【河津】2023年10月08日

6時前には起床。
朝食は8時からだというので、その前に温泉に入ろう。
ここは2つの風呂があるが、昨日とは別の方が空いていた。
なので、そちらに入ることにした。
やっぱり蓋がしてある。
これだけ見ると、ちょっと興ざめしてしまうけど、外せば問題ない。
朝からのんびりと湯に浸かる。

温泉 一応屋根のある場所
温泉 露天

部屋に戻って着替えたら朝食だ。
昨夜と同じく一階のレストラン。
時間になったら、ママさんが説明。
朝食はビュッフェらしい。
以前は個別だったから、宿泊客の人数によって変わるようだ。

ビュッフェ

ビュッフェの問題点は、取りすぎてしまうこと・・・
それなりに種類があると、少しづつでも全体でかなりの量になってしまう。
案の定、朝から食べ過ぎた。

朝食

さて、チェックアウト予定まで、まだ少々時間があるな。
ということで、最後にもう一風呂。
やはり温泉に来たのだから、入れるだけ入りたいものだ。

部屋の窓から

9:45頃にチェックアウト
昨日行かれなかった峰温泉大噴湯公園へ向かう。
今からなら10:30の噴き上げに余裕を持って間に合う。

川沿いに上流の方へ向かっていく。
だいたい20分程度で、峰温泉大噴湯公園へ到着。

峰温泉大噴湯公園
峰温泉大噴湯公園

「東洋一を誇る峰温泉の大噴湯」だという。
大正15年11月22日に作られて以来90年以上ひとときも絶えることなく噴き上げ続けているということだ。

峰温泉大噴湯公園


ここの温泉では大噴湯たまごを作ることが出来る。
ということで、まずは玉子を購入。
2個で100円。

玉子を籠に入れて温泉の湯につけておく。
だいたい10分程度かかる。

温泉玉子

そうこうしているうちに、噴き上げの時間となった。
ちょっと天気がいまいちだけど、それなりに吹き上がる。
30mも上がったかどうかは疑問。
これを見るのは2回目だけど、やはりそれなりに迫力はある。

噴き上げ

数分の噴き上げの終了後、湯につけておいた玉子を取る。
なかなか美味しい。

テーブルにも温泉
ゆであがった玉子
ゆであがった玉子

さて、そろそろバスの時間だ。
峰温泉大噴湯公園の前のバス停から、河津七滝へと向かう。

バス停でしばらく待つと、少し遅れてバスが到着。
ちょっと天気が不安になってきた。

バスで約20分。
河津七滝温泉のバス停へ到着。
怪しい天気ではあるが、まだ雨は降ってこない。
時間は11:00過ぎ。

ここには「孤独のグルメ」で有名になったお店「わさび園かどや」がある。
空いていたら入ろうかとも思ったけれど、事前に調べたところ1~2時間待ちが当たり前だという。
さすがにそんなに待っていられない。
お店の前を見ると、確かに多くのお客さんがいる。
わさび丼を食べるだけなら、別に他の店でも問題ないので、他へ行こう。

わさび園かどや

とはいえ、まだ少し早いので河津七滝を回ることにした。
google mapで確認しながら1番目の大滝へ行こうとしたら道がない。
看板で確認すると、まったく別方向になっていた。
他の滝と反対方向なので、ここは最後にすることにした。

2番目の出会滝の看板があったが、よく見ると
「滝めぐりおすすめ順路。先に初景滝方面へ。
初景滝までは、階段がなく平坦な道へいけます。」
と書いてあった。

出会滝の看板

つまり、出会滝は階段があるから、先に楽な方へ行ってこいということか。

それなら、その指示通りに回ってみよう。
ということで、遊歩道の方へ向かう。
遊歩道の入り口には、出会い茶屋。一休み茶屋などの食堂を兼ねた土産物屋がある。
戻ってきたら、この辺でわさび丼を食べよう。

遊歩道に入って、しばらく行くと3番目の滝「かに滝」へ到着。
何がカニだかよくわからない。
それほど大きくはなく、あまり滝感はないが、いちおう滝。

かに滝
滝の前に、蟹布袋

そこから次へ向かう途中で、溶岩洞窟温泉と露天風呂という看板はあった。
看板の下に、確かに洞窟っぽいものが見える。
入ってみたかったけれど、残念ながら今日は時間がない。

溶岩洞窟温泉

次に出てきたのは4番目「初景滝」
滝の手前には、大岩成就という岩の上に小石を投げ入れることが出来れば願いが叶うみたいなものがあった。
簡単だと思える岩でやってみたが、まったくだめ。

大岩成就
大岩成就

滝の前には、伊豆の踊子の踊り子と学生の像があった。

踊り子と学生の像
初景滝

さらに先に進む。
「足水処」というのがあった。
おそらく足湯的なものだと思うけど、ちょっとここに足を漬けようという気になれなかった。
夏場で水が豊富ならいいのかもしれなけど、どうかなぁ・・・

