【高雄・台南・桃園】2024年09月07日

2024年9月14日

2日目。
なんとか6:30には起床。
やっぱりどこかしら体調はよくない。
それでも7:00過ぎには朝食に向かう。

15階が朝食会場だということなので、エレベーターを使うのだが、このエレベーターが異常に遅い。
動いているのかどうか疑わしくなるくらいだ。
15階に到着。エレベーターを出たら、すぐに会場だ。

すでに、それなりの人数の人たちがいた。
席は特に決まっていないので、適当に座る。
よくあるバフェだ。
特に変わったものはないので、一通り取ってくる。
可もなく不可もなくといったところかな。
時間があれば、チェックアウトしてから外に食べにいっても良いのだけど、あまり時間もあるとは言えない。

朝食
朝食
朝食会場・最初の人達がいなくなって、ガラーンとしている

部屋に戻ってチェックアウト準備をする。
どうにもスマホの充電状況がよろしくないな。
100%にならなかった。

8:50にはチェックアウトだ。
カードを返すだけで、チェックアウト終了。
そして外へ。

富駅商旅高雄中華路館

まずはMRTの美麗島駅まで歩いていく。
前金駅から乗ろうかとも考えたけど、1駅だし歩いても時間が大差ない。

不二家があった
ストリートアート

美麗島駅は、高尾MRTの中心的な駅。
2008年9月開業だということは、以前来た時のちょっと前に開業したということか。

美麗島駅

美麗島駅の改札前のホールでは、祈りを表現したという「光之穹頂」とう世界最大のステンドグラス作品がある。
1日三回、ステンドグラスの色が幻想的に変わる光のショーがあるのだが、今回は時間が合わないので見れなかった。

皆この前で大はしゃぎで記念写真を撮っていた。

光之穹頂
ストリートピアノ
記念写真を撮っている

光之穹頂の写真を撮っていたら、時間がギリギリになったが、MRTのホームへと移動。
ここから、MRT Red Lineで隣の高尾駅へ向かう。
ホームへ行くと、ちょうどやってきた。
当初の予定より少し早いが、早ければ余裕を持って行動できる。

MRTホーム

一駅なので2~3分で高尾駅に到着だ。
高尾駅から、台湾鉄道で台南へ向かう。
少し早めについたので、一本前の電車に乗れそうだ。

台鉄 高雄駅

台鉄のホームへと進む。
9:42発の区間車。台南まで68NTD。
区間車といっても、最近は普通の電車と変わらなくなっているな。
昔のようないかにも古めかしい車両ではない。
あのあちこち穴が開いているような昔の電車にも、また乗ってみたいものだ。

区間車

1時間20分弱で、台南駅へ到着。
台南へ来るのは20年振り。
さすがに細かいことは覚えていない。
その時は台南で宿泊していた。
今回は、台南の滞在時間は約4時間だ。
その間で回れるところを回る。

台南駅 出口改札
台南
狸小路という店

まず向かったのは「赤崁楼」
行っていないと思ったが、以前の記録をみたら訪れている。
写真もあったが、入場料について書いていないから、20年前は無料だったのかもしれない。
今回は入場料として60NTDが必要だった。
電車の中で、オンラインチケットを取得しておいた。

駅から徒歩で約20分くらいの場所にある「赤崁楼」。
1850年代の建物だ。
オンラインチケットでQRコードを読み取ってもらって中へはいる。

ありゃ、改装中だ。

赤崁楼 入っていきなり工事中
赤崁楼 鯉がいた

メインとなる「赤崁楼」そのものを改装していた。
昨年から工事をしているらしく、裏側にある「文昌閣」は工事が終わり見学できるようになっていた。
残念だが仕方がないので「文昌閣」の方へ向かう。
人が少なかったのは、そのためなのか?

文昌閣
文昌閣の前にあった
文昌閣

一人で三脚立てて自撮り頑張っている方もいた。
「文昌閣」では、おみくじのように筊杯を投げて表裏が出たらペンがもらえる。
ということで、やってみたら一発で表裏。
ペンを頂いてきた。お布施も忘れずに。

文昌閣
文昌閣のペン

見て回ることができるのが半分しかないので、早々に見学は終わる。
そして外へ。
若い子の集団が来ているなぁ・・・と思ったが、おそらく課外授業の一環として来ているのだろう。
どうみても学生が何人もで来るような場所じゃないし。

文昌閣の絵馬?

