【バンコク】2007年10月06日

6:30起床
7:30に観光のお迎えが来るために、その前にホテルで朝食

まぁ、特に変わったものはなし
お粥がタイ米だったな・・・当たり前か(^^;

7:30時間通り、迎えがくる。
7名での1日観光ツアー
もともと今回のツアーは半日観光が無料で付いていたのだけど、それをやめて別料金で1日観光を申し込んでおいた。
いつもなら観光ツアーは参加しないのだが、今回は初めての国で、英語も日本語も中国語もろくに通じない。
下調べの時間もなく個人で同じくらい寺院などを回れる自信がなかったから
無料の半日観光の方だと、土産物屋へ必要以上に連れていかれるので、それなら行きたいところをほぼ網羅している有料ツアーの方がよろしい。

車でまずは、チャオプラヤー川へ・・・
チャオプラヤー川を船で渡り「ワット・アルン」へ
その川渡りだが一応、水上遊覧となっていたが、遊覧なんてもんじゃない。
船は、そんなに大きくない。
水上バスみたいなもんなんだろう。
チャオプラヤー川は汚い。ゴミやらなにやら流れてくる。
それにしてもスピード出しすぎ(笑)いやそれはそれでおもしろいからOKだが

チャオプラヤー川

「ワット・アルン」ヒンドゥー教色の強い寺
なんでも三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台になったらしい。
その高さ75mの塔の半分くらいまで登ることができる。
さて同行していたガイドさん。簡単に一通り説明すると、時間だけ決めてあとは自由行動にしてくれた。
これが非常にありがたい。

ワット・アルン

まず、その塔に登る。
非常に急な階段。ほぼ90度くらいじゃないのか?階段というか梯子に近いのかも
でも一応登る。
一回りしてすぐ降りる。
降りるときの方が怖い。

ワット・アルン 塔の上から

ここはそのくらいで、集合場所に戻る前にトイレに。ここは有料?
なんか料金箱が置いてあった。よくわからなかったから入れなかったけど(^^;
しかし他を見ているとガイド付きっ切りで団体行動しているツアーもあったから、その点はよかったな。

船着場に集合して、再び船で今度は有名な「ワット・ポー」へ
よく写真などで見る、高さ12m、長さ49mの大寝釈迦像がいた。
中は土足厳禁なので靴を脱いで中へ。
とにかくでかい。

大寝釈迦像 入り口
大寝釈迦像
大寝釈迦像 後ろ頭

寝釈迦の周りには108の煩悩を捨てる鉢というものが並べてあった。
外国人旅行者も多く、皆写真を取りまくり。
でかい柱があって、全貌を見るのは難しい。
ここはタイ式マッサージの総本山としても有名で、壁にマッサージについての壁画などがあったのがおもしろい。
実際に日本のタイ式マッサージ店の人もここで修行をした人が多いらしい。
外には、古墳というか三角形の墓が並ぶ。
もともとは位の高い人の墓だったらしいが、近年はそうでもないという。
ここでは平家物語で有名な沙羅双樹の木も拝めた。

煩悩を捨てる鉢
沙羅双樹

ワット・ポーを出て駐車場へ
すると他の車が邪魔をして車が出れなくなっていた。
どうするのかなぁ・・・と思っていたら、力ずくで押して動かしていた(笑)

ワット・プラケオへ
タイで最も重要とされる寺院。
1782年に時の国王ラーマ1世が王朝の守護寺院として建立したらしい。
そしてヒスイでできた仏像があることからエメラルド寺院とも呼ばれている。
まずその仏像のある本堂へ。概観は工事中だったのでよくわからない。

ワット・プラケオ

ここも靴を脱いで中に・・・
中は参拝客と観光客で大混雑。
一応、参拝場所に座って参拝。
ちょっと離れたところにヒスイの仏像があるらしいが、その周りの装飾に紛れほぼ見えなかった(笑)

ワット・プラケオ

そして、本堂を出てその他の仏塔の方へ
仏塔の裏には、アンコールワットの模型がおいてあった。

アンコールワットの模型
王宮 入り口

一通り回って、そのまま王宮の方へ移動する。
かつて、ラーマ5世はここに住んでいたらしいが、現在のラーマ9世はここにはいない。
ここはさくっと終わらせて次へ出発!

王宮

このあと唯一のお店へ連れて行かれた。
宝石&シルク&革製品などのお店
まぁ金額を見ると高い
安い小物などもあったけど興味ない。
でもまぁちょうどトイレに行きたかったのでこれはこれでOK
ここも30分程度で出発なので、涼しいし小休止ということで。

ジム・トンプソン・カフェでタイ料理のランチ
タイ・シルクを世界に紹介したアメリカ人として有名らしい、ジム・トンプソンの家に併設されたカフェでの昼食
ドリンクだけは別料金で、料理はトム・ヤン・クン、海老のすり身のフライ・春巻・ブロッコリーとエビの炒め物、カシューナッツと鶏の炒め物、グリーンカレーなど
さすがにそこそこのお店らしいので、味はよろしい。
デザートにフルーツ盛り合わせ(スイカ、パイン、パパイヤ、カボス)

ジム・トンプソン・カフェ

食後に、他の人が行きたがったので、先に併設の売店へ
なんだかんだいいながらここで土産をゲット
その後、 ジム・トンプソンの家を見学
チーク材でできたタイ伝統様式の民家を6軒分組み合わせて建てられている。
館内にはタイの古美術が並んでいる。
そこの専属のガイドが日本語も流暢にいろいろと説明をしてくれる。
中には古伊万里の壷などもあった。
家の中は土足厳禁で、写真撮影が禁止だった。

ジム・トンプソンの家

バンパイン宮殿へ向かう。
入り口に「ゴルフのくるまをレントするサービスがあります」
意味はわかるけど、なぜここで?

