【草津温泉】2025年10月5日

2025年10月13日

草津温泉2日目。
6時頃に起床だ。
温泉地なのでいつもの通り朝風呂に入ろう。

朝は檜風呂の方へ入る。
やっぱり朝風呂は気持ちが良い。

のんびりと温泉に浸かりながら、今日の予定を考える。
いつもなら、別の場所に移動しながら帰宅するのだけど、今回は午後まで草津にいるので時間を持て余す。

部屋に戻り、軽くチェックアウトの準備をしておく。

そして朝食のため一階の食堂へ。

朝は昨夜よりも一組多いかな。
子供連れ家族も来ていた。

席に着くと、さっそくスープとヨーグルトが出てきた。
これは野菜のコンソメスープかな。
野菜の甘みがじっくりと染みる。

スープとヨーグルト

そしてワンプレートの朝食。
自家製のパン。
このクロワッサンが、とにかく絶品。
確かにレビューでも、絶賛されているクロワッサンだった。

ワンプレートの朝食
自家製パン

のんびりとコーヒーを頂いて部屋へ戻る。

とりあえず今日はこの後湯もみショーを見に行くので、その時間に合わせてチェックアウトだ。

湯もみショーの今日の初回は9:30から。
余裕を持って9:00前にチェックアウトするくらいで良いだろう。

ということで片付けてチェックアウト。
受付で清算をしていると、車で送ってくれるという。

でも、湯畑まで歩いて17分。
食後の運動も兼ねて歩いていくのでとお断りした。

それにしても、ここは非常に居心地の良いペンションだ。
価格も手ごろだし。
次に草津温泉に来ることがあったら、またここに宿泊してみたい。
ということで、ペンションを後にした。

歩いて約15分ちょい。
昨夜も訪れた、湯畑の隣の熱乃湯へ到着。
9:15頃で、パっとみて10人くらい並んでいるかな。
昨日の昼間よりは全然少ない。
チケットを購入して中へ入るまでに5分とかからなかった。

熱乃湯

中へ入るとさすがに最前は埋まっていた、二列目も半分くらい埋まっているかな。
2階席は、まだ結構空いている。
さすがに正面は完全に埋まっているので、横の見やすい場所を確保出来た。
見ているとその後は、続々と客が入ってきて9:30の開演時刻の頃は満席で立ち見もかなり多かった。

「湯もみと踊りショー」の開演だ。

最初はステージの方で4人ほどのお姉さんが草津節を踊っていた。
その後、真ん中へ降りてきて湯もみの開始。
まずは「草津節」に合わせた湯もみ。
草津節自体は、けっこうのんびりした民謡なのでちょっと間延びした感じになってしまっているような感じもした。

草津節の踊り

その後、一度裏へ戻り、次は「草津湯もみ唄」
こちらは、なかなか見ごたえがある。
湯もみの板を使ってお湯を高く跳ね上げる。

湯もみショー
湯もみショー

そんな感じの湯もみショー約20分。
終了後に、湯もみのお姉さんたちが自らモップをかけているのもの印象深かった。

ショー終了後

さて、外へ出ると次の回のお客さんがかなり大勢並んでいた。
これは初回で正解だったかもしれない。

この後、西の河原公園へ向かう予定だが、その前にすぐ隣にある「白旗源泉」に立ち寄る。
1193年8月3日に源頼朝が発見し入浴したと伝えられている、草津の中でも歴史ある源泉なのだそうだ。
ポコポコと湯が沸きあがっているのがわかる。
中に祠があって、そこにお金を投げ入れないでくださいと書いてあるけど、沢山投げ込まれていた。

白旗源泉
白旗源泉

そのまま、その隣にある「光泉寺」へ。
真言宗 豊山派 草津山 光泉寺
白根明神の別当寺として正治二年(1200)に草津領主湯本氏が再建したと言い伝えられている。
真言密教の寺院。
ご本尊様、薬師如来。

光泉寺

階段を登り、境内へ。
本堂で参拝をして、五重寶塔の見学。
その後、湯浴み弁財天、釈迦堂と見て回る。

光泉寺 本堂
光泉寺 温泉観音
光泉寺 賓頭盧尊者
光泉寺 五重塔
光泉寺 湯浴み弁財天
光泉寺 釈迦堂

さて、西の河原公園の方へと行ってみよう。

光泉寺から湯畑

その前に気になっていたお店。
「草津たまごファーム」へと行く。
草津ぷりんが有名なのかもしれないけど、気になっていたのはソフトクリーム。
ということで「地鶏たまごソフト キャラメルソースかけ」を購入。
温泉地&観光地なのに、420円という価格も良心的だ。

