2日目
7時ちょっと前に起床。
昨夜が遅くなかったから、問題なく起きることが出来た。
6:30から朝食が食べられるので、着替えて早々に食事に行く。
1階のフロント前がそのままカフェっぽくなっている。
ここの朝食は、バフェスタイルではなく複数のメニューからの選択式。
とりあえず無難そうなアメリカンブレックファーストにする。
文字だけでメニューを見た感じ、アジア以外は同じようなメニューだったなぁ。
注文するとまずオレンジジュースとコーヒーが出てくる。
この2つがお約束で出てくるのはうれしい。
しばらくすると、料理が出てきた。
目玉焼き、ベーコン、ポテト、焼きトマト
そしてトースト。
非常にシンプルだ。
このシンプルさが、これはこれで良い。
焼いたトマトは意外と美味しい。
食後は部屋に戻り、準備して出発。
当初の予定より30分くらい早い。
まずはBTSでナナからバンナーへ向かう。
反対方面は混雑しているが、こっちはガラガラだ。
バンナーまで約30分。
簡単にスケジュール確認をしておく。
バンナーに到着。
ここからチャオプラヤー川のバンナー埠頭へ行くのだが、google mapで所要時間を調べたら徒歩で30分以上かかるという。
それは時間がもったいないし、朝から体力を使いたくない。
それならば・・・と、進行方向に沢山停まっていたバイタクで行くことしよう。
バンナー埠頭はタイ語で｢ター・バンナー｣というらしい。
まずは口頭で伝える。
・・・が通じない。
これでどうだ！とgoogle map画面見せる。
さすがにこれは通じた。
便利な世の中になったものだ。
バイク後ろに乗り出発。
それにしても相変わらず運転が荒い。
しっかり捕まっていないと落ちそうになる。
でも見ていると、どこに捕まらずに乗っている客もいる。
これも慣れなのかな。
バイタクで5分弱。
バンナー埠頭の前まで到着。
20バーツだった。
埠頭行くと渡し船が来ているので、それに乗り込む。
この渡し船はバイクや自転車も乗れる。
しばらくすると、埠頭を離れて対岸に向けて動き出す。
対岸のバーンカジャオという場所。
ここは、チャオプラヤー川の中洲のような感じの場所。
最近はサイクリングで有名になりつつある場所だ。
ここから徒歩で15分くらいのところで｢バンナプンマーケット｣というのを週末だけやっている。
これが今回の目的地の1つ。
駅前のレンタサイクルで自転車借りても良かったのだけど、なんとなく徒歩で行くことにした。
何もないような道をのんびり歩いていく。
ほとんどすれ違うこともない。
たまにはこんなのもいいものだ。
約15分ほど歩くと、人が増えてくる。
そのまま人達が行く方向へ向かっていくと到着だ。
｢バンナプンマーケット｣
この時点で9:15
何が良いって、日本人がいないこと。
同じような物好きか現地に住んでいる日本人なら、たまには来るだろうけど、短期旅行者でここに来る人はほとんどいない。
そんな観光客的にはマイナーなマーケットだ。
中に入って一通り見て歩く。
限られた時間内だから、じっくりというわけではないけれど、有名なマーケットよりローカル色が強くて面白い。
現地の人には、それなりに有名らしいので結構賑わっている。
そんな中で、怪しげな色をした小菓子と、ハエが飛び回っている中で売っていたエビフライとウインナーを買ってみた。
しかし揚げ物も無造作に袋に突っ込むのが、なんともタイらしい。
一回りしたら埠頭に戻る。
埠頭付近で、どこか座れるところを探したけど、空いてるところがないな・・・
それではとりあえず対岸に戻ろう。
ということで、バーンカジャオを離れてバンナー埠頭へと移動した。
ちなみに渡し舟の料金は片道4バーツ。
往復共にバーンカジャオ側での支払いだった。
バンナー埠頭へ戻ったらすぐ隣の「ワット・バンナー・ノーク」というお寺へ行ってみる。
川沿いのお寺。
ここの川沿いに椅子があったので、そこで一休み。
さっき購入した、怪しい色の小菓子を食べてみた。
これは・・・ココナッツクリームに色つきのゼリーっぽいものをかけてあるだけなのか・・・
色違いでも味はあまり大差ないな。
美味しいかと言われると、かなり疑問符がついてしまう。
