【台北】2001年12月09日

この日は8時半に起きた。

あまり早く起きても、ほとんどの店がやってないことを前回わかったので、むちゃな早起きはやめた。
そして、ホテルで朝食。

このホテルで朝食をとるのは、おそらく5回目くらいなのだが、その全てが見事なまでに同じメニューなのである。
無難なものしかおいてないんだけどね。所詮ホテルの朝食、可もなく不可もなくといった感じ。

朝食を終え部屋に戻って、出かける準備をする。
さて、どこへ出かけようか・・・
ということで、西門駅へ行く。
西門駅からMRTで30分程度のところにある「台北市立動物園」に行くことにした。
しかし朝からMRTも混んでいる。日本の混雑ほどではないが、それでも結構混んでいる。

ほどなく動物園駅に到着。
駅から徒歩1分程度のところにある、かなり大きな動物園だ。
60元を払い中に入る・・・・うーん、順路がわからん・・・
と思って歩いていると、なんかステージがあって、そこでイベントらしきものをやっていた。
まぁ、あまり気にもとめず、先へ進む。

すると夜行動物館とかかれた、看板があったので、まずそこへ入る。
夜行性の動物ばかり集めたところらしいので、中も当然くらい。 しかも、動物がいるらしきところも暗くてよくわからん(笑)
なんか小動物や、深海魚みたいなのが多かったぞ。
そこが終わって外へ出ると、順路が見えてきた。亜州熱帯雨林区ようするにアジア地区の動物がいるところだ。
ジャングルにみたてたかなり広い区域に動物がちらばっている。しかし、猿ばっかだったような気も・・・(笑)
ああ、ゾウとかいたっけ
さて、そこを抜け今度は、水鳥観察区、池みたいなところに、動物がいたらしい(笑)

軽く、通り過ぎ、沙漠動物区。砂漠に住む動物が中心ということだ。
ここで、生まれてはじめて生ラクダを見れたのはちょっと感動。しかしなんかラクダって小汚いね。
ちなみに2コブラクダでした。

澳洲動物区(オーストラリア地区)ここではカンガルーがいたかな?そのくらい。
非洲動物区(アフリカ地区)温帯動物区と続くのだが、とりあえず広い・・・そのくらいしか感想ないな(笑)
最後の方に、ペンギンハウスがあった。なんかしらんが長蛇の列。せっかくだからということで並んでみた。
たいして待たずに中には入れたが・・・うーん・・・さほどおもしろいものはいないぞ・・・
人が多いせいもあって、よくみえないし。
足早に通りすぎて、表にでるとそこは、ペンギングッヅを売る店だ。こーいのは世界中共通だな。

そのくらいかなぁ・・・ということで、出口へ向かう。その途中、鳥園を発見。
一応入ってみたが、なんか貧相・・・というか、少ないんだな。
でも、鳥を放し飼いにしてるらしきでかい檻の中に人間が入っていくエリアは結構よかった。

そして動物園を後にした。

とりあえず、西門に戻ると時間は12時。さてどうしようか・・・
ということで、これも結構有名な店「阿宗麺線」で、麺線を食う。
現地の人が行列をつくる店。
やはりこの日も行列だった。ほとんど立ち食いのため、たいして待つこともない。
大腕で50元。ビーフンのような春雨のような麺をトロトロに煮込んであるのだ。
店の前の路上で現地の人と同様、立ち食い。まぁ、テーブルなんかとうぜんないしな。
香菜がたっぷりでうまい。やはり行列ができるだけあってうまい。
たぶん次来たときもここは寄るだろう。

その後、ホテルへ戻ろうといつもと違う道を通ったら、ちょいと迷った。
その途中路上で入れ墨を入れてる店があった。ちょうど掘ってる最中だったのだが、血が出てるよ・・おい・・・
さすが・・・だと思ったね。ほんとに。

道を確認して一度ホテルに戻り、しばし休憩
30分もしないうちに、今度は台北駅に出発。
今度はテレカを購入しておいたので、テレカの使える公衆電話を探した・・・が少ない・・・
ICカードが一般的になりつつあるんだな・・・
なんとかみつけ、余さんに電話をかける。16時に待ち合わせ。
それまで、台北駅周辺をグルグルと回る。
新光三越の前では、名前はわからなかったが、歌手らしき人のイベントをやっていた。

