恒例の12月の台湾。
今回は、数年ぶりに台中へ行くことにしてみた。
13日の帰宅後、22:30頃に家を出る。
慌ただしいが、特に準備もないので荷物を持って出るだけ。
品川経由の京急で羽田空港国際線ターミナルへ向かう。
昨年は、京急が異常に混雑していたのだけど今年はそうでもない。
羽田空港国際線ターミナルには0:10頃に到着。
今年は空港イルミネーションも大人しい・・・というかほとんどなし。
電飾はあるのだけど点灯していない。
とりあえず何か食べよう・・・ということでMOS CAFEへ。
他にも店はあるけど、ここが一番落ち着ける。
でも、今年は結構人が多かったかな。
座席もなんとか空いていたくらい。
スパイシーモスチーズバーガーのセットを購入。
とりあえず2時くらいまで、時間を潰す。
さてチェックイン前にシャワーを浴びよう。
到着ロビーの方へ移動して、シャワールームへ。
30分1000円のシャワー。
深夜だと空いているのもうれしい。
シャワーを浴びてさっぱりしたところで、ようやくチェックイン。
時間は3時ちょうどくらい。
タイガーエアのチェックインカウンターへ向かう。
おや、今年は結構並んでいる。
でも10分くらいでチェックインできたかな。
すぐに荷物検査と出国審査に向かう。
この時間だと、やっぱり空いているのでうれしい。
出国も自動化されている、これでスタンプは完全になくなるなー。
搭乗口で、しばらく時間を潰す。
ほどなくして搭乗開始となった。
ほぼ定刻の4:50には飛行機は出発。
離陸してしばらくしたら、入国書類が配られたので記入。
その後は、意識を失う・・・
気付いたのは、台北到着の1時間前くらいだろう。
賞味3時間弱くらいは寝れたのではないかと思う。
台湾桃園国際空港到着 8時ちょっと前
入国審査は時間帯の割には混雑している。
でも20分くらいで通過できたかな。
その後は到着ロビーにある台湾銀行で両替。
その隣で中華電信のSIMカードを購入。
3Daysと言ったが5Daysに変更になった。
金額が同じで日数以外の内容も同じだから、どっちでもいいのだが。
桃園国際空港の地下に移動。
桃園MRTで、高鉄に乗るために高鉄桃園駅へ向かうためだ。
まずはEasyCardにチャージ。
今回は300NTDくらいで大丈夫だろう。
チャージ完了後、改札を通りホームへ。
ちょうどMRTが入ってきたので乗り込む。
なんか人形が乗っていた。
キャラクターだと思うけど、これを当たり前のように座席に座らせておくとは・・・さすがだ。
10分ほどで高鉄桃園駅にに到着。
以前はバスでの移動しかなかったので、非常に楽だ。
切符の購入で券売機へ・・・
切符を購入しようとしたら、40分以上後の電車しかなかった。
自由席だったら当然買えるのだろうけど、自由席は3両しかない。
間違いなく混雑することが目に見えているので、少し遅れても指定席で行くことにした。
切符を購入して、どこかで落ち着こう・・・しかし駅周辺には何もない。
駅構内もあまりない。
仕方がないな・・・ということでセブンイレブンで、中華まんなどを購入して構内にあるシートへ。
そうこうしているうちに、時間も過ぎたので10分前くらいにホームへ移動する。
定刻で電車が入ってきた。
乗車してみると・・・かなりの混雑!
指定席は、ほぼ満席。
自由席は恐ろしいことになっていそうだ。
それでも昔、自強号で座れずに3時間近く立ちっぱなしだった時よりはマシだろう。
約50分で高鉄台中駅へ到着した。
以前はバスかタクシーで台鉄台中駅へ移動したのだけど、今は台鉄新烏口駅が隣接している。
構内で繋がっているので、乗換も楽だ。
EasyCardがあるので、切符も買わずに済む。
乗り換えて約15分。
台鉄台中駅に到着。
駅舎が新しくなっていた。
2016年に新しい駅舎に変わったらしい。
駅前がかなり発達していることに驚いた。
大きなバスターミナルも出来ていたし・・・
駅前には、妙なオブジェも設置されている。
とんぼ?猫、輪で出来た人??