一つ10バーツと考えたら、そんなものか。
それにしても、バンコクの中心近くから1時間半もかからずに来れるのだから、また来てもいいな。
さて、再びバンナー駅に戻るのだが、やはり徒歩では行きたくない。
埠頭の近くに、バイタクが待機していた。
ここはやはりバイタクで行くのが良いだろう。
ということで、バンナー駅までお願いした。
バンナー駅到着の時点で時間は11:00前。
予定よりかなり早い。
ということで、次の目的地へ向かう。
再びBTSで今度は、オンヌット駅へ。
バンナーから10分くらいだ。
ここから徒歩15～20分くらいの場所にある「ワット・マハーブット」というお寺へ行ってみる。
このお寺は、母子の霊（メー・ナーク）というのが祀られている珍しい寺だという。
タイでは知らない人はいないというくらい有名な怪談の舞台になっているそうだ。
しかし恋愛成就のご利益もあるというので、女性参拝者も多いのだとか。
以下 Wikipediaから—-
主人公のナークは村長の娘で、恋人のマークは貧しくも働き者の男。
二人の恋は夜の営みを行うまでになったが、そのことを聞いた村長は娘を庭師から遠ざけるようになり、金持ちの中国人と娘の縁談を進めた。
それを知ったナークは家出をしてマークと結婚した。
その後ナークは妊娠するが、時を同じくしてマークは徴兵される事となり村から出ることとなった。
その再、親友のトゥイと老夫婦のター・ミー（ミーじいさん）とヤイ・マー（マーばあさん）にナークの面倒を見せる事となった。
その間、ナークが産気づいたが、ター・ミーとヤー・マーの助産もむなしく、難産でおなかの子共々死亡した。
ピー・プラーイになるのをおそれ、ター・ミーとヤー・マーはナークを手厚く葬った。
一方、兵役中のマークは戦場の駐屯地で夫への愛情と未練からピー・プラーイとなったナークとその赤ん坊と出会う。
マークはナークに家を空けて来たことを叱った後、家族で一緒に夜を過ごしたが、朝になるとナークと赤ん坊は消えていた。
それから長からずの時を経て兵役を終了したが、かえってトゥイと話したところ「ナークは死んだ」という。
マークは「ナークと戦場で会っている」と主張して口論になった。
マークとトゥイがマークの家に行くと何事もなかったかのようにナークは家で仕事をしていた。
マークはトゥイから「あれはピーで、のろい殺される」と忠告を受けたが、それを聞いたナークは反対に「トゥイは私とマークの間を割こうとしている」としてやり返した。
その後、しばらくナークとマークは一緒に過ごしていたが、ある日マークはナークが臼と杵で唐辛子を砕いているときに落ちた杵と取るために、尋常の人間ではできないほど長く手を伸ばし、縁側に腰掛けたまま杵を取り上げたのをみてびっくりし、ワット・マハーブットという寺院のお堂に駆け込み僧に助けを求めたが、僧達は経を唱えるのが精一杯で何もできずにいた。その間にもナークはどんどん凶暴になっていき、近づいた人を手当たり次第呪い殺していった。
その時、どこからともなくネーン・チウ（チウ少年僧）と呼ばれる高徳で霊感の高い少年僧が現れ、ナークを退治した。その骨は骨壺に収められ運河に投げ捨てられた。
—ここまで
実際にお寺に行ってみると、あまり怪談っぽくはない。
メー・ナークの像のところでは、参拝者が非常に多かった。
肖像画があったところを見ると、やっぱる実在の人物として祀られているんだな。ということがわかる。
実際のところはわからないが。
参拝後は、すぐ近くのプラカノン運河で、魚に餌を与えている。
この餌も売っている。
これがタンブンになるという。
タンブンとは、お布施をする・徳を積むという意味で、魚に餌を与えることが徳を積むということに繋がるのだろう。
オンヌット駅に戻る。
戻る途中で、セブンイレブンに立ち寄って、飲み物を購入。
一気飲み。
時間は11:40頃。
予定より早いので、当初行く予定のなかったところまで行ってみよう。
オンヌットからBTSで約50分
スクンビット線の終点となる、ハイェークラップラオ駅まで移動。
ちょうど歩き疲れているので、涼しいBTS車内でちょうど良い休憩時間だ。
ハイェークラップラオ駅到着が12:40
