【上海】2008年01月13日

8:00頃起床・・・なんかグダグダしながら朝食も食べずに、9:30にホテル出発
雨が降っている・・・傘などないので、濡れながら歩く
まぁ、それでも傘をさすほどでもなかったかも・・・

漢庭酒店(改装中)

豫園へ向かうつもりで歩いていたのだが、いつまでたっても、目印としていた道路が出てこない。
おかしいなぁ・・・と思って地図を確認すると、逆方向に歩いていた(-_-;;
ここまで約15分・・・時間がもったいない・・・

ホテルの方へ戻る
そしてホテルを超え反対方向へ・・・すると10分も歩かないうちに、目印のでかい道路を発見!(-o-;;

気を取り直して、豫園方向に進んでいく。
途中、なんか地元民の市場?みたいな路地を発見。
せっかくだから覗いてみる。

路地の両側にところ狭しのガラクタ?なんかの部品、壊れたようなテレビなどがおいてある。
路地の両端とは行っても、そこの民家がそのまま出してるって感じ

ガラクタ市
ガラクタ市

洗濯機などが何台も並んでいるのは、圧倒されるかも・・・時たまに野菜などの食材もおいてあったり・・・
写真を撮ろうかとも思ったけど、なんか撮りづらいので、ちょっと離れたところから撮ってみた。

その路地を抜けると、上海老街と言われる商店街&土産物屋街へ出る。
こちらはきちんと整備された普通のお店や、結構歴史のあるっぽい豪華なお店などが立ち並ぶ
特に買うものもないので、そのまま豫園商城の方へ行く
豫園商城も土産物屋や食べ物屋が並ぶ商業スペースで、実際の豫園とは異なり豫園の前が発展した場所

上海老街
上海老街

しかし、建物だけ見たら、上海老街だか豫園商城だかわからんな

豫園商城
豫園商城

朝を食べていないので、この豫園商城内にある「南翔饅頭店」へ
今回の1つ目の目的店。
始めて上海に来た時も、この店には寄っているが、
その時は1階テイクアウトコーナーで、寒さに震えながら30分以上並んで小龍包を買った記憶がある。

今回は、店内へ入る。
ここは1階がテイクアウトで小龍包のみ、2階が船舫庁と呼ばれるフロア。
食券を買って中に入るが、メニューは小龍包2種類とスープ、飲み物のみ。
3階手前が長興楼と呼ばれるフロアで、メニューも豊富で座席で注文。
奥が鼎興楼と呼ばれるフロアで、一番高いメニューで一番種類も豊富。
今回はこの鼎興楼へ行きたかったのだ。
ちなみに、1階と同じ小龍包が1階だと16個で12元なのに対して鼎興楼では6個で33元
もちろん部屋代や食器代人件費などなどを考えれば妥当かもしれない。
しかしどのフロアも行列ができている。
混雑しているから、店の人が相席で円卓でよいか?と聞かれたので、別にかまわないので相席となった。

南翔饅頭店

日本人オヤジ4名との相席・・・ちょっと微妙
まぁ、気にせず注文

蟹肉小籠(カニ肉入り小龍包)
蟹黄魚翅小龍包(カニ味噌とフカヒレ入り小龍包)
蟹黄灌湯包(カニ味噌入り湯包)
金腿小粽子(チマキ)

この中で蟹黄灌湯包は鼎興楼にしかないので、ここに来てみたのだ。
でかい小籠包の中に蟹味噌と蟹肉そして豚の肉汁を使ったスープがたっぷり入っている。
スープは太目のストローを上から指して飲む。
これがうまい!

蟹黄灌湯包

もちろん他のものもうまい。
ただしチマキは小さすぎて驚いた(笑)
東京にもこのお店はあるらしいので、行ってみてもいいかも。
メニューは当然違うと思うが・・・

蟹肉小籠&蟹黄魚翅小龍包
蟹黄魚翅小龍包

食後に注文もしていないのに、スイカが出てきた。
味は時期的になんもの言えないが、これはこれでよろしい・・・

南翔饅頭店 1Fの調理場

店を出ると、1階は凄まじい行列。最後尾は1時間近く待つんじゃないかしら??

