【台北】2002年05月04日

前日17:00まで寝ていたのが災いした。
いつもが朝まで起きているので、当然4時過ぎても眠くもならない。
5時には家に出るので寝るのは諦めた・・・
5時半発の電車で出発。

2002年、最初の台湾

今回から中華航空は成田発になった。
おかげで空港に行くまでが大変だ。

羽田の時に1時間半でいけたものが、2時間半かかる。これだけで非常に時間のロスだ。
8時ちょいにチェックインする。

それにしても、ばかでかいスーツケースの人間が多い。
みんないったいどこへ行くのやら・・・

売店でホットドックとコーヒーを食す。
時間まで、前もって買っておいた本を読む・・・
となりに座っていた、夫婦のおばはん、むちゃくちゃうるさい。
もうちょっと静かに待てないものだろうか・・・殴りたくなる。
そして、ほどなく搭乗・・・

定刻通り離陸
飛行機の中で楽しみといったら、機内食くらいしかない。

今回はビーフカレーか魚と焼そばということだった。
とりあえず魚にする。
通路を挟んで隣に座っているオヤジ。
あまりに下品な食い方・・・まさに、ブタが餌をかっくらっているような風貌・・・

中正国際機場に到着。
両替、入国審査、税関がいつも行列を作るので、とっとと飛行機をおりる。

足早に両替所に行く。
並んでいる人も少なくすぐに、外へ出る。
現地の旅行会社の人を探す。いつもは、出るとすぐわかるのだが、今回は見当たらない。

そうこうしているうちに、ホテルへ到着。
今回は西門駅すぐ近くの「長虹大飯店」まさかこんなところに!?というような繁華街のど真ん中にある。
日本でいえば原宿の竹下通りに面しているようなものだ。

このホテル、日本語は完全NGだった。
どうやら、現地の人のが普段利用するビジネスホテルのようなものらしい。
金額をみると一番安い部屋で2150元だいたい8000円だ。
この金額に見合うかなぁ・・・まぁ、交通の便だけはむちゃくちゃいいがな。

ロビーの裏側からうろうろ探す。なんとかみつけて他の旅行者と合流。
まぁ、小さい旅行会社だからしかたないか。
その同行者、女性2人連れで、レディースコースという観光コースらしい。

荷物をおいて一息つく。
そしてさっそく出発。
まずホテルのカウンターで$100をNTDに両替しようと思ったら、両替できないらしい・・・
近くに来来というデパートがあるので、そっちでやってくれと・・・
それもめんどくさいので、とりあえず出かける。

まずは迪化街へ。
MRT中山駅から歩いて約20分。問屋街だ。
よくわからなかったが、それらしいとこへ到着。
通りは確かに迪化街と書いてあるから、間違いないのだが道が一本奥だったらしい。

通り沿いに永楽市場という、でかい建物があったので一通り覗いてみる。
生物など買っても、料理もできないし日本にもってこないので眺めるだけで終わった。
そこの前にある店で、からすみを購入。

むちゃくちゃ安いぞ。1つ約250元「伍中行」で買った時が1つで450元くらいだったからさらに安いことになる。

こういう店を見つけてしまうと、免税店や観光客相手の店で1つ800~1000元もだすのがあほらしい。

安いので会社の人の分もあわせて5つ購入。
さらにホタテの貝柱を発見。
600gで1200元くらい。5000円くらいかな。
そんなにいらないので100gだけ買う。
200元ちょっと。だいたい1000円弱、日本の1/3くらいかな。

そのあとの予定のため時間もないので足早に中山駅反対側にあるDFSに行く。
ここでは「蓮の実」「タイガーバーム」を購入するために立ち寄る。

米ドルの両替はできなかったが、買い物はできるようなので、$100を使い蓮の実とタイガーバームを購入。
タイガーバーム1つ780元・・・4つで3120元か・・・約12000円、ほぼ$100弱。
まったく・・・お金を預かってきた以上、買わないわけにいかない。重いのに・・・

DFSを後にして前回と同じ「荘茶圃峰」へ。
今回の購入は「梨山玉峰烏龍茶」「玉露凍頂高山烏龍茶」「銀峰包種茶」「珍珠花開」「碧尖蜜香緑茶」「碧尖東方美人茶」をそれぞれ購入
あらかじめ連絡してあったので、お金を渡して品物を受け取るだけ。

そして、すぐホテルに一度戻る。
時間がないのに合わせてあまりにも空腹なので、しかたなく駅の近くの7-ELEVENでおにぎり、サンドイッチ、木瓜牛乳、蛮牛を購入。
蛮牛とは、いわゆるドリンク剤。みるからに効きそうだ(笑)

しかし台湾入りして最初の食事がコンビニとは・・・・(;_;)
シャワーを浴びて、中山北路にある「夢工場」という写真館へ行く。
日本では変身写真と言って女性用の観光コースに入ってることがある。

