【伊東・熱海】2025年4月6日

2025年4月12日

伊東での朝
5時過ぎに目が覚める。
普段と同じくらいだから、習慣だといえばそうなんだけど、ふくらはぎがこわばっている。
妙に冷たいし、攣る前兆みたいな感じだ。

とりあえず目が覚めたから朝風呂にでも行ってこよう。

露天風呂は、まだ薄暗い。
湯に浸かってると、だんだん空が明るくなっていく。
今日は雨予報だけど、まだ降っていない。
ようやく足のこわばりも溶けてきた。

部屋に戻る。
6時ちょい前なので、チェックアウト前にもう一度くらい温泉に入れるかな。

昨夜購入したコーヒーを入れて一息。
一応、帰宅の準備だけはしておこう。

一通り片付けて、8時頃に再び温泉に。
残念ながら、露天風呂は誰かが入浴中だった。
ならば内湯の方へと入る。
内湯は内湯で悪くはない。

そしてゴミを片付けてチェックアウト。
朝食をどうしようかと、さっき調べておいた。
伊東は朝食が食べられるところが限られる。

駅の近いところにある「椿や」という小さい和食店で朝食が食べられるらしい。
しかし、これまで気付かなかったなぁ・・・
調べてみたら、どうやら昨年までは、もう少し駅から離れたキネマ通りにあった店らしい。
その頃は朝食はなかったということだから、それは気付かない。
それが去年今の場所に移転してきて、朝から夕方まで営業の店に変わったみたいだ。

椿や

パッと見た感じ、和食店というよりはカフェとかダイニングといった感じ。
中に入ると、カウンターとテーブル席が4つだったかな。
こじんまりとしたお店。

女将さん一人でやっている感じだった。
やはり伊東で朝食ということなので「ひもの定食」を注文。
だいたい伊東で朝食を食べる時は干物が多い。
昨年は別の店で、サバのみりん干しだった。

ということで「ひもの定食」
アジの干物に味噌汁、そこに副菜小皿3皿。
これで900円。
高くも安くもないが、観光地料金でないところがうれしい。

ひもの定食

アジは、それほど大きくはないが、焼き加減が絶妙。
だいたい骨は食べられないものだけど、ここのアジは頭の先を少し残しただけで、骨も含めほとんど食べてしまった。
駅から近いということもあるし、この先何度も来ることになりそうな予感。

時間を確認しながら、電車来る時間に合わせて店を出る。
ここから駅までは5分もかからない。

伊東駅前のひもの屋さん

10:17発の熱海行。
いつも思うけど、伊東駅の朝の電車って結構乗る人が多い。
どこにこれだけの人がいたのだろう。

伊東駅ホームから

熱海までいかずに、網代で下車。
網代駅は初めて降りた。
駅を出ると雨がパラついていた。
このままひどくならなければいいのだが・・・

網代駅
網代駅前

網代駅からバスに乗るので、バス停に移動。
網代駅口という停留所だけど、結構駅から離れているな。

バスが来るまであと10分くらいある。
ふと見ると、海が見えた。

ちょっと海を見に行ってこよう。

左側に、網代温泉海水浴場がある

この辺は網代温泉だという。
熱海や伊東に比べて温泉宿は少ないが、有名でない分、のんびりできるかも。

網代温泉

停留所に戻ってきたら、乗客が1人待っていた。
その後ろに並ぶ。

しかし時間通りにバスはこない。
だいたいバスはそんなものだ。
そんなバスだが5分遅れで到着した。

バスが来た

約15分ほどバスに乗って、錦ヶ浦という停留所に到着だ。
ここは、熱海城の最寄り駅。
最寄りと言っても15分弱歩かなくてはならない。

昨年は熱海市内を回る「湯~遊~バス」というのがあった。
それならば、熱海城の前まで行けたのだが、理由はわからないが2024年9月21日から、全便運休だという。
東京でも、運転手不足のため路線バスの本数を減らしているというところがいくつもある。
東海バスも同じような理由なのだろう。

