【台北】2002年10月12日

前回のリベンジということで、当初予定していなかったのだが、急遽決行!

しかし、日本を夜発の台湾を早朝発というかなり強引なツアー。
まぁ、そこしか金額&フライトの合ったものがなかっただけなのだけど・・・・

出発は、17:00なので、池袋を15:00頃でれば、16:30に成田へ着く。
とりあえず、飛行機の中で読む本を物色。
往復分で、文庫本を2冊購入。

そして、池袋から日暮里、日暮里から京成スカイライナーにて成田へ向かう。
16:30頃、予定通り成田空港へ到着。
今回はノースウエスト航空なので、第一ターミナルの方だ。
まず受付を探す・・・・

17:00集合なのだが、面倒なのでとっとと発券をする。
どうやらその場でチェックインも兼ねている。

しかし異状なほど混雑している。
第一ターミナルだからなのか、たまたまなのかは、わからない。
それにしても第一ターミナルは、第二ターミナルに比べ、なんかわかりずらい。
単に慣れの問題かもしれないけど・・・

チェックインを終え、17:00には出国手続きを終わらせた。
さすがに朝から何も食べていないので何か食べなくては・・・と思い、とりあえず搭乗口をチェックして軽食店へ行く。

五目かた焼そば(680円)コーヒー(250円)を注文。
まぁ、無難。量もちょうどよい。人によっては少なく感じるかも。

食べ終えて、搭乗口で本を読みながら時間になるのを待つ。
と・・・ふと気が着くとアナウンス

「ノースウエスト22便の最終受付けをしております」

おいおい・・・目の前から搭乗なのに、始まったことすら気がつかなかったようだ(汗)
なんとか最終に間に合うように列の最後尾に慌てて並ぶ。
するとノースウエストの職員らしき人がしきりに呼び掛けている。
どうやら、オーバーブッキングで2人あぶれたらしい。 後で聞いた話によると、よくある話だという。

明日の朝一番の台北行きの航空券と宿泊、食事を付けてくれるとのこと。
さて搭乗・・・と思ったら、搭乗口からバスに乗せられて飛行機まで運ばれた。
10分くらい乗っていたと思う。
バスが停車・・・まさに飛行機のすぐ横に降ろされた。
そしてタラップで機内へ・・・タラップ全体に屋根はついているものの、昔の乗り降りさながらで、なんかいい(?)
機内に入ってふと見ると妙に狭い。

いままで台湾に行ったのが747機だったからそう思うのだろう。
ビジネスクラスにしても、多少座席が広いだけで、エコノミーとさほど代わらない。
反対側をみれば、すぐ操縦席だし・・・わずかばかりのビジネスクラスの座席を抜け自分の席を探す。
そして、しばらくまっても離陸の気配がない。

場内アナウンスで、またオーバーブッキングの事を言っている。アテンダントの連中も、機内で「誰かいませんか~」と探している。
格安ツアーで来てる人間は、こんなんで振り替えたら現地のガイドやホテルが大変。絶対に振り替えられないな(笑)
そう思っていると、台湾の人らしき人が名乗り出て下りていった・・・

遅れること20分程、ようやく離陸。
離陸しても、国内便に乗っているような感覚だった。
そしてしばらくして、菓子&飲み物が配られる。
ピーナッツが多いけど、今回はプレッシェルだった。
飛行機の唯一の楽しみは機内食。
チキンorフィッシュ?と日本人アテンダントに英語で聞かれる・・・
今回はチキン。

でてきたものを見ると、チキンが焼そばの上に乗っている。
まぁそこそこというか、まずくないレベルか。
デザートがムースっぽいものだった。洋菓子系のムースやプリンみたいなものが好きなので、これはありがたい。
食事をしてしばらくすると、もう中正国際機場だ。

ほぼ定刻に到着。
入国手続きを終わらせた時点で22:00ちょい。

いつも両替している銀行がすでに営業時間を過ぎているので、到着ロビー入り口付近にある23時までやっている銀行で両替。
今回はホテルで両替ができないので、ここでやっておかないと、明日以降かなり時間のロスになるし、今夜の食事すらできない。

両替をして、到着ロビーへ出る。
旅行会社の紙を持つ現地ガイドを発見。どうやら、H.I.Sのナルワントツアーの連中と一緒らしい。
他は家族連れ、カップル、女性ばかり5~6人とか・・・うーむ・・・