草津たまごファーム
地鶏たまごソフト キャラメルソースかけ

これもまた、濃厚で美味しい。
キャラメルソースは、あってもなくてもあまり変わらないかなー
食べながら、西の河原通りを、歩いていく。
5分も歩けば、西の河原公園の入り口だ。

りらっくまがいた

湯畑よりも、こっちの方が人が多い感じがするな。

公園に入ってすぐ目についたのは「片岡鶴太郎美術館」
中には入らなかったけど、art cafeを併設しているみたいだ。

片岡鶴太郎美術館

そこから公園内を進んでいく。
あちこちに足湯が湧き出ている。
広いから、人が多くてもあまり気にならないな。

西の河原公園
西の河原公園

この公園での目的地「草津穴守稲荷神社」へ到着。
思っていたより小さい神社だった。
鳥居の並ぶ階段を上がっていくと祠がある。
ここで参拝をして、その横にある「招福の砂」を頂く。

草津穴守稲荷神社
草津穴守稲荷神社

まだ時間があるなー
ということで、さらに公園の奥の方へ進んでいく。

「西の河原不動滝」
ここにも当たり前のように足湯があるので、浸かりながら一休み。
なんかのんびりした時間で良い。

西の河原不動滝
西の河原不動滝 足湯
西の河原不動滝の横

11時少し前まで、そこにいて公園入口の方へ戻っていく。

入口の店の商品の上に猫がいた

行ってみようと思っていたお店が人気店なので、お昼時だと大行列になるという。
なので開店時間の11時直後くらいに行ってみたいと思っていた。

「上州地粉うどん まつもと」
お店に到着したのは11:10頃。
すでに行列だ。
受付用紙を確認すると5組くらいの待ちだ。
これくらいなら、そんなに時間はかからないだろう。ということで名前を記入して店の前で待つ。
それにしても、開店直後だというのに、もう店から出てくるお客さんがいる。
どれだけ早く食べているのだろう。
入店したのは11:30頃。
20分くらいの待ちなので想定内。
時間的には、むしろちょうど良い。

上州地粉うどん まつもと 店を出てきたら大行列

店内は思ったより狭い。
これだと確かに行列になるのは仕方がないか。

注文したのは
えごまつけ汁ひもかわうどん
舞茸天ぷら

当初は、おきりこみにしようと思っていたけど、メニューには見あたらなかった。
それなら、定番のひもかわうどんにしておこう。

そのひもかわうどんも、舞茸天ぷら付きのセットにするつもりだったのだけど、店の人が2人なら舞茸天ぷらは単品でも充分だと教えてくれた。
ということで、舞茸天ぷらは単品にした。

それほど待たずに出てきた。
初ひもかわうどん
平べったい幅広のうどんだ。

えごまつけ汁ひもかわうどん

えごまは自分で擦るらしい。
まず小さいすり鉢とすりこぎで、えごまをする。
結構、力がいるな。
良い感じになったら、そこに汁を入れてつけ汁とする。

うどんに、ごまが絡みついて良い感じだ。
なるほど、ひもかわうどんはこんな感じなのだな。
味は、ざるうどんのような感じだけど、極幅広の麺なので普通のうどんを食べるのとは違った食感だ。
確かに美味しい。
美味しいけれど、これは日常的に食べるものではないなぁ。
調べたら群馬県内では、日常的に食べるらしい。
おそらく家庭で食べる場合は、お店で食べるのとはかなり違った感じになるのだろう。
実際、ほうとうもお店で食べるのと、家庭で食べるのでは、まったく異なるしなぁ。

舞茸天ぷら

舞茸天ぷら。
程よい大きさの舞茸の天ぷらが2つ。
これは美味しいな。うどんよりこっちの方が印象に残っているかもしれない。
だけど、確かにこれはセットにするより単品で正解だったかも。

