【高雄】2003年03月22日

2日目
9時に起床。
とりあえず、出かける。

ホテルの正面に、お粥専門店「清粥小菜」という店があった。いも粥を中心に小菜で食べる店。
まだ早い時間なので客も1家族?しかいかなった。
とりあえず豚バラの煮込みと、野菜を炒めたものを頼み、あとは粥。
この粥が、まさにヘルシーで美味しい。適度ないもの甘味がいいねぇ。
小菜の方は美味しいけど、特筆すべきはなし?(笑)

全部で60元くらいだったんだけど、100元を渡したつもりで、1000元を渡してしまった(-_-;
店のおばちゃん一瞬固まってた(笑)

その後「蓮池潭」へ向かうのに、タクシーをひろう。
台北ほど交通機関が発達していないので、タクシーかバスしかないのだ。
バスだと、乗り場がわからん。探す時間ももったいない。
で、タクシーとなる。

タクシーで約15分。「春秋閣」前でおりる。
そこから湖に沿って「北極玄天上帝像」「孔子廟」「竜虎塔」の順で回る。

「春秋閣」
武道の神様を奉ってあるらしい。
龍の頭から入って尾からでなくてはいけない。

春秋閣の鯉のエサ販売機
春秋閣の龍
「うれしいお茶」屋さん

「北極玄天上帝像」
玄天上帝を奉ってあるらしい。
中国、明の時代の神様か?北極星崇拝の時代らしい。
ここで昔懐かしいおみくじの機械を発見。
10元だったので、ひいてみる。
大吉らしきことが書いてある。
最近日本で、この手のおみくじみかけないな

北極玄天上帝像

「孔子廟」
台湾のどこにでもある孔子廟。
ここが台湾で一番大きいという。たしかにかなり広い。
ここが湖の端。ここから反対側の端の「竜虎塔」まで歩くことになる。
途中いくつかの廟があった・・・

孔子廟

「竜虎塔」
ガイドブックにもよく載っている、龍と虎が口を開けているとこ。
龍が縁起の良い動物。虎は逆に良くないらしいので、必ず龍から入って虎へでなくてはいけないらしい。
龍から入ってすこし進むと、お布施入れがあった。

竜虎塔

この龍虎塔。本来は通りを挟んで向かいにある廟の一部らしいのだが、廟の方は見向きもされず、こっちの方ばかりメジャーになった。
そりゃこっちの方が外見的にもおもろいからな・・・
実際に中に入ってみるとあまりにもあっけなかったけど

一通り蓮池潭を見て回り今度は「澄清湖」へ向かうことにする。
タクシーをつかまえようと思ったら、全然こない・・・(-_-;; しかたないので、駅まで歩く。10分くらいだったかな。
駅から電車で1駅、高雄駅に戻る。
さすがにこの時点でかなり歩き回っているので、足の指が痛い。
このまま放っておくと確実に豆になり潰れるので駅前のコンビニで絆創膏を購入。
ついでに、パパイヤミルクも購入。

そこから、タクシーで「澄清湖」へ移動。
約15分くらいで到着。
入り口の前で降ろされたので、入ろうと思ったら、中からあっちで切符を買ってくれと言われる。
ふと横を見ると切符の販売所があった。
1枚買う。そこにいたおばちゃんが、流暢な日本語で使い捨てカメラはいらんか??と声をかけてくる。でもデジカメもってるし・・・(^^; 適当にあしらって、中に入る。
入り口にいた、オヤジが今度はタクシーの呼び込みに早変わり。
こちらが日本人とわかると、湖一周歩くと4~5時間かかるから、タクシーで見て回りながら一周500元でどうだ??と言ってくる。
いらないっちゅーの。のんびり歩きたいんだし
ということで、一周7kmの散策に出発。 ここは高雄市の水源となる人造湖だ。湖の回りにさまざまな建造物が立ち並ぶ。

入り口の門から、少し行くとさっそく湖が見えてくる。
回りが遊歩道になっているので、それに沿ってあるいて行く。

まず、最初に辿り着いたのが、やはりガイドブック等で必ずでてくる「九曲橋」名前の通り9ケ所で曲がった橋。 魔物はまっすぐにしか進めないという理由から魔除けの橋とされているらしい。

