昨年に引き続き、今年も日帰り台湾を実行してみた。
ストレスやモヤモヤも多く溜まっていたので、少しでも解消するためということもある。
21日、仕事を終え一旦自宅に戻ったのが、やはり22:30頃。
早退でもしない限り、だいたいこの時間になってしまう。
しかし、そういう時に限って問題なども多く抱えているものではあるが、それはそれとして無理やりにでも帰宅する。
前日までに準備はほぼしてあるので、着替えて22:50には出発する。
どちらにせよ、日帰りなので最低限パスポートとお金があればなんとかなるだろう。
電車を乗り継いで、羽田空港国際線ターミナルに向かう。
空港に到着したのが0:30頃だ。電車はそこそこ混雑していたように思えたが、やはり平日の深夜だけあって空港ロビーは閑散としている。
しかもGWが終わって2週間後だ。
休みをずらす人もいるかもしれなけど、やはり人は少ない。
半年振りの羽田空港だ。
時間的に半分以上が閉まっていたが江戸小町をぐるっと見て回る。
ところどころで横になって寝ている人達がいるくらいで、特に変わり映えもしないな・・・
そんなことを思いながら、前回とMOS CAFEに向かう。
MOS CAFEの良いところは、コンセントがあるということだ。
店前が改装工事をしていたので、やっていないかな??と思ったがちゃんと営業していた。
店内を覗くと・・・いつもより客が多いな。
コンセントが付いている席は、ほぼ満席。
その他の席は多少空いていたが、スマホの充電できないのは嫌だな。
少し様子を見ていると、ちょうど席が空いた。
すかさず、その席を確保した。
スパイシーモスのセットを注文する。
そしてスマホの充電をしながら、タブレットでドラマを見て時間を潰すことにした。
今回は「BLINDSPOT」だ。
時々、スマホの状態を確認するけど、いまいち充電の調子が悪いな・・・
コネクタ部分の接触が悪くなっているようだ。
ここのMOS CAFEは2時頃になると店内清掃が始まる。
その時間が退店のタイミングとなるのだが、2時という時間帯が都合が良い。
その時間からシャワーを浴びたりしていると、ちょうどチェックイン時間の頃にカウンターに行かれるからだ。
ということで2時少し前に退店。
2階の到着ロビーにある、コインシャワーへ向かう。
30分1000円。ワンドリンク付き。
この時間だと混雑もしていないので非常に便利だ。
使用料を支払いシャワーを浴びて、2:30過ぎに出発ロビーに戻ってくる。
掲示板を確認すると、チェックインは2:55からだ。
まだ少し時間があるな。
チェックインカウンターの近くに座って一息つく。
見ていると、だいたい5分くらい前には、パラパラとカウンター前に行列が出来つつある。
それじゃそろそろ並んでおこう・・・と自分も列に並ぶことにする。
そして時間通りにチェックイン開始となった。
チェックインは特に問題なし。
最近は日帰りも珍しくないのだろう。
航空券を受け取り、荷物検査へ向かう。
深夜~早朝便なので、行列もなし。
待つことなく、検査終了。
360度のX線検査で何かがひっかかった。
画面をチラっと見たら、足と胸元で何かが光っていた。
何がひっかかったのかな?