錦ヶ浦停留所から歩いて坂を上っていく。
雨はかろうじて傘を差さなくてもいいくらい。
約15分で熱海城へ到着した。

昨年も来ているが、ちょうど今は「熱海城桜まつり」が開催されている。
もちろん、そのために来たのだけど、ちょうど熱海城の前に来たころに、さらに雨が強くなってきた。
桜祭りの会場はさすがに人が少ない。
雨のせいか桜もちょっと元気がないな。

熱海城桜まつり

雨の中、ここまで来たので、とりあえず「HILL TOP TERRACE」で休憩だ。
コーヒーだけ注文。

HILL TOP TERRACE
熱海城
HILL TOP TERRACEの裏から

ここで次の予定を思案する。
熱海城に入ろうかとも思ったが、昨年入っているし、1年でそんなに変わるものではない。
それならば11年振りに秘宝館に入ってみるのも面白いかも。
ということで現存する最後の秘宝館「熱海秘宝館」に入ることにした。

熱海城から少しだけ降りたところに、熱海ロープウェイ乗り場がある。
その乗り場の横が秘宝館入口だ。

熱海秘宝館入口
熱海秘宝館入口

入口で入場券を購入してさっそく中に入る。
紙の「熱海秘宝館オリジナル仮面」というのを入館特典として配布していたので1枚頂いた。
使い道はないのだけど・・・

熱海秘宝館
白蛇神社のおみくじ・熱海秘宝館オリジナル仮面

11年振りの熱海秘宝館。
2024年5月に大規模リニューアルが行われたらしい。

今の時代、もっと直接的で激しいものがいくらでも目に入るが、相変わらず昭和の遺物のような展示物なのが逆に面白い。

ハンドルを回して風を起こすとスカートがまくり上がるマリリン・モンローとか。
射撃で的に当たると、尻を出すフレンチ・カンカンとか。
座ると目の前の鏡にメイドが現れて裸になるというのもあった。
どれをとっても馬鹿馬鹿しいものだけど、今の時代だからこそ楽しめるかも。

リニューアルされて一部だけは写真撮影可の箇所があった。
そこは、なんとなくアダルトだけど秘宝館っぽくはないな。
今どきといえば今どきっぽいけど。

熱海秘宝館
熱海秘宝館
熱海秘宝館
熱海秘宝館
熱海秘宝館
熱海秘宝館
あいじょう岬展望台
あいじょう岬展望台から
うみそらカフェから
うみそらカフェ

約50分ほどの滞在で、秘宝館を出た。
バスの時間まであと15分くらいだ。
時間的にちょうど良いので、来た時と同じ錦ヶ浦停留所に向かう。
雨がかなりひどくなってきた。
仕方がない。傘をさそう。

調べた時は12:54にバスが来る予定だった。
しかし、時刻表を見てもその時間のバスはない。
最近ダイヤ改正があったみたいで、まだgoogle mapの方には反映されていないようだ。

次のバスは13:14。
20分後になっていた。
この時間帯は1時間に一本くらいしかバスがない。
一応観光地なんだから、もう少し本数があっても良いと思うけど、これも運転手不足のためだろうか。

時間になってもバスはこない。
雨は酷くなっている。

雨の中、バス停で立ち尽くす。
結局、25分遅れの13:39にバスは到着した。
毎回東海バスは時刻表が合っていなかったり、時間通りに来なかったり・・・
バスだから多少は仕方ないけれど、それにしても違いすぎる。

