【伊東温泉】2014年07月19日

時系列が崩れてしまうけど、昔の記録が出てきたので、こちらに加筆して追加しておこう。

何度か行っている伊東温泉。
この日も、どこか温泉に行きたいなぁ・・・と思い、急遽出発した。

東京から伊東だと、新幹線や有料特急を使うのが一般的かもしれないけど、各駅停車で移動する。

ちょうどお昼頃に、小田原を通るということで、小田原で途中下車。
だいたい熱海や伊豆などへ行くときは、小田原で一度降りることが多い。
とはいえ、特に小田原に目的があるわけではない。

そういえば、何度か小田原は立ち寄っているけれど、小田原城には行ったことがないな。
ということで、小田原城に向かう。
週末で天気も良いので人が多い。
少しばかり体調もよくないけれど、なんとか天守閣まで登ってきた。

小田原城

軽く1時間ほど観光したあとは、駅の方へ向かう。
その途中で、昼食にすることにした。
そば処 橋本

この店で一番人気だという「桜えび天ざる」を頂いた。
確か小田原の名物って、かまぼこだったけど、かまぼこは食べていないな。

その後、小田原駅から、まずは熱海まで。
ちょうど乗り継ぎもよく、伊東線に乗り換えて伊東駅へ。
熱海から伊東は、だいたい30分くらい。

この日の伊東は、約8年ぶり。

伊東駅の駅前。
以前から、熱海と比べると、どうしてもパっとしなかったけれど、さらに拍車がかかったような印象。
お出迎えの車や地元の人の車はあるけど、駅前には観光客の姿が少ない。

伊東駅

そんな駅前から徒歩10分程度のところにあり温泉旅館
「翠方園」

翠方園

過去にも数回ほど宿泊している。
はっきり言って、古くてお世辞にも綺麗とは言い難い。
いかにも鄙びた温泉宿といった感じ。
しかし新しいホテルもいいけれど、この手の温泉宿、結構好みだったりする。

チェックインをして、まずは部屋に移動。
歩くたびに軋む廊下がなんともいえない。

時間は16時過ぎ。
まずはお風呂に行こう。
ということで、さっそく大浴場に。

ここは男女別の内湯と、貸し切りの露天風呂がある。
露天の方は洗い場がほとんどないので、まずは内湯の方で身体や髪を洗う。
時間的に少し早いためか、完全に貸し切り状態だ。

浴場の前には昭和の時代を感じさせる、子供の乗り物が設置!
10円と書いてあったけど、果たして動くのだろうか・・・

内湯を出たら、その隣にある露天風呂に移動。
ここの露天風呂が狭いけれど非常に良い。

露天風呂

風呂を出て、部屋に戻る。
思ったより、館内がバタバタしているな。
今回は、たまたま満室に近かったようだ。
男ばかりの3~4人のグループや、中国人観光客と思われる女性のグループ、あとは家族連れ。

部屋でくつろいでいたら、隣の部屋から「ありの~ままの~」という歌声が・・・
アカペラで絶叫しているのが丸聞こえ。
そして子供がドタドタと走り回る音。
昔ながらの旅館ならではといったところだろう。

以前きたときは、食事も出たのだけれど、今は素泊まり専門となっている。
なので駅の方へ食事に向かうことにした。

伊東駅から近い場所にあった定食屋かな。
「飯や 笑」
笑と書いて、えみと読むらしい。

飯や 笑

さばの味噌煮定食を頂いた。
伊東まで行って普通すぎる定食だったけれど、鯖そのものは美味しい。
やはり伊東だけのことはある。

他のお客さんは、定食屋らしく地元の方が中心のようだ。
子連れの近所の人っぽい人達が何組もいた。

そして閉店時間は20時。
早い・・・

食後、旅館まで戻る途中は、照明もほとんどなく真っ暗。
観光地というよりは住宅地のようなものだから、こんなものなのだろう。

そして旅館に戻ったら、もう一度露天風呂に向かう。
やはり24時間何度でも風呂に入れるのはうれしい。
満室のような感じはするけれど、浴場で他の客と遭遇することはなかったな。

温泉に行くといつもそうだけど、この日もかなり早い時間に休むことにした。