外に出ると、さらに大勢の人が並んでいた。
12時過ぎにきたら、1時間くらい並ぶことになったのだろう。

次に向かったのは、裏草津。
顔湯なるものがあるというので、行ってみることにした。

湯畑の周りにある土産物屋の横の路地から行かれるらしい。
分かりにくいけど、一応看板は出ていた。

この辺りから雨が降り出した。
もう少しもってくれたらよかったのだけど・・・

裏草津には、「地蔵源泉」がある。
そして、その源泉を利用した地蔵の湯もある。
さすがに、足湯ならともかく共同浴場だと入っている余裕はないので、入らなかった。

地蔵源泉

地蔵源泉の前には、地蔵堂、そして目洗い地蔵が鎮座していた。
目洗い地蔵は、この源泉で目を洗えば眼病が治ると言われてその久徳を称えて、建立されたお地蔵様なのだそうだ。

目洗い地蔵
地蔵堂(目洗い地蔵尊)
地蔵堂(目洗い地蔵尊)
地蔵の湯
顔湯
顔湯 覗いたところ

しかしまぁ、裏草津は地蔵源泉や目洗い地蔵があるので、そこを整備して観光地にしたのだろうな。
まだまだ新しい状態だった。

湯畑の方へ戻ってきた。

とりあえず何軒か土産物屋を見て回る。
んー、特にめぼしいものはないなぁ。
結局、温泉地だとどこも似たり寄ったりになってしまう。

でもまぁ、途中の「ちちや」というお店で、食べ歩き用にバラで温泉饅頭を購入。
白まんじゅうという、この店のオリジナルで、中は栗あん、外はこしあんというまんじゅう。

ちちや
白まんじゅう

湯畑の横のベンチ?で休憩。

まだ中途半端に時間があるなぁ・・・

地図を確認して「妙法水」「浄行菩薩」というのがあったので、そこへ行ってみることにした。
湯畑からだと3分ほどだ。

浄行菩薩
妙法水

「妙法水」はなんだろう?と思っていたら、単純に湧き水のことだった。
そして、その横に「浄行菩薩」
「妙法水」の水を菩薩様にかけて、身体の悪いところ、痛いところを擦ると、良くなるということらしい。
なので、足や腰をしっかりと擦ってきた。

ふと見上げると、なんか鳥居がある。
なんだろう?と思って確認すると「白根神社東門」だ。
ならば昨日行かれなかったところに行ってみよう。

白根神社東門

その前に、ここには「草津温泉浅間神社」もある。
先にこっちに参拝だ。
と思って、浅間神社の方に行ってみる。
登山口と書かれた鳥居があった。

草津温泉浅間神社 登山口

鳥居をくぐって、小山のようなところを登っていくと・・・
小さい祠があった。
ここが「草津温泉浅間神社」なんだな。
そして、この小山は「草津温泉富士」
江戸時代に流行っていた、富士信仰で作られた富士塚だ。

草津温泉浅間神社

草津温泉富士を降りたら、白根神社東門へと向かう。
階段を登ってすぐのところにある鳥居。

そして鳥居をくぐって少しいくと「三峯神社草津分社」があるので、そこへ参拝する。
しかしもう少し綺麗にしてもいいのではないかとも思うけれど・・・
まぁ、でも良い感じに厳かな空気感がある。

三峯神社草津分社

そこから白根神社の境内の方へ向かって、昨日行かれなかった「お化け灯籠」「芭蕉句碑」を見て行こう。

まず「お化け灯籠」
といっても、灯籠の前に看板が出ているわけではないので、最初はどれのことかわからなかった。
木の裏の方にかなり苔むして崩れそうな灯籠。
本当の意味でお化け灯籠といった感じだ。

お化け灯籠

そこから、少し奥に行ったところに「芭蕉句碑」
草津町指定文化財なんだそうだ。
「夏の夜や、谺に明くる、下駄の音」
文化財なら、やっぱりもう少し丁寧に扱って欲しい気もしないでもない。