時間とちょいと遅れ、余さんと合流。
まず、バスで忠考復興駅まで移動。15元、安いねぇ・・・
とりあえず、予定まで時間があるので喫茶店に入る。
なんと「マイルドセブン」という名前の店。実際タバコのマイルドセブンがなんか絡んでいるらしい。
そこで藍山を飲む。ようするにブルーマウンテン。これも60元くらいだったかな?ほんま安いわ。

余さんは、その近所で働いているという友達に連絡。一緒に飯を食おうということになった。
しかし行こうと思っていた店が休みだったらしく、途中にあった民家のような他の店に入る。
そこで「混餡湯」というのを頼んでみた。
麺なんだが、水餃子みたいなものが入っている。
その他に、つけ合わせをそれなりに注文。
あっさりしてていい。

飯のあと、今回の目的の1つでもある「紅頂藝人」を見に向かう。
聞いてみると、現地の人はほとんど見にいかないそうだ。
というか、あえて行くようなものではないらしい。
何かというと、ガイドによると「男版宝塚」とある。しかしニューハーフショーのもっと豪華で上品なものといった感じか・・・
どうやら台北では、女装する男などは、まだまだ認められないらしく、見に行くこと自体白い目で見られるような状況だそーだ。
余さんによると見に来ていた台湾人の人達は、南方からの旅行者だと言っていた。

どうりで自分が結構好奇の目で見られるはずだ。
ここまで髪の長い男は、台湾にはほとんどいないしな。

そうはいってもアメリカその他で大好評を得たというこの「紅頂藝人」始まってみるとなるほど、たいしたものだ。
単純に歌と踊りがメインのショーなのだが。日本の下手なショーを見るよりよっぽどおもしろい。
客に日本人が多いからなんだろうが、MCでは日本語もでるし日本の曲もあった。
岸壁の母、魅せられて、川の流れのように、など
きついのもあったが、ほんとにスタイルもいいし、いわゆる美人系だ。
ニューハーフをあそこまでにすれば、たしかに芸術といっていいだろう。

寝不足な上に言葉のわからないショーだから眠くなるのを覚悟していたのだが、最後まで眠くもならずに楽しめた。
そして、終演・・・

終演後今回の最後の目的「饒河街観光夜市」へ向かう。
ここからさらにバスにのって、松山の方へ向かうのだ。
台北の端の方だ。それでも15分くらいで到着。

バスを降り、しばらく行くと夜市だ。
しかし来たはいいが、ここの夜市は一本道なので、行って戻ると終わりだ。
ここでは、プチトマトの食い物と、名前がわからんが果物をまず購入。

プチトマトは、串にさしてオヤツ代わりらしい。また、その果物が日本ではないものらしい。
味はあまりしない上にあまり水分もないのだが、それがまたあっさりしていて、結構クセになる味をしている。
その後歩きながら、サザエかな?ツボ焼きを食う。

途中で、中国の雑貨屋さんらしき店に立ち寄る。
なかなかいろいろなものがあるが、これといって買うほどのものはないな・・・

店を出て、隣に「仙草茶」の店があったので、そこで購入。なんかゼリーみたいなものの上に、黒い薬草の煮込んだようなものをかけてある。
お汁粉のような感じだな。甘いのだ。うまいともまずいとも言えない味だ。
なんだかんだいいながら、全部飲んだがな。
おかげでさすがに腹が苦しい。

さて、そうこうしてるうちに、時間は23時を回る。
これ以上遅くなるとホテルに戻れなくなるので、ここで帰宅することにした。
ここで、それぞれバスで行くことになる。

余さんがわざわざ、気を使ってくれて、乗り間違えないように途中まで同じ路線で行ってくれた。
中山駅まで、とりあえずいき、そこからはタクシーで戻ることにした。
今回タクシー使ったのは、この時だけだな。

ホテルに戻ったのがだいたい12時頃。
明日は予定はないが、10時にはチェックアウトなので、部屋に戻り早々に準備をすませ寝た。