しかも、みないいホテルへ泊まっている。お金持ちなのね・・・・
バスに乗って移動。まず圓山ホテルへ。
ここに泊まるのも、みな20代そこそこの人だ・・・ここって、確か最低でも1泊7000~8000元だから、3万弱・・・(-_-;;
ちなみに、この圓山というのは、外れた山の上に立っているので、夜中にちょっとそこまで・・・っていうわけにもいかない。近所にコンビニもない。考え方によっては非常に不便なホテルだと思う。

海外旅行でそんな高級ホテルに泊まって何がおもしろいんだろう?ホテルは高級になればなるほど、世界中どこも同じようになると思うし、寝るために帰るんじゃないのかねぇ・・・と貧乏人のひがみか(笑)
バスは、次に今回の滞在ホテル「山水閣大飯店」へ。
ここは、ツアーというより、日本人個人利用者が多いように思える。
こじんまりとしているビジネスホテルといった感じか。
場所は日本人が多く集まる、中山北路沿い、裏手には日本人ターゲットにした飲み屋が多い林森北路がある。
まぁ、MRTの駅が徒歩5分程度だからまぁOKかな。

途中のバスの中で、ガイドが小声で飲み屋を紹介すると言ってきた(-_-;;
しかも連れ出しパブらしい・・・いや、いいんだけどさ・・・
日本人の男の1人旅はどうしても、そう見られがち。
台湾人女性は好きだが、金もない酒も飲めないのに、そんなパブ行ってもしょうがない。
だいたい、そんなとこに行ってたら貴重な滞在時間がもったいない。
ということで適当に受け流す。

ホテルに到着。
チェックインは、ガイドが先にしておいてくれたらしいので、パスポートチェックとサインだけで終了。
部屋に荷物をおいて、一息つく。

この時点で23:30ちょい
ここのすぐ近くに、夜市があるらしいので、食事を兼ねて行ってみることにした。
あるいて5分程のところに、確かに夜市はあった・・・・あったことはあったが・・・
あまりに生活に密着しすぎていて、とても観光客が入っていかれるものではない。
しかたないので、MRTに乗り士林へ行くことにした。

お約束の台北最大の夜市、士林夜市に到着したのは12:00頃
なぜか駅には体重計がおいてある(?)
時間が時間なので店もしまりかけているところもあるが、まだまだ元気な夜市だ。

中へ入っていき、適当に眺め歩く。そして目についたとこへ・・・
さっそく、お約束の臭豆腐を頼む。
台湾に来たらこれを食べなければ始まらない。
「紅焼臭豆腐」臭豆腐を鍋で煮込んである。
最近は、この臭いも全然気にならない・・・というか、これがないとものたりないという感じだ。

ちょっと辛味が効いててうまい。
野菜などと煮込んである。しかし熱い。口の中がベロベロになる。

食っている目の前を、犬が当たり前のように横切るのも一興。
その後、佛跳牆の文字を発見。
これは仏や僧侶が、あまりのうまさに、山を飛び越えて食べに来るというところからつけられた名前のスープ。
高級店で10人前くらいで9000元(約36000円)とか出さないと食えないらしい。
士林のどこかに安く出しているとこがあるという話は聞いていたので、それを発見!!

喜んで席につき、メニューを指しながら、注文・・・「没有!」
店のオヤジは冷たく言いました。
売り切れかどーかわからんけど、今ないらしい・・・(;_;)

しかたないので、前回、食べ損ねた、「薬膳四神湯」を頼む。
豚の腸メインの生姜風味のスープ。
けっこうあっさりしててうまい。一緒に「魯肉飯」も頼む。
店がわかったので、次回は必ず、佛跳牆を食べに来よう・・・
戻りながら1時頃の士林を散策。

こんな時間だというのに、ぜんぜん人の波は減る様子もない。ちっちゃい子供までウロウロ・・・日本では考えられないかも。
ゲームセンターのようなとこはもちろん、子供相手のスマートボールも盛況。砂絵屋も子供相手に頑張っていた。
ペット屋もあったな。

帰り際「香香炸鶏」を買う。ようするに鶏のからあげ。
日本のものより香ばしい。

小さいものを買ったので50元(約200円弱)しかし、日本の同金額で買えるものの余裕で3倍の量がある(-_-;
大きいものだったら、どのくらいの量があるのだろうか・・・

1時過ぎということで、ホテルへ戻ることにした。
MRTは終了しているのでタクシーを使う。
台湾でも深夜のタクシーは深夜料金がかかるので、多少高くなる。
それでも、100元でホテルへ到着。

ホテルの前で下りて、先にコンビニへ行く。
飲み物だけ購入してきた。
明日の予定は、ほぼ決まっているので、簡単にスケジュール確認をしただけで、休むことにした。
2時頃、シャワーを浴び、コンビニで買ったドリンクを飲み寝た。