九曲橋

しかし、人が少なかった・・・
橋を渡り進むと「陶然閣」これは、なんだかよくわからんが休憩所みたいなもんか??
だいたい、どこもゆっくり見る必要もなく歩いて覗ける程度なので立ち止まらずに進む。

陶然閣

次に出て来たのが「豊源閣」
ここも、展望台みたいな感じになっている。

豊源閣

「慈暉樓」ここも前を通過する程度(笑)
結局、建物を見て回れってことなんだろうなぁ・・・
そこを通過して、しばらく見るものもなく、遊歩道を進む。
一度車道を合流。ちょっと先に、船着場みたいな感じのとこがあったが、おもしろくなさげだったので、そこは近寄らずに通過(笑)

慈暉樓

どうでもいいけど、そこかしこに、釣り禁止の看板がでているのに、皆あからさまに釣りをしている
ある意味釣り堀と化しているような・・・(笑)
さて、車道を別れ、また木々の中の遊歩道へ入る。
「飄逸帝」が見えてくる。
遠目にはおもしろそうな建物だったが、近寄るとおもしろくもなんともない(笑)
ここで写生をしている家族かな?グループがいた。

飄逸帝

ちょっと遊歩道が湖を外れ木々の中へ入っていったと思うと、妙にいい匂いが・・・
「烤肉区」日本語では焼肉区。つまりバーベキュー場だ。
家族連れや、友達同士と思われるグループがいくつもバーベキューを囲んでいた。

烤肉区

時間的にも2時半くらいだし。ちょっと遅めの昼ってことでなぁ。
その匂いの中を通りすぎ、しばらくいくと、小さい島が見えてきた。
これが「富国島」島と言ってもほんとに小さい。
島に渡る吊り橋が結構揺れが激しく恐かったぞ。

富国島

島から戻ると、正面に階段、左側に遊歩道となっていた。
階段を登るのも面倒なので、遊歩道を進む。
遊歩道から上を見ると「鐘樓」という鐘突堂みたいなのが見えた。おそらく階段はここへ通じているのだろう。
そしてさらに進む・・・そろそろ湖の半分になるはず。時間にして約1時間半
白い門を発見。ここが「忠霊塔」しかし塔なんかどこにもないぞ。
軍の慰霊関係のとこらしい。
中に入って奥に行くと、地元の人が何かやっていた。さすがに遊んでいるようには見えなかったので、そそくさと立ち去る。
ここで、また車道へ合流。
この先へ進もうと思ったが、この先は今までほぼ同じくらいの距離をたいして見るものもなく進まなくてはならない。
さすがにそれは苦痛なので、今来た道を車道側から戻ることにした。
そして、戻りつつ最初に立ち寄ったのが「中興塔」
高さ43mのシンボルタワー。七重塔になっていて階段で最上階まで行かれる。
登ってみたが、かなりしんどい(笑)
それでも、今回一番の絶景かな。

中興塔

遊歩道ではないので、ほぼ直線的に入り口近くまで戻る。
そして、こんどは入り口近くにある「海洋奇珍園」というとこをを目指す。
そういえば途中に水族館と書かれた建物があった。入れるみたいだったけど、なんとなく入らなかった・・・

「海洋奇珍園」
ここは、かつての蒋介石総統が核攻撃にも耐えられるように作らせた、全長200mの核シェルターだ。
その核シェルターの内部をそのまま水族館??に使っている。
蒋介石のプライベートルームまで展示室とされているのがおもしろい。
はっきり言って展示されているものは、珍しいものもあるが数も少ないし、いまいちかもしれない。でも、核シェルターという独特の構造のせいかもしれないが充分たのしめるものだった。

海洋奇珍園

一通り回って、時間は16:00頃。

高雄駅へ戻るか・・・と、門の外を出たらタクシーの運ちゃんが声をかけて来た。
ここからだと、タクシーもバスもひろうのに苦労しそうなので、そのタクシーに乗ることにした。
台北の場合、観光地の前に止まっているタクシーってほぼ間違いなくぼられるのだが、高雄ではそんなことがなかった。
市内だったら、250元でどこへでも行かれるところだしなー