ここから徒歩で5分ほどで目的地であるマジックランド跡地へと到着。
何があるわけでもないが、この跡地にある「ドリームキャッスル」というお城を見学に行ってみた。
芝生の上に、ポツンと建っているお城。
まったくタイっぽくないお城だ。
ここは2000年までは、遊園地だったらしく、そのトレードマークとしてのお城が、このドリームキャッスルなのだとか。
これだけ、取り壊されずに残っている。
今は、ゴーカート場として運営されている。
中は完全に廃墟となっている。
さすがに中には入らなかったけど、入り口から写真だけは撮ってきた。
なんか珍しいので、一度見てみたかったのだ。
そしてここから、かの有名なエレファントビルがよく見える。
こっちは実はまったく興味がない。
10分くらいの滞在で、今度はBTSアーリー駅へ移動する。
アーリー駅到着は13:00過ぎくらい。
ここのターニーというお店に行ってみたかった。
カオムーデンが美味しいと有名らしい。
駅を出て、数分のところにお店があった。
ものすごく分かりやすい。
さすがに13時過ぎということで、そこまで混雑はしていない。
店内に入ってさっそく注文。
もちろんカオムーデン。
しばらくして出てきたのがこれ！
あ・・・なんか想像と違う。
カオムーデンを日本語にすると、赤焼豚丼といった感じか。
ご飯に、焼き豚が乗って、そこに赤いタレがかかっているもの。
そう考えると、間違ってはいないのだけど、なんか物足りない。
もちろんこれはこれで美味しいんだけど・・・
とはいえ、せっかくなのでしっかり食べて店を後にした。
でもなんか、モヤモヤするので、もう一軒行ってみたかったお店に行ってみることにした。
それがヴィクトリーモニュメント駅の「クィッティアオ・ルア・プラナコーン」
一杯15バーツの小さいクィッティアオを出しているお店。
駅を降りて少し行ったところにあるCENTER ONEというショッピングモールの中にある。
ふと見ると、もう一軒行ってみたいと思っていた「Eat Am Are」というステーキ屋もあった。
さすがにステーキはちょっと無理！ということで、クィッティアオの方に入店。
14時近いけれど、それなりに混雑している。
席に案内されて、とりあえず注文！
15バーツのクィッティアオ4種類。
量が少ないから、同じように何種類も頼む人が多いらしい。
で・・・ふと見ると、さっきまでなかったものがテーブルの上に？？
メニューを見ると、これはココナッツミルクカスタードだ。
こんなもの頼んでいないぞ？？
まぁいいや。
しばらく待つとクィッティアオが運ばれてきた。
Tom Yum Noodles
トムヤム味のスープに中細麺
辛いけど辛すぎない、さっぱりした感じ。
Thicken Soup Noodles
最初黒いスープに少し驚いた。
豚の血を混ぜたナムトックというスープ。
味的には、かなり好みかな。
Brewed Bean Curd Noodles
紅腐乳という豆腐の発酵食品がスープに溶かしてあるらしい。
いや、溶かすというか上にかかっているのでは・・・
幅広麺で頂く。
Dried Noodles
汁なし麺を幅広麺で頂く。
ナッツ類を潰したものがかかっているので、ちょっと他とは違った感じ。
事前にどんな種類なのか何も調べていなかったので、どれも面白い味だった。
トムヤム味だけは、よく食べる味だったけど
そして、ココナッツミルクカスタードも出されたから、食べておこう。
請求されたとしても12バーツだし。
ということで会計したら90バーツだった。
クィッティアオ4杯で60バーツ
水が15バーツ
ココナッツミルクが12バーツ
あと3バーツはなんだ？？
レシートには書いてあったけど、タイ語は読めない。
まぁ気にしないでいよう。
さすがに食べ過ぎたな・・・ということで、次へ移動することにした。
ちなみにこのCENTER ONE
たまたまかもしれないけど衣料品が妙に安く売っていた。
今度はラチャテウィー駅からすぐの場所にあるチャールムラー公園というところ。
ここはストリートアートが集まった公園。
それほど大きくはないけれど、撮影している人が多かったな。