あらためてボディチェックをされたが、もちろん何もない。
簡単なチェックだけされて、出国審査に向かう。
出国審査も淡々な終わり、搭乗ゲートへ向かう。
この時間は、どこのお店も閉まっている。
当然人もほとんどいない。
24時間営業の飲食店が多少あるけど、ほとんど人はいなかった。
そして搭乗ゲート前に到着。
まだ誰もいない。
タブレットとスマホを、充電用のポールを使って充電しながら、タブレットでドラマの続きを見て時間を潰す。
今回の搭乗時間は4:45
だいたい定刻通りに搭乗開始となる。
今回の席は7C。前よりの通路側。
だけど、隣は来なかった。非常にラッキーだ。
時間になって飛行機は動き出す。
離陸後、早いタイミングで入国カードが配られた。
これで安心して寝られる。
機内でもらい損ねると、現地の空港で書かなくてはならないが、それは時間のロスでしかない。
入国カードを記入したので、あとは到着まで寝ているだけでいいだろう・・・
7時過ぎ頃に目が覚めた。
気付くと、もうそろそろ着陸態勢に入るらしい。
桃園国際空港到着は7:40頃。
着陸後は、いつもの通り足早に入国審査に向かう。
遅くなると入国審査が大行列になるからだ。
もちろん他の飛行機でくる人もいるから、それなりの行列にはなるのだけど、少しでも行列は少ない方が良い。
実際、それなりの行列になっていた。
とはいえ、これくらいなら10分くらいで審査を通過することが出来る。
到着ロビーに出たら、いつもの通りまず両替。
とりあえず2万円ほど両替しておこう。
日帰りだから、そんなに使わないはずだけど・・・
両替後、その隣にあるSIMカードカウンターで3Days 300NTDのSIMカードを購入する。
いつもの「中華電信」で3Days 300NTDのカード。
日帰りだけど3日間が最短期間だから仕方がない。
さてMRTで一気に台北市内へ向かおう。
桃園空港MRTの乗り場へ移動する。
出国ロビー側に移動する。
一番端の方から地下に降りて行くとすぐに乗り場がある。
まずは「悠遊カード」に500NTDをチャージする。
今回は、計算上600NTDくらい交通費が必要になるはずなので、とりあえず500NTDだけをチャージ。
自動改札を通りホームへ移動。5分ほど待つと普通車が来たので乗り込む。
普通で台北駅まで約45分。
台北駅に到着。
空港やMRTの中はエアコンがあるので暑さは感じないが、今回の台北は思ったほど暑くない。
ジャケットは着たままで大丈夫そうだ。
今回は台北駅から、バスに乗って移動する。
国光客運のバスターミナルが台北駅の東三門の近くにあるというので、まずは東三門へ。
出口を出て右側に歩いて行くとすぐに見つかった。
大きく「金山」と書いてあったので、非常にわかりやすい。
ターミナルへ入る。
さて、金山行きの1815バスは、どこだ・・・
乗り場を探すと・・・一番端にあった。
なんか目立たないので、ちょっとわかりにくいな。
小さい看板があったので、その後ろでしばらなく並んで待つ。
途中で、他のお客から行先について聞かれたけど、答えられなかった。
もう完全に中国語はダメになっている。
金山行きのバスは10~15分毎に来るというので、少しまったらバスが到着した。
案内されてバスに乗り込む。
料金は悠遊カードで乗る時にタッチして、あとは降りるときにタッチすれば良い。
9:30過ぎに台北駅を出発。
一路金山まで・・・
約90分。やることもないのでタブレットで映画鑑賞。
適当にタブレットに入れてきたので見ていたのは「うる星やつら」
懐かしい・・・
途中まではバスも結構混雑していたが野柳を過ぎたあたりからは空いていた。
11:00頃、金山站に到着。
よく目印にされる金山郵便局のところ。
ここで降りたのは私くらいだった。
バス停周辺は特に変わったものはない、
普通の街並みだ。
ここから数分のところに金山老街(金山金包里老街)があるという。
google mapで確認して移動する。
しばらくすると金山老街に到着。
金包里慈護宮があるので非常にわかり易い。
そこから老街を歩くが、さすがに平日の昼間。全然混雑はしていない。
ここでは、サツマイモが名産らしくあちこちでサツマイモを売っていた。
老街の中程まで来ると、金包里廣安宮という廟があり、その周辺だけ人が大勢いる。
金山まできた目的の一つが金山鴨肉(金包里鴨肉)店
サツマイモと同じく名産なのが鴨肉らしく、その人気店が金山鴨肉店だ。
廣安宮の中で販売しているというのも台湾らしい。
料理を提供している場所と、食べる場所が違うので、まず先に食べる場所の方を確認する。
廣安宮を通りすぎて少しいった場所に、飲食スペースがある。
食べたいものを、受け取ってそこまで自分で運ぶため、路上にはお皿をもった人がウロウロしている姿が目立つ。
場所を確認したので、さっそく廣安宮の中へ行く。
一番奥が炒麺、その手前が他のおかず類、入り口が鴨肉という並びになっていた。
まず炒麺を1人前受け取る。30NTD。
大きな鍋に大量に入っている麺から、皿に取り分けて渡してくれた。
そして隣の一品料理を見る。
次々に並べられていくので、好きなものを取っていくのだけど、鴨肉の量が多いと聞いていたので、今回は何も取らなかった。
そして一番外側の鴨肉。
1/4が最少単位で、ぶつ切りにされてどんどん並べられていく。
やはり量が多い!
一応、心配になって、値段と量を確認したところ、これが1/4の量だという。
金額は200~230NTD。この金額の幅はなんなのだろう?