高雄駅前に到着。
今度はここから「三鳳宮」という南台湾で最大という道教の寺院へ行ってみる。
ガイドブックももっていたが、まぁあまり考えずにあるく・・・
途中、いきなり肩をつかまれて、ビルの方へ連れていかれそうになった(怖)
しかし不思議と、やばいという感じがしなかったのだが・・・
適当にあしらったが、あれは何かの店の呼び込みかなんかだったのだろう。
そして、今度はいきなりバスが立ち往生している。
なんだろう??と思って、先を見るとどうやらそこが「三鳳宮」だった。
なにやら祭事を行っているらしい。でかい人形はいるは演武はやっているわ爆竹はならすわ・・・そのおかげで、中には入れなかったけど、偶然とはいえあまり見れないものを見れたのかも。
しかたないので、その祭事が一息つくまで見ていた。これはこれで結構おもしろいし。なんか京劇の一部を見てるようだ。

三鳳宮

あらかた片付いたとこで、とえりあえずホテルに向かう。
ホテルに行く途中に「高雄芸品百貨」という免税店があったので、行ってみることにした。
あまり免税店には興味ないのだが、無難な土産を買うには一番楽だ。さすがにはじめての高雄で現地のお店を開拓する時間的余裕はなかった。
というか思ったより何もないし(笑)
ここで定番土産だけ購入。
個人的には、菊茶の丸くなっているものが欲しかったのだが、1500元もするので断念。
そして、店を出た

ホテルの近くに牛肉麺屋があったのを今朝みかけたので、そこへ寄ろうと思ったのだが、その手前に「發呆乾麺」と書いてある看板を発見。おもしろそうなのでこっちに入ることにした。
そこで發呆乾麺の中と、湯青菜というのを頼む。
發呆乾麺はちょっと辛味のある麺で汁がほとんどない。でも結構うまい。湯青菜は青菜を炒めてあるだけのもの、味はいたって、台湾の一般的な味(笑)
そういえば、ここのメニューに、ビーフカレーとチキンカレーがあった。
これも看板メニューの1つらしい。

發呆乾麺

ホテルへ戻る。
時間は18時頃。荷物をおいてちょっと休憩。さすがに歩きっぱなしだったから疲れた。
19時近くになり、今度は今迄と反対側にあると「堀江商場」へ行くことにした。
いろんなものが山積みされているところらしい。
で・・・本来ある場所にない!?閉鎖されたのか??
と思い、ふと通りの向かいを見ると「堀江商店街」の看板が・・・
なんか違うんじゃないか??と思いつつ行って見る。
なんか、衣料品の店が路地に沢山並んでいるだけで、特にめぼしいものもなく残念。
どうやら、以前のものが閉鎖されこうなったらしい。

堀江商店街

結局、何も買うこともせず、商店街を後にした。
さて、どうしようか・・・と思い、この辺に夜市でもあればいいと思ったがないので、そのまま、また歩いて高雄駅の方へ、昨日に引き続き六合夜市へ

二日目のの六合夜市。ここにくるまで屋台らしい屋台を見かけなかった。
昨日は麺食いだったので、今日は御飯ものが食べたいと思い「鶏肉飯」に「下水湯」を食べる。
「鶏肉飯」は、御飯にとり肉が乗ってタレがかかっている。棒棒鶏みたいな感じかなぁ。「下水湯」は、キモとレバーの入った生姜たっぷりのスープ。結構クセになるかも。
さらに、粒になった「香腸」形は違っても味は普通のと一緒だ。
そして帰るころに買った果物たっぷりのジュース。
これがすごい。
マンゴー、キウイ、苺、パパイヤかな?そのくらいの果物を目の前で切って、乳飲料ジュースの上にのせてしまっている。
果物は1種類か4種類全部かと選べるので、当然4種類全部にする(笑)
さすがに、南国の味。

そして、再びファミマによりペットボトルのお茶を買ってホテルへ戻る。
今日はトータルすれば、20km以上歩いたと思う。さすがにブーツでこれだけの距離を歩くのはしんどい。
台北なら、マッサージ屋がそこかしらにあるので行くのだが、あまりみかけなかったなぁ。たぶん探せばいくらでもあるんだろうけど・・・

明日はもう帰国、朝が早いのでフロントでモーニングコールを頼む。
そして準備をして、風呂へ入る前にちょっとだけ横になったら、気が着いたは1:30過ぎ(笑)

慌てて風呂へはいり、最後に荷物をまとめ、ちゃんと寝た(笑)