ちょうど外国人が絵を描いているのにも遭遇した。
さてこの時点で15:30頃だ。
予定よりもかなり早い。
しかし、身体がかなりきつくなってきているな。
夜タイ古式マッサージに行く予定だったけど、そことは別のところにも行ってみようかな・・・
ということで、ネットで見つけた「あんまや」というお店に行ってみることにした。
サイアム周辺は人が多いので、なんとなく避けてしまった。
「あんまや」はトンロー駅のすぐ近く。
店はすぐに見つかった・・・がしかし。
すでに、いっぱいで入れないとのこと。
わざわざトンローまで来たのに。
それなら仕方がないと、周辺でマッサージ店を検索！
沢山見つかった。
が、よく見ると・・・アダルトなマッサージ店ばかりだ。
うーん・・・そんな気分ではない。
とりあえず夜行く予定だったお店に先に行こう。
ということで、隣のプロンポンに移動。
最近いつも行っている、プロンポンの「Baana Massage」
時間があるから、いつもより時間を長めにしよう！
ということで90分でタイ古式マッサージをお願いした。
いつも通り2階の部屋へ案内される。
ちょうど時間的にも混雑している時間なのか、いつも階段下に座り込んでいるマッサージ師の方々の数が少ない。
2階の部屋も半分くらい埋まっていた。
着替えてマッサージ開始。
お・・・前回と同じように足を重点的にやってくれている。
まったく覚えていないのだけど、もしかしたら前回と同じマッサージ師の方かしら？
なんとなくマッサージ手順が同じような感じがした。
途中で、寝ていたようだ。
さすがに疲れていたのだろう。
そして終了後、会計＆チップを渡して外へ。
プロンポンの駅前というかEMQUARTIERの前で、イベントをやっている。
内容はよくわからないが、オーストラリアがどーとかこーとか。
途中から歓声が一段と大きくなったと思ったら、有名な人なのかな？
きっと有名な歌手の人なのだろう。
そんなイベントをしばらく見る。
さて・・・せっかくプロンポンにいるんだし、最後にカオマンガイを食べていこう！
と思いヘンヘンカオマンガイへ。
あれ？
店が出ていない。
いつもは17時には、プロンポンの階段下に屋台が出ているはずなのに、今日は出ていない。
なんか、ものすごく残念だ。
食べれないと思うと余計に食べたくなる。
カオマンガイなんて、どこでもあると思っていたが、探してみると見つからない。
有名なお店まで行くのは、ちょっと遠いなぁ・・・
面倒になってしまったので、ターミナル21のフードコートでいいや。
ということで、また隣のアソーク駅に移動した。
ターミナル21でも旧正月の飾りつけやイベントをやっていた。
そしてフードコートのピア21。
なんとなくいつもより人が少ない気がする。
そうはいっても、ほどよく混雑しているので、このくらいだと活気があってよい。
混み過ぎていると、座る場所もないから疲れてしまうし。
チケットにチャージして、さっそくカオマンガイを購入。
ここでカオマンガイは確か初めてだな。
とりあえず無難な味だ。
ついでにミックベリーバナナアイスのジュースを購入。
しばし休憩。
ほんとは落ち着いてコーヒーでも飲みたかったのだけど、落ち着ける店がないな。
スタバはあったけど、ちょっと落ち着かない。
さてどうしようかな？
ということでアソークにいるのだし・・・ということで、ソイカーボーイを覗いてみる。
特に行ってみたいお店があるわけではない。
Tilakと、Sharkを覗いてみた。
それなりに盛り上がっていて良い感じだな。
しかし特に腰を落ち着けるわけではなく、ぐるっと回って出てきてしまった。
それよりもソイカーボーイの入り口で売っていたピザの方が気になった。
なのでピザを一切れ購入。
ペパロニだ。
70バーツというのは、ちょっと高いような気もするが・・・
味は・・・まぁなんとも。
一度食べたらもういいかな。
ホテルへ戻る前に、ナナプラザも覗いてみる。
こっちも、先ほどと同様に数店舗覗くだけ覗いてみる。
しかし、こっちでも特に座ることもなく外へ出る。
そしてコンビニで買い物をしてホテルへ戻る。
それにしても朝が早いためかバンコクでも0時には寝てしまうな。
なんか健康的だ。