2日目
9時半に目覚ましをかけておいたが、起きたのは10時半。
最近の疲れが出てきてなかなか起きられない。
まぁ、急ぐこともないがいつまでも寝てるのももったいないので起きて帰国準備。
11時過ぎにはチェックアウト。
台北駅まで歩いて行く。
途中で荷物をコインロッカーに預けてMRTへ。
悠遊カードに200元ほどチャージしておく。
これでMRTやバスはタッチするだけで乗れるようになる。
今日の目的地ではある三峡へ行くためにMRT板南線の終点の永寧駅まで行く。
結構時間かかると思っていたら台北から30分かからないくらいだった。
永寧駅前から916のバスで三峡を目指す。
10年以上前に一度、鶯歌経由で来ようと思っていたけど、その時は鶯歌だけ回って時間的に無理だったのであきらめた。
そのため今回が初めてだ。
10年以上たち、その頃より格段に行きやすくなっていた。
永寧駅前のバス停。
ちょっと離れていたが、人が並んでいたのですぐ見つかった。
三峡行きのバスを確認する。
5分くらいまっているとバスが到着。
乗るときに悠遊カードをタッチする。
そして座席へ・・・
しばらくすると高速へ。
約30分ガンガン飛ばす。
そういえば、社内から見ていると台北大学の前を通過した。
停留所もあったな。
こんなところにあるとは・・・・
今の台北のバスは、一応アナウンスと、電光掲示板で停留所が示される。
アナウンスは小さくて聞き取りづらいが、掲示板はありがたい。
以前は、何もなかったから周りの風景から判断するしかなかった。
三峡老街の停留所についた。
降りるときに再び、カードをタッチ。
この2段階の料金体系がどうにも慣れない。
停留所から、歩いて老街方面へ向かう。
標識が出ているのでわかりやすい。
バスの停留所からすぐのところの三峡虹橋を渡る。
狭い橋だ。
そしてぐるっと回り込むような感じで長福橋へ。
こっちはいかにもな感じの橋。
長福橋を渡ってすぐのところに清水祖師廟がある。
今日は祭りでもあるらしく人形やらの準備がしてあった。
そこから屋台の並ぶ方へ進むと、レンガ作りの老街が現れる。
日本統治時代に完成した、台湾で唯一最も完璧に保存され歴史的価値の高い伝統的な街並みらしい。
そして歩いているといたるところに「金牛角」のお店が・・・
なぜクロワッサンなのかわからないけれど、三峡の名物らしい。
途中で途中で一個「原味」という一番シンプルなものを購入してみた。
確かにクロワッサンのような感じもしなくもないが、かなりどっしりした感じ。
美味しい。
これを半分に切ってアイスを乗せたものも売っていた。
だいたい一回りして清水祖師廟の前にある、大き目のお店で持ち帰り用に金牛角を購入。
原味と椰子と珈琲の3種類。
お昼を食べようと周辺を散策。
しかし探して見ると意外といい店が見つからない。
なんでもよければあるけれど、時間と容量が限られているから、どうしても悩んでしまう。
結局ぐるっとバス停の方まで回ってきて、清水祖師廟の近くの店に戻ってきた。
ちょうど清水祖師廟の祭りが始まった頃らしく一際にぎやかになっていた。
その近くの店で注文したのは以下の通り
魯肉飯、切仔意麺、湯高麗菜
切仔意麺の小を頼んだのだけど予想よりでかい。
高麗菜ってよくわらないで頼んだが、キャベツだった。
食後、MRTの永寧駅までバスで戻る。
永寧駅から龍山寺へ。
昨日行かれなかったので、今日早く起きれたら、先に龍山寺で参拝する予定だったが起きれなかったので。
龍山寺はいつも通り。
参拝を終えて、外へ。
ここでふと思いついて、今まで行こうと思っていて行っていなかった剥皮寮に行ってみた。
そもそも剥皮寮がなんだかわかっていないので、何かしら古い建物だろうくらいに思っていた。
場所はすぐにわかった。
どうやら日本当地時代の町並みというか建物が保存されいる区画らしい。
なるほど、確かに昔っぽい街並みだ。
ほとんど老街といってもいい。
ちょうど映画かTVの撮影をしていた。
日本の撮影風景と同じような感じだ。
撮影の邪魔をするわけにもいかないので、撮影していない方面へぐるっと回る。
建物の中の方には昔のポスターやらも展示されているようだけど、今回は撮影と時間の関係でそこは覗かず。
そして台北駅へ。
今度は台北地下街を通り華陰街周辺にあるDIYのお店「小熊媽媽DIY」に向かう。
店はすぐに見つかった。
確かに大きい店だ。
中では手芸か何かの講座をやっているようだった。
ここでの目当ては天然石の粒。
が、しかし・・・目的のものは見つからず。
普通のビーズとかは大量に売っていたけど、どうなんだろう?
紫水晶は売っていた。
近くの同じような店も回ったけど、どこも同じような感じ。
仕方ないので、何も買わずに華陰街を後にした。
さて、どうしようか・・・時間18時頃。
今夜は夜市へ行くと決めているが、まだ食事をするにはちょっと早い。
それならば夕べシャワーしか浴びれなかったので、サウナで湯船に浸かろうと、歩いていかれる金年華三温暖へ。
ここは有名な怪しげなサウナ。
休憩所にいると、まず間違いなくスペシャルマッサージのお誘いがある。
はっきり言ってこれはうっとおしいので休憩所を通過して仮眠室の方まで行けばそれは回避できる。
そういえば館内に妙に日本語の案内板が多くなっていた。
以前から日本人ご用達だったが、最近さらに増えたのだろうか?