ゴルフのくるまをレントするサービスがあります

中に入ってガイドから話を聞く。
するとかなり広いらしく、ゴルフカートを借りないで歩くとかなりきついらしい
という話の流れでほぼ強制的に借りさせられた(笑)
ちなみに料金別で400B

バンパイン宮殿
レントしたゴルフのくるま

まぁ、実際借りないで歩いていたらかなりの距離だったから、借りて正解だろう。
あの暑さの中を歩きたくはない・・・
ここは現在レセプション会場として使用されているらしい。

バンパイン宮殿をあとにアユタヤへ向かう。
まずはアユタヤ日本人町へ到着
日本人町といっても今は誰も住んでいなくて、14~18世紀に日本人が住んでいたところらしい。
戦死した人達の慰霊碑祠があったので、線香を上げて署名をしてきた。

アユチア日本人町?
慰霊碑祠

また沼津出身の山田長政が何かをして活躍したらしい。
中には銅像が立てられていた。
特にその銅像のある記念館みたいなところ以外は、これといって何もない。
そこに売店があったので、ざっと覗く。
ばかでかい扇子があったので欲しかったが、ちょっと金額的に諦めた。
ブードゥーの身代わり人形といわれる「ドゥカタ」の小さいやつを買ってみた。

この辺りで気づいたが、ツアー同行のご家族3人がいつのまにかペアルックの象Tシャツ姿に(笑)
我々を含むほかのツアー客の間では、象の家族という認識に(^^;
結構いい歳のご家族なのでなんかほほえましい。

そこを出て今度は象に乗りに行く。
これはちょっと楽しみのひとつだった。
高台の上から象の背中に設置してある椅子に乗る。
設置してあるったって、ほんとに簡単にくくりつけてあるだけだから、よく落ちないなと思う。
足は象の背中上だし、耳がバシバシと足に当たる。
約20分ほど、アユタヤの遺跡周辺の決まったコースをぐるっと回る。
日本ではなかなか体験できないことなので、結構良かった。
しかし糞をそこらじゅうに落としまくるので、それを拾い集めている掃除人がいたのは、なんとも(^^;

帰る象

アユタヤの遺跡、ワット・ヤイ・チャイ・モンコンへ
寺院とはいえなんか発掘途中みたいな感じになっていたが、そうでもないのかな?
とりあえず、ここにも大きな涅槃像がいた。

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン遺跡
涅槃像

次にいったのが、ワット・プラ・シー・サンペット
1491年に建てられた王族の守護寺院。3つの大きな仏塔には、ラーマティボディ2世と父、兄の遺骨が納められている。
サンペットの横にはヴィハーン・プラ・モンコン・ボピットという寺院がある。
中には高さ17mの仏像があるらしい。

ワット・プラ・シー・サンペット
ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット

サンペットから戻るときに、物売りの兄ちゃんに、なぜか尻をなでられた(-_-;
さらに自分は聞いていないが、他の人が言うには、いきなり「アサハラショーコー」というオヤジがいたらしい。
たぶん知っている日本人の名前を適当に挙げてったんだろうな。

その後がワット・マハタート
境内にある仏像のほとんどが首を切り取られて痛々しい。
首のあるものは、修復されたものだということだ。

ワット・マハタート
ワット・マハタート

一通り回って18:30頃になり夕食
中華料理だと聞いていた。確かに中華だけど、ちょっとタイ風味?
炒め物など4品に、スープとライス。もちろん飲み物は別途
味はかなりGOOD

店内に流れている生演奏が、日本の曲ばかり。
なんでか?と思って店内を見渡すと、客のほとんどが日本人だった。
ドラえもんとか流れるのだが、どこか微妙に音をはずす。
わざとやってるのかどうなのか・・・

食後に、サムローという人力車に乗って、アップライトされたアユタヤ遺跡を見学
これがまたスピードが早いので風が気持ちいい。

サムロー
アユタヤ遺跡

これで一通り、オプションツアーは終了
あとはバンコクにまで戻って解散となる。
戻りの車中はやはり睡眠時間
ホテルに戻ると、時間は21:00頃

せっかくなので、ゴーゴーバーで有名なバッポン通りへ行ってみることにした。
から徒歩5分くらい。
サラデーン駅からあるいて、タニヤ通りという日本人街を通る。
見事に日本語の看板ばかり、スナックの呼び込みのおねーちゃんも日本語がかなり流暢

タニヤ通り

そこを超えてしばらく行くと、バッポン通り
こちらは屋台とゴーゴーバーがひしめき合っている。
ぐるっと一回りする。
さすがに男同士とか1人なら、ゴーゴーバーも入ったかもしれないが、今回は外から簡単に覗くだけ。
水着(下着?)姿のおねーちゃんが、ステージで踊っている。
そんな店が沢山ある。

バッポン通り

屋台の方も、衣料品からバックや財布、時計、雑貨、民芸品・・・ありとあらゆるものを売っていた。
シャネルの財布のバッタ物を買うというので、店の人と交渉・・・最初750Bといわれた。

日本円で3000円弱。まぁこれでも充分安いのだけど、こちらは100Bから値段を提示した。
さすがに100Bだと350円だから、これはありえないと思ったが、最終的に350Bで決着。約1300円
まぁ、こんなものだろう

それだけ購入して、再びMRTでホテルへ戻る。
お約束でコンビニで飲み物を買って部屋に
翌日はさらに早いので、早々に寝ることにした。

アユタヤで購入した、 ドゥカタ