そして豫園へ

始めて上海に来た時も来ているが、ここはお約束の場所。
とりあえず上海に来たら、ここに寄れと

豫園前、九曲橋

豫園は、明の時代に四川省の役人であった潘允瑞によって故郷を懐かしむ両親を
慰めるために建設されたという庭園。
1559年の造園開始から1577年の完成
1982年には国の重要文化財に指定された・・・

豫園

迷路のように入り組んで、さまざまな奇岩が配置され、非常に見ていておもしろい
入り口で30元でチケットを買い中へ・・・
ガイドブックには、外壁がどうとか、建物がどうとか薀蓄は多い
しかし歴史的背景なんて中国史に興味ない限りどうでもよい(^^;
外国人観光客が、その連れに一生懸命説明されているのに、「そんな薀蓄聞いてもわかんないから、次行こうよ~」といううんざりしていた。

豫園
豫園
豫園

だいたい一時間ほどで豫園を回る。
再び豫園商城の中へ・・・さすが中国といった感じで、あちこちにパンダが・・・

銀行とパンダ

そして、豫園商城を後に、南京西路の方へ向かう
豫園商城を出るあたりには、コピー商品を売る人たちが多い。
あからさまに「ニセモノ、安いよ!」と言って声をかけてくる。

豫園商城から10分ほどで、南京西路にぶつかる。
そこから「外灘」の方に向かう。途中で雑貨屋に入ってみた。
入り口でワゴンセールのような感じで雑貨を売っていた。
久しぶりに珠を購入。1本20元(約300円)

外灘に出る手前で、外灘には行かずに地下へ
上海を東西に分けている黄浦江をわたる地下トンネル
「外灘観光隊道」へ向かう

料金は片道40元、往復50元。
4年前に来た時は往復があることに気づかず、片道を都度購入してしまった。
っていうか、かなり値上がりしたみたいね・・・

切符売場前の通路

今回は「東方明珠塔」の入場券も合わせた往復切符を購入。
切符入り場には、窓口が3つあり、並んでいる窓口と並んでいない窓口があった。
見ていると、並んでいない側の窓口で購入しようとしたお客が、並んでいる方へ行けといわれていた。
なので最初並んでいる方の窓口へ。
紙に必要な切符の名称を書き渡す。
すると並んでいない方の窓口へ行けといわれた。
どうやら、単体の切符とセットの切符で売り場が分かれているらしい。
しかし地元民でも間違えるような切符売り場じゃダメだろう・・・

トンネル内を移動するトラム乗り場へ移動
時間的なものか結構な混雑振り
トラムが動き出すと、音と光の演出。5分程度の短いものなので過度な期待は禁物
あまり深く考えなければ十分楽しめる

外灘観光隊道  ピンボケで何がなんだか・・・

終了後、トラムを降り、エスカレーターで地上へ。
そこは「東方明珠塔」のすぐ近く
「東方明珠塔」はアジア最大、世界で第3位のテレビ塔。
4年前は、この前までは来たけど上には上らなかった。
今回は登ってみることにした。

東方明珠塔

入場券がないと、塔の下にすらいかれない。
さきほどセットで買っているので、それで中へ入る。
この入場券で、上から2番目の展望台(263m)まで行かれる。
塔内部に入り、案内にしたがって奥のエレベーターへ。

東方明珠塔1F入り口

途中で今一度入場券のチェックをされ、空港のような荷物検査をされる。
危険物を持っているとここで没収されるらしい。
人を区切る柵を見る限り、混雑するときは相当混雑するっぽい。
たぶんこの日は雨も降っていたこともあって、人が少なかったのだろう。

エレベーターに乗り込み一気に展望台へ。
263mを十数秒で上がる。

東方明珠塔・展望台

天気が悪かったので、遠くの方はよくわからなかったが、なかなか圧巻
ここでチケットを購入すれば、さらに上の展望台までいかれるという。

東方明珠塔・展望台

でも、周りに比較物がないから風景的にはあまり変わらないという話を聞いていた。
なにでそこより上にはいかずに、下のフロアに降りる。
そこから1階ロビー行きのエレベーターに乗り1階に戻る。