当初は予定になかったのだが、どーせなら恥かいてこようと思って2日前に申し込んだ(笑)
普段は結婚式や家族の写真を撮るためのスタジオだ。台湾では結婚式の時など大々的にアルバム等を作るそうだ。
そこで、今回どーせ、台湾に来たわけだし、痩せてる間にということで、完全なる女装写真にチャレンジ(笑)
まぁ、こちらの風貌や服装からその手の趣味の人と思われたかもしれないが...(^^;;

とりあえず衣装を選ぶ。何にしても毛深いので胸元が大きくあいているものはNGだ。
チャイナドレスと、チャイナではないドレスを選ぶ。
そして化粧開始
いきなり、いろいろ塗りたくられる(笑)
まぁ、うまいもんだ。鏡の中で別人になっていくわ(笑)

こんなんできるのは今が限界だろうな。これ以上歳とったら無理だろう。
化粧が終わったら衣装をきる。ちゃんと胸にパットをいれさせられる(笑)
しかし、でかい・・・まぁ、フリーサイズということなのだろう。
大きい部分は、きっちり縫いつめてくれるので、正面から見るとちょうど良い大きさだ。

着替えが終わると髪のセット。適当に長いのでうまく丸めてアップにされる。
年々薄くなっていくのは、どうしようもない(-_-;;
適当にウィッグをつけられる。
うーむ、このくらい髪にボリュームがあるといいな(苦笑)

一通り終わると、実際に撮影するスタジオへ向かう。
まさか、この格好で外を歩かされるとは思わなかった(汗)
さすがに、恥ずかしいものがある(笑)

数分歩いて、スタジオに到着。
小さいがしっかりしたところ、中にカメラマンとアシスタントの2人。
どっかのうかれた日本人が馬鹿な写真とりに来たなぁくらいにしか思ってないんだろうな(笑)

ライティングと、バックのセットが終わるとさっそく撮影にとりかかる。
日本語は通じないが、お互いに片言の英語でやりとりする。
さすがに、そこまでの中国語はまだわからんからなぁ。

結構普段しないようなポーズをつけさせられるので大変だった。
指先1つまで注文がつく。
ほんとにモデルさんは大変だ。
さて、約1時間半の撮影が終わり化粧を落とす。

時間は、20時ちょいまえ。

台北駅周辺へ移動。
新光三越へちょっとよる。
何か土産ものになるようなものはないかと見るが、べつに何もないので西門へ戻る。

「楊桃汁」を飲む。
台湾ではお馴染みのスターフルーツのジュース。
ハマるとうまいが苦手な人は苦手。

そして「烤狗」を食う。
焼いた犬ということで、ホットドッグということだ。
日本のホットドッグと比べたら、でかくてうまい。ちょっと辛めのタレがいい。
40元、約160円だから、安くはないがこの大きさと味なら納得。

さて、Lingさんという人と待ち合わせが22時。
まだ時間があるので、いまさらながら西門を散策。

そして22時。
西門駅前で待ち合わせ。それらしい人が現れないので電話をしてみる。
残業で22時すぎまで仕事らしい。
なんでも、西門駅正面のアクセサリー屋で働いているので母の日が近いので忙しいそうだ。
もうすぐ仕事が終わるから待っててということだった。

10分過ぎくらいに、Lingさんと合流。同僚だというJanさんも一緒だ。
Lingさんの写真は事前にもらっていたのだが、実際に本人とあったらまるで別人のようで驚いた。
実際は小柄で可愛い子だった。

Janさんは、とても愛嬌のある方だ。
2人とも日本語を勉強始めて1年くらいだという。それにしてはうまい・・・
どうやったら1年でそこまで話せるようになるのか不思議なものだ・・・

食事をしようということで駅の近くにある「亮星24HR海式飯店」へ行く。
24時間営業の香港飲茶の店だ。

メニューをみてもよくわからない。
うかつなもの頼むと食わないとならないので、注文は彼女達に任せた。
まぁ無難なものを頼んでくれたようだ。

海老を揚げて、パイナップルと一緒に甘いソースであえてあるのが結構うまかった。
なんだかんだで23時半くらいまで、その店にいた。

会計の時に払おうと思ったら、ごちそうしてくれるという。
申し訳ないので何度も出すと言ったのだが、台湾ではこういう場合現地の人が払うのが、当たり前のような感じらしい。
もちろん何度も会ってりゃ話は別だけど・・・一応、海外から来たお客様ということなのだろう。

2人は翌日も仕事があるので、駅まで行ってそこで別れた。
さすがに眠いのでホテルに帰ることにした。
7-ELEVENで、飲み物を買いホテルへ戻る。

コーヒーを飲みながら、翌日の予定を立て1時ちょいには寝たのだった。