次に向かったのは、そこから近いところにある「大天后宮」
その前に「祀典武廟」があった。そこでは現地のツアーらしき団体客が説明を受けていた。

祀典武廟
大天后宮へ向かう路地
大天后宮

「大天后宮」では、一通り参拝してから、おみくじがあったので、ひいてみた。
ここも筊杯を投げて表裏がでたら、おみくじがひけるというものだ。

大天后宮のくじ

解説があったから見てみると

今は怠けるな。神の報いは不十分だ。
貪欲になったり妄想的になったりすることはお勧めできない。
不正に得た利益を自分のものとして考えるべきではない。

などなど・・・なんともいいのか悪いのか。

水仙宮市場

次に「神農街」へと向かう。
昔の街並みが残っているという。
入口のところには提灯がぶら下げてある。
観光地化されてしまっているためか、いかにもという感じがするな。
ここは、少ないながらも、そこそこ観光客が来ていた。
でもまぁ、ここも一度見ればいいかな。

神農街
神農街
神農街
神農街

「海安路芸術街」「蝸牛巷」を経由して「度小月」へと向かう。

「海安路芸術街」は、それなりのアート作品でもあるのかと思ったら特に何もなし。
写真も撮っていない。
たまたま通り沿いだからいいけど、わざわざ見に行ったら後悔する場所だな。

「蝸牛巷」も路地あるアート的な場所。
こっちも期待外れか。
確かにそれっぽいものはあるけれど、わざわざ行くような場所ではないと思う。

蝸牛巷
蝸牛巷
蝸牛巷

そして「度小月担仔麺(原始店本舖)」
度小月の本店だ。
20年前に来ているが、場所は変わっていないはず。
だけど外観はかなり立派になっていた。

度小月担仔麺(原始店本舖)

中に入ってすぐ右側では、店員が座った状態で担仔麺を作っている。
このスタイルだけは、昔から変わっていない。
他の料理は、さすがに奥の厨房で作っている。

店内に入ると、若い今風な店員さんに人数を聞かれる。
なんか声とか店のイメージに合わないが、それも時代の流れだな。
2階へと案内された。

席について注文だ。
4月に台北で食べた時と基本的には同じ感じ。

擔仔麵
滷鴨蛋
焔烤紹興香腸
和風龍髭菜
招牌黄金蝦捲

擔仔麵
招牌黄金蝦捲
焔烤紹興香腸
和風龍髭菜・滷鴨蛋

途中で日本人の男性3人組が隣へ座った。
それ自体はいいのだけど立ち振る舞いが日本人会社員の飲み屋で立ち振る舞いなので、あまり良い気はしない。
しかしまぁ、昼間っから「とりあえずビール」は、やめてほしいものだ。
3人のうち一人は、台湾に詳しそうな感じで話していたが
「古くて有名な店だけど、美味しいとは限らない」とか、店員も近くにいるのにやめてほしい。
店員が日本語わからないと思って言っているのかもしれないけど、おまえら日本語で注文してただろ。
それにこっちは充分に美味しいと思ってるんだから。
まぁ、牛肉麺のことを「白いスープの麺」だとか、意味不明なことを自慢気に言っている人だったしなぁ
どちらにせよ、同じ日本人として恥ずかしくなる。

さて、食後に伝票をもらって一階で清算だ。
530NTD。
思ったより安かった。

そして台南駅に向かう。
ここから駅まで一本道で、20分弱だ。

駅前のコンビニで飲み物を買っておこう。
ふと見ると「大人系 黒松沙士」なるものがあった。
「大人系」って気になるし、これは買わねば!

台南駅

そして台南駅。
時間は15:00頃。
高鉄台南駅の最寄駅である沙崙火車站に向かう電車が15:06なので、すぐに来るだろう。
ホームで待ちながら、先ほど購入した「大人系」を飲んでみる。

大人系 黒松沙士

ホップフレーバーと書いてあったからか、なんとなーく、ビールっぽい風味がするな。
普通の「黒松沙士」だと、甘すぎと感じる時があるから、こっちの方が好みだ。

電車が入ってきた。
沙崙火車站行の区間車だ。
乗り込んで約25分。
沙崙火車站へ到着。

沙崙火車站行の区間車

目の前が高鉄台南駅となる。
新幹線の時間まで、あと15分ほどあるので一旦外へ出る。
駅前の花魁車地景公園に、昔の日本の新幹線が展示してあるので、それだけ見に行ってみた。
日本の0系新幹線。1964年に開発されたもので、2008年に完全引退した。
この車両は、そのうちの1台で2012年に日本から無償提供された車両。
2023年12月に、この花魁車地景公園で展示されている。
花魁車地景公園というのは、この車両が2004年に台湾で「おいらん列車」と呼ばれる建築限界測定車として使われていたからなのだろう。