1階では蝋人形がいたり、実際のTVの撮影スタジオがあったりする。
ちょうどスタジオでは何かの収録を行っていた。

東方明珠塔・TV撮影

1階の土産物屋をぐるっと周り外へ。
外へ出て、再び「外灘観光隊道」に乗り込む。
今度は、ほとんど人がいなかった。
人がいない方が、おもしろいといえばおもしろい。

外灘観光隊道

「外灘」へ。
こちらは黄浦江沿いに遊歩道になっている。東方明珠塔をバックに写真を撮る人率高し。
しかし、いまいち天気が悪いので、どうにも写真も薄暗い

外灘
外灘

簡単に眺める程度にして、そこから南京西路→南京東路と向かう。
南京西路沿いにある世界的に有名な老舗ホテルの和平飯店、入ったことはないけど、
観光スポットにもなっている。
現在は改装中なので、写真を撮ってみた。

南京西路の和平飯店

南京東路は上海で一番古い繁華街、歩行者天国でさまざまなお店が立ち並ぶ

南京東路

とはいえ、そんなに買い物もなく次の予定もあるので、なぜかマクドナルドへ。
特に何かを食べるわけでもなくコーヒー、紅茶を買って席へ。
ものすごく混雑している。
売り場カウンターへ行くと、カウンターに通常メニューがない!?
お薦めセットメニューが2~3種類あるだけで、何を注文してよいかわからない。
上を見ても、写真入りのセットメニューがあるだけ。
それで見てると店の一番端に貼ってある文章のみのメニューを見て、購入するものを決めカウンターで言うような感じになっている。
さすがに勉強をやめて3年。メニューの文字が読めない・・・
普通の店ならだいたいわかるけど、マクドナルドの場合は、独特の商品名や当て字なのでメニューから内容がわからない。
っていうか、マクドナルドなんだから、カウンターに写真入りメニューおいておけよ・・・さもなくば英語のメニューをつけろって(-_-;;

それでもなんとか、コーヒー紅茶だけは買えた。
少し休憩して外へ出ようと、片付けたら、店員さんが声をかけてきた。
たぶん中国のマックで、片付ける人がいないからだと思うが、ずっと「ユー、イヤホン?」と言われていた。

イヤホンって何だ???こっちが困ったような顔をしているとなんだかんだと相手も言っているが、さっぱりわからない。
すると諦めたようで、韓国語で何か言った。
そこで店を後にしたわけだが「お前は日本人(イルボン)か?」と言いたかったのかもしれないが、結局不明。彼は何を言いたかったのだろう??

マクドナルドを出てタクシーを捕まえてホテルへ向かう。

ホテルへは17:00頃到着
17:40にホテルロビーで待ち合わせになっているので、買い物した荷物を置いて一息ついた。
ちょうど17:40にロビーに下りていく。
すると迎えの人が来ていた。

今回の目的の2つめ。
上海蟹のコースディナー&ナイトクルーズ

いろいろ問題のおきている上海蟹なので、自力で店に行っても、今の中国語力じゃよくわからないし、食べ方もいまいち。
ならばツアーで申し込んだ方が間違いないので、ツアーに申し込んでおいた。

車に乗り込んで、一番最初に聞かれたのが、このホテルを使っているのは珍しいという。
日本人観光客で、ここを利用する人はほとんどいないらしい。
まぁ、そうだろうなぁ・・・・

車で10分くらい行くと、蟹料理専門店「成隆行蟹王府」へ到着。
現地の人も来るが旅行者も多い超人気店らしい。
2階席の個室円卓へ通される。ツアーなので、全8名
ここでツアー代金をまず支払う。

成隆行蟹王府
成隆行蟹王府2F個室から1Fを

とりあえずお茶を注文。
しばらくすると料理が運ばれてきた。
まず前菜5種類。

クラゲの和え物、干し豆腐のスープ浸し、胡瓜の和え物、肉の佃煮のような物、ハムとキャベツのサラダ

これを8人で取り分ける。
まぁ、これは無難・・・
前菜を一通り食べ終わる頃に、蟹肉としいたけ入り豆腐、蟹味噌とフカヒレのスープが来た。
蟹肉としいたけ入り豆腐は、麻婆豆腐の蟹バージョンといった感じ
蟹味噌とフカヒレのスープが、むちゃくちゃ濃厚でうまい。
日本で食べるフカヒレスープとはまるで別物。

