感謝は幸福の源であり、悔い改めは変化の秘訣です。」
感謝して悔い改めろということなんだろうなぁ
バスの時間まで残り30分。
写経は、ほんとに5分程度で終了だ。
乗り遅れると次のバスまで40分ほど間があるから、足早に来た通りに戻っていく。
なんとか5分ほど前にバス停に到着だ。
10人ほどが並んでいた。
14:23 佛光山記念館を出発。
確かに、ここは全部見て回ろうと思ったら1日がかりだな。
次に来る機会があったら、ここだけで時間をとっても良いかもしれない。
バスで高鉄左営駅へ向かう。
しばらくすると、すさまじい勢いで雨が降ってきた。
高鉄左営駅に到着した時は、まさに豪雨。
さて、どうするかな。
とりあえずバス停から、目の前にある新光三越へ避難。
ここでトイレに行ってから高鉄左営駅の中へ。
セブンイレブンで傘を売っていたから、買おうかどうか思案。
しかし350NTDくらい。
ちょっと高いなぁ・・・
とりあえず傘は買わずに、新左営車站の方へ移動。
そうすると、少しおさまってきた感じだ。
これならなんとかなるかな。
外に出てみると、ほとんど降っていない。
ということで、ここから「蓮池潭」に向かって歩いていく。
まずは「高雄市政府水利局蓮池潭截汚站」
蓮池潭にかかっている橋だ。
以前もあったのかな?とりあえず初めてなので渡ってみる。
渡りきったらすぐに「高雄左營孔子廟」がある。
台湾最大の孔子廟と言われている。
しかしコスプレらしき撮影をやってる人がいたくらいで、参拝客はまったくいない。
そこから蓮池潭沿いに進んでいく。
「元帝廟北極亭」から「北極亭玄天上帝神像」
観光客は、ほとんどいない。なんかカラオケ大会のようなことをやっていた。
「春秋御閣」から「観音騎龍像」
「観音騎龍像」では、少し観光客がいたくらいで、ほぼ人がいない。
「五里亭」までは行かなかった。
そして「龍虎塔」に向かうが現在工事中。
一応、龍虎の中には入れるが、やっぱり工事しているとちょっと物足りない。
そこまで歩いていきて、カフェで休憩することになった。
「龍虎塔」の手前にあったカフェ「拉茉咖啡 Lamore coffee」
パッと見た感じ休みのようにも見えなくはなかったけど、近くに行くと営業中であることがわかったので入ってみる。
ここでは椰奶咖啡というのを注文、
まぁ、ココナッツコーヒーだ。
値段ははっきり覚えていないが、120NTDくらいだったと思う。
座席でしばらく待つと運ばれてきた。
なるほど、コーヒーというかラテだな。
ココナッツの風味がする。
美味しいのだけど、ちょっと冷めているのが残念だ。
でも、このくらいの温度が、この辺りでは普通なのかもしれないな。
しばらく休憩してバスの時間を確認する。
電車でも行かれるが、電車だと本数が少ないのと、ここからだと駅よりバス停の方が近いし本数が多いのでバスを使う。
バスを使うようになってから、行動の幅が確実に広がったな。
最寄りのバス停は左営農会というところ。
ここからだと歩いて7~8分だ。
ちょうど良いタイミングでバスが到着しそうなので、バス停へ向かった。
バス停へ到着したら、数分でバスが来た。
良いタイミングだ。
バスに乗り込み、ホテルの最寄りまで乗っていく。
約25分。
バス停で降りると、2~3分のところがホテルだった。
「富駅商旅高雄中華路館」
さっそくチェックイン。
部屋行って一息つく。
時間は19:00くらい。
少し休憩して、明日行く予定だった高雄港の方へ行ってみることにした。
ホテルを出て、数分のところにMRT前金駅があった。
そこから乗り込んで鹽埕埔駅まで行く。
といっても一駅か。
そこから10分ほど歩くと、まず「駁二藝術特區」という場所に到着した。
一応20:00までやっているようだけど、人もいないしあまりパっとしない。
なので、通り過ぎるだけ。
そして、その先の「駁二芸術特区P3倉庫」へ到着。
ここでも展示会などが行われるようだが、さほど見るほどのものない。
高雄港沿いに、愛河の方へ歩いていく。
やっぱり夜だと特に見るほどのものはないな。
途中の「大港橋」などは、その先がアウトレットモールやレストランになっているので、夜景っぽくなっていた。
MRTに乗ろうと思ったが、どうにもタイミングが合わないので結局「光栄碼頭」まで歩いていってしまった。
雨も降ったりやんだりを繰り返していたが、たいしたこともなかった。
そして「光栄碼頭」
ここに、以前はアヒルがいた。
それを期待して来たのだけど、2月で終了していた。
というか期間限定だったらしい。
ずっといるものだと思っていたので、非常に残念だ。
アヒルがいないのなら、わざわざここまで来る必要もなかったのだが、まぁ夜の散歩ということで良いだろう。
それでは、夜市へ向かおう。
確認すると、100番バスというのが、無料で六合観光夜市まで運行しているらしい。
なので、そのバス停である漢神百貨まで向かう。
バス停までは約8分。
調べた時間にはバスはこない。
どうやら遅れているらしい。
かなり遅れて100番バスが到着。
一応、EasyCardでタッチはするが、料金はひかれていないようだ。
六合観光夜市の隣の通りでバスを降りる。
六合観光夜市
以前来た時より、だいぶ人が少ない。
まぁ、16年前だから、そりゃ変わる。
以前は、高雄で一番の賑わいをみせていた六合観光夜市だが、現在は瑞豊夜市の方が賑やかだという。
でもまぁ、個人的には今の六合観光夜市くらいの混雑具合がちょうど良い。
夜市の中ほどで、ライブ演奏もやっていた。
ライブというかキーボードと歌だけで、歌い手さんが何人も変わっていた
そしてここでは海鮮粥と塔香小巻を頂いた。
夜市でイカというと、だいたい生炒魷魚焿なので、バジル炒めは珍しい。
海鮮粥を2つ頼んで、店の人も確認したはずなのだが、なぜか1つしか出てこなかった。
まぁ、料金的にも1つ分しか払っていないから別に構わないのだが。
結果的には1つで充分な量だった。
そのぐるっと回り、ホテルへ戻ることにした。
いつもの通り、途中でコンビニに立ち寄る。
コンビニで茶蛋も買ったので、それを食べて横になったら、気付いたら3時頃。
相当、疲れが溜まっているのだろう。
シャワーだけ浴びて、再びベットで倒れ込んだ。