鴨肉を受け取り、両手に皿を持った状態で、テーブルが並んでいる飲食スペースの方へ行く。
中に入ると、スタッフらしき人が適当に空いている場所へ誘導してくれた。
席につくとタレと箸を持ってきてくれた。
セルフだと思っていたが、持ってきてくれたのでありがたい。
少し柔らかめの炒麺。
あっさりした味付けだけど、思ったより美味しい。
1人前でも結構量がある。
そして鴨肉
改めて見ると量が多い。
こんなに食べれるのか??
鴨を茹でてあるだけなのかな。非常に淡泊であっさりした味だ。
生姜とタレがあってちょうど良いくらい。
しかし骨があるので、かなり食べにくい。
でも、なんだかんだと全部食べてしまった。
意外と食べれるものだ。
一通り食べ終わったら、スタッフを呼んで清算。260NTD。
店を出る頃、時間は11:40頃だったが、ほぼ満席になっていた。
そのまま、老街を端まで歩くが、これといって変わったものはない。
廣安宮周辺が一番賑やかだった。
さて、どうしようかな・・・
google mapを確認すると、ここから歩いて15分程度のところに員潭渓景観橋というものがあった。
ちょうど腹ごなしに良いだろう、ということでそこまで行ってみることにした。
慈護宮まで戻り、そこから民生路を来た道と反対の方は進んでいく。
道に沿って進んでいくと、福徳宮という廟が出現。
屋根とかなかなか素晴らしい彫刻になっているのだけど、いまいち見えにくのが難点だ。
現地のツアー客と思われる団体とすれ違う。
路上のところどころに海藻らしきものが干してあった。
磯の香が、かなり強い。
さらにしばらく歩くと、員潭渓景観橋に到着した。
景観橋というには、ちょっといまいちだけど、橋の上の眺めをそこそこ良い。
海に面しているので気持ちがいいな。
他に誰もいないのも、なんかうれしくなる。
橋を渡ると砂浜になっている。誰もいない。
ここは夏の間は海水浴場とかになったりするのかな?
しばらく海外でボーっとした後に、来た道を引き返す。
そういえば途中に「銭湯」というのがあった。
温泉浴室と書いてあるので、公衆浴場なのだと思うけど、営業時間が16時からだという。
なので、今回は断念。
今回の目的地のもう一つ。
温泉街の方にある「火山浴温泉」というところに向かう。
金山站のバス停まで戻って、二つ手前「加投里」というバス停まで戻らないといけないかな・・・と思っていたのだけど、途中で橋の先に火山浴温泉の看板を発見。
看板が出ているということは、それに従った方が早そうだな・・・ということで看板に沿って行ってみることにした。
これが正解。
おそらく金山站まで戻ってだと、30分以上かかったかもしれないけど、看板に沿って歩いたら15分程度で到着した。
この辺りには、金山温泉と加投温泉という2つの温泉があるらしいが、隣接しているのでどっちがどっちかよくわからない。なのであまり気にしない。
一応、火山浴温泉は、加投温泉に含まれるのだそうだ。
外見をそれなりに綺麗だ。
中に入ると「1人か?」と聞かれたので、そうだと答えると、当たり前のように単人湯池の鍵を出してきた。1時間150NTD。
「タオルはいるか?」と聞かれたけれど、持ってきているのでそれは「不要」と答える。
鍵を受け取り風呂はどこかな?
と奥へ進もうとしたら「そこだよ」と指を指された。
受付のすぐ隣に小さい扉が・・・
まさかこんなところに浴室があるとは!
扉を開けて中に入ると石造りの小さい浴槽があった。
当然脱衣所もなく、浴槽の横に小さい棚があるだけ。
その棚に荷物をおいて、お湯を溜める。
お湯を入れる前に、備え付けのデッキブラシで軽くこすってからとネットに書かれていたので、それにしたがって・・・
風呂の栓はパイプを刺すだけ。
パイプの長さ以上にお湯がたまったら、排水される。
考えようによっては合理的。
5分ほどでお湯は良い感じで溜まったので入浴する。
疲れた身体に心地よい。
ここの源泉は「海底温泉」という海水の塩分を含むお湯。
世界11ヶ国30ヵ所にしかない貴重な源泉で、台湾で安定した海底温泉があるのは金山だけなのだとか。
日本にはあるのかな?