足水処

5番目の滝は「蛇滝」これも何が蛇なのはよくわからないけど、小さめの滝。

蛇滝
蛇福禄寿

河津踊子滝見橋という吊橋を渡る。

河津踊子滝見橋
河津踊子滝見橋

道が二つに分かれていた。
片方には行き止まりと書いてあったから、もう一方へ進む。
7番目の滝「釜滝」へ到着。
あれ?6番目は?
看板を確認すると、さっきの分かれ道の反対側にあるらしい。
戻る時に行ってみよう。

「釜滝」は七滝の一番奥にある滝で、それなりの滝だ。
周りは溶岩の岩場なのだそうだ。
一応、展望台のようなところがあり、そこから見渡せる。
外国人の方が1人で写真を撮っていた。

釜滝
釜滝の周辺

ここで引き返す人が多いらしいけど、そこから階段を登りさらに奥の「猿田淵」まで行ってみる。
階段が結構きつい。
「猿田淵」そのものは、正直言ってあまり面白くない。
というか、よくわからない。
おそらく、ここがそうなんだろうなぁ・・・くらい。
猿田彦命が、ここで大きなヤマメを釣り上げたことから猿田淵と呼ばれるようになったということだが、結局ただの川ということか?

猿田淵
猿田淵

さて、戻ろう。
駐車場から30分程度で来れると思ったが、ここまで1時間かかってしまった。
戻る途中、滝々段々橋の分かれ道で6番目の滝「エビ滝」の方へ行ってみる。

エビ滝

台風の影響らしいけど、通行止めの橋があった。
看板を見ると、この橋からぐるっと釜滝の方へ回れるような感じだった。

通行止めの橋
海老恵比寿

遊歩道を戻ってきた。
ここで2番目の滝「出会滝」へ。
階段を降りていく。ここは多く人がいた。
水の透明度がかなり高く、川底まで見える。
泳げたら気持ち良いだろうな。

出会滝
出会滝

残すところ、1番目の大滝だけとなったが、13:00近くになったのでお昼にしよう。

遊歩道の入り口にある2軒のうち、一休茶屋の方へ入る。
それほどお客は多くない。
当然、注文したのは、わさび丼
そういえば中国人っぽい観光客は、山菜うどんを頼んでいたな。

一休茶屋

しばらく待っていると、わさび丼が出てきた。
ここは事前に調べてあったが、わさび丼の他に小鉢がいくつか着く。
わさびは、先にすりおろしてあるものがついてきた。

わさび丼

たっぷりの鰹節の乗った丼飯に、わさびを乗せて醤油をかけまわし、まぜて食べる。

んー・・・5年前に河津駅前で食べたものと、だいぶ感じが違う。
わさびというか、鰹節が強すぎる??
混ぜ方が足りないのかな。
上手く混ざっているところは、わさびと鰹節のほどよいバランス。
しかし、丼飯のご飯が多い。
量的にはこの半分で良かったなぁ・・・
でもまぁ、普段から好んで食べるようなものではないけれど、それなりに良い感じだった。

食後に外に出ると、雨が降り出していた。
結構、強い雨だ。

とはいえ、残す滝はあと1つ。
傘もないけど、最後の「大滝」へ向かった。

5分ほど歩くと「大滝入口」の門があった。
どうやらホテルの敷地内ということらしい。

大滝入口

門をくぐってしばらくいくと1番目の滝「大滝」へ到着。
しかし、近くにいくには日帰り温泉の利用者にならなくてはならない。
そんな時間もないので、近くには行かれなかったが、ここの温泉も気になるところだ。

大滝

バスの時間も近づいてきたので、バス停の方へ移動する。
雨は相変わらず。

バス停というか駐車場

バスに乗り込み、河津駅まで戻る。
河津駅に到着したのが14:50頃だ。
これからどこにも立ち寄らずに帰宅しても帰り着くのは19:00頃になる。
やっぱり河津は遠い。

河津駅

電車に乗り込む。
ちょうど観光列車だったので、車内の海側の席は窓の方を向いている。
さすがにここから乗る人は少ないので空いているので、せっかくなので横向きの席へ。

観光列車
観光列車車内
観光列車内から

このままいつものように普通列車で新宿まで行ってもよかったのだけど、帰りもロマンスカーで行くことにした。
なので車内でロマンスカーの予約をする。

熱海に到着。特に何もすることなに、東海道線に乗り換えて小田原まで向かう。
小田原でも、それほど乗り換えの時間があるわけではない。
とはいえ、ロマンスカーなので並ばなくても座れる。

小田原を出たのが17:10頃。
乗車した時には、満席だった。
早い時間に予約しておいてよかった。

ロマンスカー

1時間強で新宿着。
いつも小田原から新宿まで移動すると結構な疲労感がある。
時間こそ対して変わらないけれど、ロマンスカーだとそれがあまりない。
やはり指定席でのんびりと座ってこれるのが良いのだろう。

そんなことを考えながら、そのまま帰宅となった。