なんだかよくわからない。
新駅舎を出て、先を見ると古い駅舎もちゃんと保存されている。
1917年に建築された旧駅舎。
これは国定古跡に指定され文化財として保存されていくようだ。
日本も見習ってもらいたい。
駅を出て、バス停を探す。
駅前の通りににバス停が並んでいるので、303 or 304のバスを探す。
これが宝覚寺まで行くバスだ。
バス停はすぐに見つかった。
しばらく待っていると、バスがやってきたので乗り込む。
バスもEasyCardでタッチするだけだ。
台中はEasyCardがあれば、10kmまでのバスは無料となる。
乗った時と降りた時にタッチすれば良い。
大した額ではないが、やはりうれしいものだ。
バスに乗って15分程度だっただろうか。
新民高中というバス停に到着。
バスを降りて、その先を見るとお寺が見える。
これが宝覚寺(寶覺禅寺)だろう。
しかし・・・観光客や参拝客がほとんどいない。
本当にここでいいのか?
と不安になりながら中に入る。
一応「寶覺禅寺」と書いてあるから、間違いないだろう。
さて宝覚寺だが何度も台中に来ているけど、今までいったことがなかったので一度来てみたかった。
臨済宗系のお寺だという。
日本人とも関わり合いが深く第二次世界大戦の慰霊碑が立っていた。
本堂の横の方に行ってみると・・・ありました。
黄金の大仏様。
よくガイドブックに載っている大仏様だ。
これは、七福神で言うところの布袋様なんだろう。
笑顔がなんか癒される。
大きいのだろうけど、周りの比較物のためかあまり大きく見えないなぁ
それにしても、これほど観光客がいないとは思わなかった。
宝覚寺を後にして、孔廟へ移動。
歩いて5分程度だろう。
孔廟の入り口に来ると、露出高めの女性と、レフ版を持った人などが何名いた。
モデルさんかな?
と、思いつつ孔廟の中へ。
中にはやはり衣装っぽいものを着た人が何名かいた。
さっきの人と合わせて、コスプレ撮影をしていたのではないかな。
もしかしたら雑誌とかかもしれない。
孔廟は、ほどよく広いし参拝客も少ないので、その手の撮影にちょうどいいのだろう。
日本の絵馬に相当すると思われる、御札が掛かっていた。
そのまま台中駅の方へ移動する。
途中にある台中公園に入る。
以前は気づかなかったが、日本の神社の跡地があった。
湖心亭を覗いて、駅の裏の方へ向かう。
駅から10分程度のところにある大智路蕭爌肉飯へ。
一本道なので、店はすぐにわかったのだけど、もう片付けている???
時間は14:00なので、まだ大丈夫か?と聞いたところ「没有」との返事。
営業時間は14:30までだけど、早々に品切れになってしまったのだろう。
非常に残念だ・・・
さてどうしようか?
と思案しだしたら、スマホの電源が切れてしまった。
バッテリーに接続しても、すぐには起動しないので、とりあえず途中で見かけた、お店「黒猪師的菜尾」に行ってみようということになった。
目的は爌肉飯なので、他のお店も問題はない。
たまたま蕭爌肉飯の評判がよかったから行ってみたかったのだ。
駅の方へ戻ること数分、黒猪師的菜尾へ到着。
ここで、爌肉飯を注文。
メニューには書いていなかったけど、目の前で煮込んでいるスープも注文した。
爌肉飯は、魯肉飯と違って、肉の塊が乗っている。
見た目のインパクトもある。
トロトロに煮込まれた肉の塊が美味しい。
しばらくすると、スマホが起動した。
食後「20号倉庫芸術特区」というところに向かった。
場所がわかりにくくて、素通りしてしまったがなんとか辿りつくことが出来た。
あれ?でも様子がおかしいな??