芭蕉句碑

湯畑の方に戻る途中に「諏訪神社」があったので、ここにも参拝だ。
もちろん諏訪大社の分社。
草津には2つの諏訪神社があるらしく、そのうちの1つがここなのだそうだ。

諏訪神社 鳥居
諏訪神社

湯畑の方に戻る。
小雨程度にパラついて雨も、湯畑に到着した頃は本格的になってきた

バスの時間まであと1時間半くらいある。
時間つぶしと雨宿りを兼ねて、どこかで休憩しよう。

ということで少しだけ気になっていたカフェへ。
西の河原通りにあるお店

「菓匠迦葉~草津温泉~KASHO KASHO」

なんとなく気になっていただけだが、まぁせっかくだし。
しかし雨が酷くなってきたなぁ・・・

通りにあるお店の軒下を雨宿りしながら、店を探す。
もう少し先かな・・・と思ったら、雨宿りしている店の少し先の反対側に看板が出ていた。
近くてよかった。

菓匠迦葉~草津温泉~KASHO KASHO

店に入ると・・・なんかカフェっぽくない???
いわゆるテーブルがないんだな。
だからといってテイクアウト専門というわけでもない。

ソファみたいなのが置いてあって、その横に小さい台があるだけだった。
だから店内がガラーンとした感じになっている。

注文はカウンターでするようなので、まずは注文しよう。
メニューを見て、まず躊躇してしまった。

「蒟蒻~~~」

こんな文字が並んでいた。
なるほど、ここは蒟蒻スイーツの専門店だったんだな。
よくわからないまま入ってきたようだ。

でもまぁ、それはそれとして一応注文。

クリーム白玉蒟蒻あんみつ
コーヒー

席に座ってしばらく待つと持ってきてくれた。
思ったより全然いける。
というか美味しい。
蒟蒻だからヘルシーだし。
ここで正解だった。

クリーム白玉蒟蒻あんみつ コーヒー

ただ、あえて言えばテーブルがない店なので、少々落ち着かない。
これだけは、ちょっともったいないなぁ・・・

さて、しばらく店内で休憩して、そろそろバスターミナルへ向かおう。

外へ出ると、雨は強くなっている。
うーん・・・傘を買おうとも思ったけれど、バスターミナルまで5分。
そのためだけに傘を買うのももったいないなぁ。

ということで、通りにある店の軒下を転々としてバスターミナルへ行くことにした。
同じように転々としている家族もいたなぁ。

射的本舗

結果として、かなり濡れた状態でバスターミナルへ到着。
少しだけ早く到着したので、バスターミナル前の足湯へと立ち寄った。

雨で濡れた身体を少しでも温めよう。
あ、でも靴の中は濡れていなかった。
しかし、この足湯が、かなり熱い!
とてもずっと足を浸けていられない。
なので、少し入れて出しての繰り返しだ。

草津温泉バスターミナル足湯
草津温泉バスターミナル足湯

そんなことを繰り返しているうちに、バスの時間が近づいてきた。
そろそろ足を拭いて、隣のバスターミナルへと向かおう。

草津温泉バスターミナル

集合時間の10分ほど前だ。
トイレに立ち寄って、飲み物だけ購入。
バスはすぐに到着したので、早々に乗り込んだ。

さすがにジャケットはかなり濡れて素肌に張り付いているので、ジャケットの下にシャツを1枚着ることにした。
脱いでしまうと、ちょっと寒いので、素肌に張り付かないようにするためだけだ。

そして14:50。
時間通りにバスは出発した。

バスが出発して、30分ほどで早くも最初の休憩場所。
湖の駅 丸岩に到着した。

ここに立ち寄る意味があったのかどうかはよくわからないが、
せっかくなので、売店でバラのまんじゅうを購入。
あと、ペヤングのソースカツを買った。

湖の駅 丸岩の裏 かなり雨が強い
湖の駅 丸岩で購入

そういえば、草津温泉でも妙にペヤングが多かったけど、なんでかなぁ・・・
と思って調べてみたら、ペヤングの会社、まるか食品は本社が群馬県だった。
おそらくそれだけの理由だろう。

そして再びバスは出発だ。
約2時間で次の休憩場所。
来た時と同じく上里サービスエリア。
ここでも、飲み物だけ購入だ。
いや、八高線焼とかいうのを買ってみた。

上里サービスエリア
八高線焼

その後は、池袋まで休憩なし。
渋滞していたらしく、2時間半ほどで池袋のサンシャインバスターミナルへ到着した。

サンシャイン バスターミナル

19:30頃の到着なので予定より40分ほどの遅れかな。

あとは来た時と同じく、大塚駅へ向かい、そこから巣鴨へ。
三田線に乗り換えて帰宅となった。

20時頃には自宅に到着したので、おおむね予定通りだった。

お疲れさまでした。