花魁車地景公園の新幹線

新幹線だけ見て、高鉄台南駅の中へ。
もうすぐに、新幹線が来る。

高鉄台南駅

T-EX行動購票から予約していたチケットのQRコードを表示させて、改札を通過。
そしてホームへと向かう。
ほどなくして新幹線がやってきた。

T-EX行動購票

今度はビジネス車両ではなく、普通車両の指定席だ。
3列席と2列席があるが、うまいこと2列席の方だった。
15:48 台南駅を出発。

新幹線

普通車両では、お菓子や飲み物のサービスはない。
まぁ、金額もかなり違うから当然だな。
途中で、ものすごい豪雨となった。
元々天気予報では雷雨と書かれていたから、驚きもしなかったけど桃園でも降らなければよいな。
約80分で高鉄桃園駅に桃園駅に到着だ。
駅についたら、雨は上がっていた。
改札を出て、すぐにバス停の方へ向かう。
あと5分ほどでバスが出る。
出口の目の前なので、バス停はすぐにわかった。
ちょうど乗る予定のバスも到着した。

17:15発のバスでホテル近くまで乗っていく。
1時間ほど乗っていたと思うが、渋滞でまったくバスが動かなくなった。
運転手は、途中で「桃花園飯店まで行く人?」と乗客に聞いていた。
桃園駅の最寄なので、ほとんどの人が手を挙げた。
それを見て、再びゆっくりとバスは動き出したが、なんと2つ前の停留所で全員降りることになった。
皆文句も言わずに降りていくが、まぁ確かにここからなら駅まで歩いた方が間違いなく早い。
さっき運転手が言っていた中で聞き取れなかった部分は、途中で降りるということだったのだろう。

我々も当然降りて、歩いてホテルへと向かう。
ホテルは桃園駅から徒歩3分程度の場所なので、10分もかからずに到着だ。

ホテル近くにあったオブジェ
綺楽文旅 桃園館

綺楽文旅 桃園館

ここは新しいような古いような、どちらとも言えないようなホテルだ。
チェックインの時に、チェックアウト時にはカードキーを2枚返却してくれと言われたが1枚しかないぞ。

部屋に入ったらドア横のカードキーを差し込む場所に、すでに刺さっていた。
これも持ってこいということか。

綺楽文旅 桃園館の部屋

一息ついたら、再び出発だ。

まず、ホテルから5分程度のところにある「桃園関帝廟」

桃園関帝廟
桃園関帝廟

そして「桃園景福宮」
ここは結構広い。

桃園景福宮
桃園景福宮
桃園景福宮
桃園景福宮
桃園景福宮

ざっくりと参拝してから、15分ほど歩いて「桃園観光夜市」へと到着。
混み過ぎず、空き過ぎず、ほどよい人がいる夜市だ。
観光客もほとんどいない。

桃園観光夜市

それほど大きくないので、まずは一回り。
テーブルのようなものは、あまりなく歩きながら食べている人が多い印象だ。

桃園観光夜市

そんな中で、まずは「臭豆腐」を食べようということで、ここの屋台

中藥脆皮臭豆腐

ここのは、揚臭豆腐で豆腐の中心に何か入っている。
注文してから屋台の横のテーブルへ。
そしてしばらく待つ。
注文してから揚げているので、ちょっと時間がかかったが、揚げたてが出てきた。

ここの臭豆腐はさくさくして美味しい。
中に入っているものが、なんなのかよくわからないけど、そのおかげなのか食べやすくなっている。
これだといくつでも食べられそうだ。

中藥脆皮臭豆腐

見ていると客が途切れることもない。
やはり人気あるのだろう。
しかし変わっているのは、臭豆腐と愛玉を扱っているところ。

次に、蚵仔煎を食べようということになったので屋台を探す。
いくつかあったけど、やはりテイクアウトがほとんどだ。
その中で屋台の後ろに店舗を構えているところがあったので入ってみた。

嘉義順蚵仔煎 奥が店舗

ここは蚵仔煎と、生炒魷魚焿しかメニューはないので、蚵仔煎を注文だ。
店員を呼んで注文しようと思ったら、入り口の方で注文してくれという。
なので、入り口で注文。
席でしばらく待っていると、こちらも焼き立てが出てきた。

蚵仔煎

ここの蚵仔煎は、これまで食べたことのないような感じだな。
タレは少し少な目で2種類かかっているようだ。生地がパリっと焼かれている。
食べてみると、気持ちスパイシーな感じもする。
このタイプもいいなー
やっぱり店によって味が微妙に違うので面白い。

さて魯肉飯を食べたかったけど、意外とここでは扱っている屋台が少なかった。
なので明日でいいや・・・とホテルへ戻ることにした。

桃園

途中のコンビニでは、飲み物と、鉄蛋を購入。
明日は台北経由で空港だ。

コンビニで購入したもの

この日は、さすがに寝落ちはしなかった。