【箱根】2021年04月10日

年末から年度末にかけて、例年にない忙しさだった。
それが4月の一週目で一段落。
また忙しくなる前に、のんびりしようと出かけてみた。
家にいると、どうしても仕事してしまうから・・・

初日の11日
午前中は早朝から別件ででかけていたので、とりあえずそっちを終わらせる。
11時頃に自宅に戻り、軽く食事をとる。

13:30頃に自宅を出発。
新宿から小田急箱根高速バスに乗るために、まずは新宿へ向かおう。

バス乗り場は、バスタ新宿。
バスタ新宿が出来てから、実際に利用するのは初めてだ。
事前にネットでバスチケットは購入済。紙のチケットではなくモバイルチケット。
スマホでQRコードを出して、バスに乗るときに読み取られせればOK。
これは便利だな。今は高速バスってこんな感じなのが多いのかな。
座席も事前に予約済。横に人がこない一番後ろの席。

5分前にくらに乗車して定刻通りに出発。
コロナの影響なのか時間的なものなのか車内はガラガラだ。

このまま一路、箱根まで向かう。
そういえば、途中で御殿場駅に停車した。あまり意識していなかったけれど、箱根って静岡に近いんだな。

約2時間15分程度の乗車で、目的地である箱根仙石案内所へ到着
10分程度の遅れだったけれど、バスなのでそんなものだろう。

バス停を下りて徒歩2~3分。
住宅街の中に、あまり違和感なく存在する仙石原温泉・福島館
今夜の宿泊地だ。
元々、民家だったところを改装した民宿風な宿・・・というかほぼ民宿だな。

中に入ると、おかみさんがお出迎え。
とりあえず検温だけはお約束。
特に希望したわけではないけれど、一番大きい部屋を用意してくれたという。
ありがたい。
部屋は二間続きの和室。
冷え込むので、一度片付けた炬燵を出してくれていた。

古いということもあるので、お世辞にも綺麗とは言い難い部屋だけど、炬燵といい無造作に置いてある家庭用ファンヒーターといい、おばあちゃんの家に遊びに行ったような感じで非常に落ち着く。
18:30頃から食事だというので、しばらくは炬燵に入りぼーっと・・・

窓の外には桜

そのうちに、食事の準備が出来たので、梅の間へお願いします。という声がかかる。
梅の前は2つ隣の部屋。
おそらく繁忙期は客室として使われているんだろうな。
その部屋に、我々の分の食事だけ準備されていた。
他のお客様はどうしているのかな・・・と思ったけれど、食事中にも廊下に影が見えたり声が聞こえたりしたので、他のお客様もいることは間違いない。きっと他の部屋で食事をしているのだろう。
感染防止の観点からも、客毎に空き部屋を利用して別々に食事の準備をしてくれていることもうれしい。

梅の間

食事は特別変わったものはない。
焼き物、刺身、煮物、カニ汁、ローストビーフ、漬物、天ぷら

焼き物は鍋で蒸し焼き。
ローストビーフは見た目はハムかと思ったけれど食べたらしっかりローストビーフだった。
天ぷらも、天ぷら屋さんなどで食べるようなものではなく、家庭で揚げるようなもの。
ほんとに家庭料理だけれど、一見豪華な料理よりこういうものが、なんか落ち着く。
そんなに量が多くないと思ったけれど、食後はかなりの満腹感だったな。

食後は温泉へ。
2つある内湯のうち1つが壊れているということで、残りの1つの方を貸し切りで入浴。
24時間入り放題の天然温泉100%の源泉かけ流し。
にごり湯というのも良い。

湯舟はここもお世辞にも綺麗とは言えないが、これは老朽化で仕方ないのだろう。
お湯は大涌谷の源泉から引いた白濁したにごり湯。かすかな硫黄の匂いに、湯の花が申し分ない。
大涌谷の源泉ということは泉質は酸性の硫酸塩・塩化物泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛に効くということだな。
とにかくふくらはぎの浮腫みと腰痛がひどいので、風呂の中でマッサージ。

温泉は好きだけど、熱い湯に長時間入ることが出来ないので、いつもそんなに長湯はしない。
でも、ここはそこまで熱くないので、少々長めに入っていた。

そして部屋に戻る。
そういえば鍵かけなかったな。
鍵は一応あるんだけど、なんとなくかけなくてもいいかなと・・・と非常に不用心だ。

部屋にあった謎の引き戸

炬燵でゴロゴロしながら翌日のバスの時間を調べる。
そんなことをしながら21時過ぎになり、再びお風呂へ

戻ってきて22時過ぎには就寝となった。