そんな温泉を堪能して、約50分程度で出る。
鍵を返却して外へ。
帰りは基隆を経由して台北に戻る予定なので、とりあえず加投里のバス停に向かう。
温泉から数分のところにあるバス停。
10分くらい待っていたらバスがやってきた。
基隆客運の790バス。
約40分程度で基隆へ到着した。
なんだかんだと何度も来ている基隆なので、今回も特にこれといった特別なこともない。
とりあえずバスを降りたら、李鵠餅店で鳳梨酥を購入する。
イチゴとパイナップルのものを1パックづつ。
そしてそのまま基隆廟口夜市へ向かう。
夜市とはいっても、ここは昼間から盛り上がっている。
ここへ来るといつも食べるものは決まっているので、今まで食べたことのないものを・・・ということで紅焼鰻焿を、食べてみた。
廟の敷地内にあるお店だ。
時間的に他に客はいない。
店内に入って、少し待つと出てきた。
紅焼鰻焿は揚げた鰻のスープ。さっぱりしていて不味くはない。
ちょっと泥臭い感じもしないではないけれど、さほど気にならない。
だけど思ったより骨が多くて食べにくい。
こっちの方が気になった。
あとお約束で魯肉飯。
さて時間は16時ちょっと前となった。
電車で台北に戻ろう。!
基隆駅に戻るのもいいが、ここからなら三杭駅の方が近い。
どうせ普通車だったら必ず停車するし。
ということで三杭駅へ向かう。
途中でgoogle street viewの撮影車とすれ違った。
こんな細い道まで撮影するとは!
三杭駅前のOKマートでコーヒーとポッキーを購入。
ホームに行くと、すぐに電車が入ってきたので乗り込む。
台北駅に移動。
台北駅には17時過ぎくらいに到着。
とりあえず龍山寺へ参拝してこよう!
ということでMRTで龍山寺駅へ移動。
平日なので、龍山寺もそれほど混雑していない。
おみくじは上上だったから良しとしよう。
参拝後、改めて台北駅まで戻り、マッサージ店へ行く。
台北足裏養生館
そういえば、前もここだった気がする。
90分の足と全身コース。
全身の時は気付いたら終わってた。
まぁ、ほとんど寝てないから疲れているのだろう。
さてマッサージ終了後どうしよう。
空港に行くには、まだ早いし・・・
ということで無難に士林夜市まで行ってきた。
かなり空いている士林も何か新鮮だ。
ぐるっと周り、入った屋台での注文。
蝦仔煎 / 炒青菜 / 魯肉飯
無難にいつもと同じようなものを注文。
それにしても炒青菜の量が予想以上に多かった。
もちろん完食したが。
台北駅に戻ってきたら、だいたい20:50頃。
そろそろ桃園空港へ向かってもいいかな・・・
MRTで一路、桃園国際空港へ向かう。
チェックインカウンターに行ったら、すでに結構な行列!
これはいやだなぁ・・・と思って、よく見ると、奥の方に手荷物がない人専用のカウンターがあった!
そっちは空いていたので、そこへ向かう。
ほぼ行列なしだったので、すぐにチェックインとなった。
チェックインが完了したら、空港内のコンビニへ行っていくつかお菓子を購入。
そして次に日本円への両替。
出国後のコンコースにある銀行が21:50で閉まってしまうからだ。
なんで、こんな中途半端な時間なんだか・・・
ふむ・・・トータルで12,000円くらい使ったようだ。
思ったより使ったな。でも、マッサージ 999NTD(約3,500円)鴨肉&麺 260NTD(約1000円)交通費 600NTD(約2160円)だし、そんなもんか。
両替をしたら、あとは荷物検査~出国審査へ進む。
前回、自動審査があったので、そっちへ行こうとしたら違う!といわれ有人の方へ。
なんだかなぁ・・・
どちらにしても。まったく混雑していないので、スムーズに出国完了。
やることもないので、搭乗口前で時間を潰す。
ほぼ定刻で搭乗開始だ。
帰りもまた、隣がいない!
これはうれしい。
離陸後、しばらくすると税関申告書が配られた。
とりあえず記入だけして、あとは寝ることにした・・・
が、今回はあまり寝られず。でも2時間くらいは寝れたかな。
羽田空港に4時頃到着。
特に問題もなく入国審査~税関を通過。
とはいえ、まだ電車も動いていない。
始発を待つ間、前回と同じ空港内の、CAFE CARDINALで休憩だ。
日本に戻っての最初の食事
そして、時間が来たので一旦帰宅
シャワーを浴びて、そのまま仕事へと向かったのだった・・・