古い倉庫のようなものはある。
一応、看板っぽいものも出ている。看板というか張り紙?
入口が閉まっているので、近づいてみて見ると・・・内部の調整中で今は閉鎖しているとのこと。
うーん、残念だ。。
しかたない・・・駅の反対側へ向かう。
宮原眼科へ向かった。
こちらは、さすがにすぐにわかった。
宮原眼科といえば。
1927年に宮原武熊医師が台中駅前に開院した眼科医院。
戦後「台中市衛生院」となり、その後閉鎖されていたのだがリノベーションして、スイーツ店にしたというお店。
一階は、アイスクリームショップで常に大行列となる。
さすがに、そこには並びたくないし、購入しても落ち着かない。
2階には、カフェレストラン「酔月楼」があるので、そちらの方へ行く。
同じ宮原眼科とはいえ、酔月楼は最低消費金額が385NTDとなっている。
そのためか高級感があり空いている。
ここでは酔月聖代という、オリジナルパフェ(450NTD)を注文した。
やはり宮原眼科といえば、アイスクリームだし。
注文後、店員さんが酔月聖代は非常に量が多いので2人で1つにした方が良いのではないか?と伝えに来てくれた。
わざわざ伝えに来るということは、本当に多いのだろう。
それならば・・・と1つに変更した。
それでも、飲み物と合わせて810NTD
3000円くらいだな。
酔月聖代・・・4種類のアイスと5種類のトッピングがワッフルコーンに乗っている。
確かに1人でこれを食べきるのは苦しい。
2人でちょうど良いくらいの量だ。
店内の高級感といい、確かに撮影したくなるお店だ。
でも男1人では、ちょっと入りにくいかな・・・
宮原眼科を出てホテルへ向かう。
歩いて5分くらいのところだ。
成旅晶賛飯店
一応4つ星ホテルらしい。
たまには多少レベルの高いホテルでもいいだろう。
チェックインして少し休憩
ちょっと寝てしまった・・・
19時頃になったので逢甲夜市へむかうことにした。
第一廣場バス停からバスが出ているらしい。
途中の緑川のイルミネーションを見ながらバス停へ向かう。
バス停は見つかった。
しかしバスは来ない。
あまり本数が多くないのかな・・・
仕方なくタクシーで向かうことにした。
逢甲夜市。
台中最大の夜市だ。
賑わっているが台北ほど混雑していないのがうれしい。
ぐるっと一回りしてみる。
腰を落ち着けてという感じでもないので、食べ歩きということにしよう。
水槽に小エビが泳いでいた屋台で懶人蝦というのを購入。
檸檬フレーバーの小エビを焼いたものでサクサクで美味しい。
試食で配っていた紅茶臭豆腐。
揚げた臭豆腐に紅茶のソースが掛かっているもの。
臭豆腐特有の臭みがないので、少し物足りないけど、これはこれで美味しい。
しかし試食を配っていた兄ちゃんが、しきりに話かけてくるので何だろう?と思ったら「代金は私に払って」ということだった。
わざわざスマホで翻訳して見せてくれた。
こちらで察してあげられなくて申し訳ない。
肉っぽいものが食べたいな・・・ということで。
サイコロロースト牛
牛肉をぶつ切りにして、焼いただけのシンプルなもの。
ステーキ肉を鋏でブツ切にして直火焼き。
途中からバーナーで炙っているのでなかなか豪快だ。
なんだかんだと22時過ぎまで、逢甲夜市をウロウロ・・・
バスもあるのかもしれないけど、タクシーでホテルへ戻ることにした。
いつもの通り、コンビニへ立ち寄り、お約束の蛮牛を買って戻る。
明日はチェックアウトで台北に移動なので、荷物を片付けてシャワーを浴びてから横になる。
あっと言う間に落ちたようで、気が付いたら朝だった・・・