前菜
蟹味噌とフカヒレのスープ・蟹肉としいたけ入り豆腐

次は、蟹爪揚げ
これは蟹の練り物なのかしら?ちょっと皿の大きさと比較すると、寂しい感じがする。
野菜の炒め物
ほうれん草の炒め物。これは無難な味

蟹爪揚げ
ほうれん草の炒め物

メインの蟹
上海蟹の解体作業は専門家にまかせた方が無難なので、全部おまかせ。
内部には食べられない部分もあるので、自分でやってもよくわからないし。
蟹肉は別の椀に取り分けておいてくれた。

上海蟹
上海蟹を解体

この蟹味噌が絶品!普段、蟹味噌はあまり好んで食べないのだけど、この味噌は最高。
蟹味噌入り坦々麺

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

日本のものとは、微妙に違う風味。でもゴマは一緒
麺がもちもちしている。

蟹ミソ小籠包
昼間食べた小籠包より大きくてスープが多い。
持ち上げるとタプンタプンとゆれる。
味は昼間の方がうまかった。
まぁあっちは小籠包の専門店だしな(^^;
もちろんこちらもうまい。

蟹ミソ小籠包

デザート
果物を煮込んだものが出た。
ちょっと微妙な甘さなんだけど、中に入っていたものがよくわからなかった。

デザート

ここでも最後にスイカが出た。
これはお約束なのかしら(^^;

スイカ
なぜか最後まで誰も手をつけなかった前菜

一品一品は量は多くないけれど、最後まで来るとかなり苦しい。
日本であまり食べられなくなった上海蟹尽くしということで、かなり満足
1階では、二胡と琵琶の生演奏を行っていた。

食後、再び車に乗り込み、黄浦江ナイトクルーズへ。
お店からすぐのところにある船着場に到着すると、相変わらず雨が降っているので、 足早に船の中へ
1階はカフェのようになっていて、2階にVIPルーム2つと、外に出られるところがある。
なぜか船のスタッフには2階に上がれとけしかけられるので、2階へ・・・
他の人の話を聞いてみると、VIPルームが別料金でそこに入れさせたいがために、2階席においやるらしい・・・(-_-;
ともかく雨の中、クルージングスタート

クルージングの船

外灘と浦東の夜景を50分ほどかけて、黄浦江をから楽しむというもの。
雨が降っていなければ、かなり楽しめると思う。
まぁ、雨もあまりおかまいなく、皆外で写真撮っていたけど(^^;

クルージング終了後、船着場から再び車で出発。
あとはホテルへ送ってくれるだけだが、ここでガイドと交渉して他の場所へ連れていってもらうことにした。

南京東路駅の近くのマッサージ店へ行きたかったので、南京東路まで連れていってくれというと、そのマッサージ店まで行ってくれるという。
ありがたいことだ。

車で10分程度で、マッサージ店へ到着
「智慧盲人按摩中心」
名前の通り盲人按摩。
店の中へ入ると誰もいない??
いやすぐ上からスタッフが降りてきた。

智慧盲人按摩中心

メニューを見せてもらい、全身60分と足60分の計2時間をお願いする。
2階に行くと、妙に狭いなぁ??

5分ほど待ってくれというので、その場で待機。
しばらくして足のマッサージの部屋へ通される。
薬湯が運ばれきて、そこに足をつける。その間も肩を揉んでくれている。
それから足のマッサージがスタート。

台湾と違って、足裏をゴリゴリやるわけではないので、全体的にソフト。
でも、途中寝てしまうほど気持ちが良い。
足が終わり、隣のベッドの部屋へ移る。
今度はうつぶせに寝て全身。
ところどころ痛いけど、それがまた気持ちいい。
力が強いので、もみ返しがちょっと心配。

肩から腰、足、腕までまんべんなくマッサージされて60分
あっという間に終了
再び1階に下りて、お金を払う。
2時間で2200円程度。ありえない安さだ。

店を出て、横のコンビニで買い物。
買い物をしてすぐタクシーに乗り込む。
ふと窓の外を見ると、同じ名前のマッサージ店が、別のビルに?
帰国して調べてみると、当初予定していたのは、その別のビルの方だったらしい
そちらの方が規模が大きいらしい。
でも同じ店であることは間違いないから別館のような感じだったのだろう。

タクシーでホテルまで戻る。
時間は22:30頃
部屋へ戻り荷物をおいて、コンビニまで出かける。
簡単なお土産を買い込んで、ホテルへ戻る。
明日は朝が早いので、帰国準備をして、シャワーを浴び、早々に寝た。