バスに乗り込む。咲見町行きのバスで終点の咲見町まで乗っていく。
7~8分くらいで到着した。

バスを降りると雨はやんでいた。
少し日も出てきたかな。

咲見町のバス停から徒歩1分ほどで、行ってみようと思っていた店に到着。

「REFS熱海」

REFS熱海

ここは、無農薬栽培の野菜や雑貨を販売している八百屋らしい。
外から見ると雑貨屋のような佇まいだ。

ここの2階が「REFS Kitchen」として、カフェになっている。
2階と行っても店内に入ると、すぐ階段があって特に仕切りがあるわけではない。

その2階へ行ってみると、ほぼ満席状態。
これは無理かな・・・と思っていたら、一応1つだけ空いているテーブル席に案内された。
テーブルの横から、すぐに入口が見える席。
これで完全に満席のようだ。

ランチメニューを確認。
REFSプレートというのを注文してみた。
基本は、本日の肉料理らしいが、魚料理とかハンバーグとかに変更できる。

特に変更することなく、本日の肉料理にした。
内容を説明されたが、詳しいことは覚えていない。
鶏肉の料理だった。

隣の席は8人グループだ。
男性1人に女性7人。雰囲気的に社会人サークルのような感じにも見えたが、皆そこそこの年齢。
なんの集まりだったのだろう。

しばらくしてサラダが出てきた。
説明を受けたが、やはり覚えていない。
ただ紫人参がなんとか言っていたことは覚えている。
フレーバーオイルを軽くかけて食べてくれというので、そうしてみた。

サラダ

なるほどドレッシングと違って、野菜そのもの味が引き立っているような感じがした。
紫人参って初めて食べたと思うけど、思ったより癖もなく甘みがあって美味しい。
見た目以上に野菜を食べたなぁ・・・と思わせるサラダだった。

その後にきのこスープ。
シンプルだけどきのこの出汁がしっかり出ていて旨味が凝縮されたような味だけど、優しい味。

きのこスープ

そしてプレートが出てきた。
一応、肉料理として鶏肉があるけれど、やはり野菜がメインなのだろう。
とても身体に良さそうだ。
基本的に素材の味をそのまま生かしたような味付けで、やはり全体的に優しい味付け。
パッと見、少し足りないかな・・・という感じもするけれど、食べてみると見た目以上にボリュームがある。

REFSプレート

熱海だと、どうしても海鮮系に目が行きがちだけど、何度も熱海に来ていると、
観光地価格で高い海鮮丼とかを長時間並んで食べるよりも、こういう店の方が落ち着いて良い。

この日は14時少し前の入店だったから席がかろうじて空いていたけど、お昼は常に満席なのかもしれないな。

1時間ほど滞在して店を出た。
さて、これから來宮神社で参拝をしてから帰ろう。

來宮神社までは歩いて15分弱だ。
歩いていくと、野中の湯の前辺りで警察が何かしていた。
どうやら追突事故があったみたいだ。
自動車が2台並んでいて、前の方の自動車の後ろはべこっと凹んでいた。

野中の湯

なんか大変そうだなぁ、横目にそんな様子を見ながら歩いていく。

15:20頃、來宮神社に到着。
この時間になると、そんなに混雑していない。
落ち着いて参拝をしておみくじを引いた。
ここでは安定の大吉だ。

來宮神社
來宮神社
來宮弁財天
來宮弁財天
來宮神社 大楠
大吉

ここに来たらお約束で「茶寮 五色の杜」へ行く。
黒蜜麦こがしソフトクリーム
以前は落雁が乗っていたけれど、今回は落雁を砕いて粉にしたものが全体にかかっていた。
個人的には、落雁そのものを乗せるより、こっちの方がいいな。

茶寮 五色の杜
黒蜜麦こがしソフトクリーム

16:11の来宮発の電車に乗れそうだ。
ということで、神社を後にして来宮駅へ向かう。

相変わらず来宮駅は工事中だ。
まだしばらく工事をしているのだろう。

来宮駅からは黒船電車だったが、一駅だからあまり意味ないかな。

黒船電車

熱海で東海道本線に乗り換えだ。
乗り継ぎも悪くない。
その後は小田原、新宿、神保町と乗り換えて帰宅したのは19:30頃だった。

お疲れさまでした。

次の伊東は秋頃かな。