1時間弱ほど身体を休める。
大きい湯船に浸かっていると疲れが抜けていく。
チェックアウト時に入れ替わりのように日本人の若者グループが入ってきた。
以前なら見かけないようなグループだったから、やっぱり増えているのか。
外に出てポケットの中を確認・・・あ、悠遊カードがない。
おそらくサウナで着替えているときに落としたのだろう。
残金160元ほど残っていたはず・・・デポジットと合わせたら260元落としたことになるのか・・・
さすがに、いまさら戻って探すのも時間ももったいないのであきらめた。
仕方ないので、普通に切符を購入してMRTで士林夜市へ。
土曜の夜だからなのか、年末近いからなのか、いつも以上に混雑しているように見えた。
地下の美食区へ。
夜市でステーキを食べてみたかった。
さて美食区内に牛排店は2箇所。
値段もメニューもほぼ同じ、狭いよりは広い方が落ち着くので広いスペースのある店の方へ入る。
注文したのは、おすすめらしい普通の牛排(150元)
一応サーロインらしい。
他にもヒレやカルビ、Tボーンなどがあったが、うかつなものを頼む前におすすめから。
ソースが2種類あったのでスパイシーだというブラックペッパーソースを選択。
甘いお茶がついてきた。
注文して、さて落ち着くか・・・と思ったらすぐに出てきた
いつ焼いたんだ??という感じの早さ。
さすがに作り置きはしていないと思うけど、こんなに早く焼けるものなのか。
いや、最初に選んだ時点で注文を伝えて焼き始めて、その最中にソースとかを選択していたのかもしれない。
台湾のステーキは、スパゲティと目玉焼きの上に肉が乗りソースがかかっているのが一般的らしい。
とりあえず一口。
胡椒の味(笑)
ソースの味が非常に濃い。
肉の味がわからない。
でもまぁ150元だし、こんなもんかしらね。
ちゃんとしたステーキハウスだったら、もちろん違うのだと思う。
実際の肉の量は150~200gだと思う。
簡単に食べ切れてしまった。
食後、士林へきたので、一応他のお店の方へ回ってみる・・・・やめればよかった。
身動きができないほどの混雑。
いつも混雑しているけど、これだけ混雑しているのは久しぶりかも。
辟易しながら駅へ戻る。
ここで残金と時間を確認。
バスの時間まで、まだ2時間ちょっとある。
それならばということでいつものマッサージへ。
中山の元気養生会館
いつもどおり陳老師が迎えてくれた。
今日はいつものコースを頼んでいる時間ないなぁ・・・
と思っているとスタッフの1人が「いつもこれだね」と130分のコースを指差す。
陳老師だけでなく他のスタッフにも覚えられているらしい。
完全に常連と認定されているようだ。
でも今日は時間がないので90分の全身マッサージにしておいた。
これならば余裕をもってバス停に移動できる。
今日の人はいつもよりも腰に効いている感じがしてなんかうれしい。
マッサージ終了後、陳老師と2~3言葉を交わして台北駅へ向かう。
コインロッカーから荷物をだしてからファミマ経由でバス停へ。
なぜかバス停が人で溢れている。
空港行きには誰も並んでいなかったけど、それ意外は大混雑。
こんな光景も初めてみた。
バスが来て乗り込む。
一路、桃園国際機場へ。
空港到着後、まずコンビニで肉まんとコーヒーを購入。
その後、再両替。
以前も思ったも思ったが、この時間の銀行のスタッフは、ほんとに愛想が悪い。
ものすごく面倒くさそうに両替作業を行うし時間がかかる・・・・
チェックイン開始は1時から。
まだ時間があるので、カウンター近くに座って時間を潰す。
1時ちょい前にカウンター前に並ぶ。
そしてチェックイン。
その後はもうやることがないので、早々に荷物検査から出国審査へ向かう。
深夜だからだと思うが、とにかく人がいない。
出国してとりあえず搭乗口まで向かう。
すでに免税店などは全部閉まっている。
搭乗開始まで2時間弱あるので、ここで時間を潰す。
3時搭乗開始。
今回も定刻よりも10分以上早く出発した。
搭乗開始後、しばらくして免税品申告書を記入。
そして機内食の販売となった。
がっつり食べられないので、バニラソースのフォンダンショコラとライオンドリップコーヒーを注文。
無理に食べる必要もないのだけど、何となく食べてみたかった。
あとなぜか気になっていたハッピー イエローベアという熊のぬいぐるみも購入。
さすがにこれは、お土産だと思われたと思う。
残りの時間はずっとウトウトしていたような感じ。
定刻より30分ほど早く成田空港へ到着。
飛行機を降りてバスで運ばれる。
バスを降りたら、早々に入国審査へと向かう。
特に問題なく入国。
そして税関・・・久しぶりに荷物のチェックをされた。
といってもお土産の袋の中をチラっと確認する程度だけど。
煎餅とパンしか入っていないし。
その後はいつもの通り京成スカイライナーで一路日暮里からの帰路となった。
2014年最後。
次回の台湾は春か夏かな。