ちょうどこの時期は、異常なほどの忙しさだったらしい。
そんな中で、休みをとっての伊東温泉。
例によって、東京から普通電車で3時間かけて行ってきた。
この時は、途中下車せずにまっすぐに伊東駅に向かった・・・と思ったが、楽天カフェに立ち寄った写真があった。
そして相変わらず人のいない伊東駅には15時頃到着。
お昼らしいお昼を食べていなかったので、駅前にあった信州戸隠そばのお店、成木屋で食べることにした。
なんとなく縁起が良さそうな・・・ということで、七福神そば。
そば饅頭がついていた。
七福神を取り入れて、今まで行ったことのない、伊東駅の北側へ行ってみた。
まずが松月院というところへ。
松月院は曹洞宗の古刹。
山門を入ると正面に本堂があり、ここからは伊東市街や海に浮かぶ手石島などの眺めがよい・・・らしいが、実際は木が多くていまいちよくわからない。
開創は1607年(慶長12)で、伊東七福神の一つ。
本堂左手の池に弁天堂が立ち、弁財天が祭られている。
弁財天は見たような見てないような・・・
続いて向かったのは伊東駅から南側・・・海岸の方。
よくわからないがオレンジビーチ。
何かオレンジなんだかよくわからないが・・・夏の間は海水浴場としてにぎわっているらしい。
波打ち際で遊んでいる家族はちらほら。
オレンジビーチの端には、なぎさ公園という公園があった。
その中に立っていた、家族の像。
なんともわかるようなわからないような・・・
徳川家康の外交顧問・イギリス人ウイリアム・アダムスが建造したらしい「按針帆船モニュメント-サン・ブェナ・ヴェンツーラ号」のモニュメント
大河ドラマ「平清盛」に出てきたらしい音無神社にも立ち寄る。
なんでも八重姫が頼朝と会うために日暮れを待ったところなんだそうな
境内には、天然記念物の木があった。
18時近くになって、旅館に到着。
昨年も訪れた、寂れきった昭和の香り漂う鄙びた温泉宿。
翠方園
概観だけみたら旅館というより、寂れたアパート
部屋も、昭和のまま時が止まっている。
さらに浴場の前には、初めてここへ来た10年くらい前から変わらずおいてあるこれ。
相変わらずの露天風呂
露天風呂も内湯も小さいけれど、お湯がいい。
そういえば内湯に入るときに、初めてきたというおじ様と遭遇して少し会話をしたけれど、宿が心配だったけどお湯へ入って、凄くよかったとのこと
今日は満室だと聞いていたはずなのに旅館全体が静か。
喧騒を忘れてのんびりできるのがうれしい。
寂れてはいるけれど、いつまでも残っていて欲しい温泉宿だ。