【伊豆高原・熱海】2020年10月11日

台風が過ぎ去った翌日
さすがに昨日が早く寝ているので、6時には目が覚めた。
目が覚めたので、さっそく朝風呂へ。

もう雨も降っていないので、改めて露天風呂に行こう。
ということで、露天風呂へ

やっぱり朝風呂は露天が良いな。
雨が降っていないので、さわやかすぎる空気がとてもうれしい。
今日は天気も良くなりそうだ。

朝食はスープにアメリカンブレックファーストタイプのワンプレート
これも量が少ないように見えて、実際はそれなりに量がある。
パンは、さすがに自家製ではないと思うけど、これもおいしい。

充分満足して部屋に戻る。
部屋には、夕べのケーキがまだ残っている。

少し休憩したら、とりあえずケーキを食べなくては・・・

チェックアウト間近にケーキ食べ終わり、荷物の整理をしてチェックアウト

チェックアウトしたら、最寄の場所まで送ってくれた。
これもうれしい。
近場の観光地なら、どこでも行くと言って頂けたけれど、過去に来た時に結構あちこち回っている。
城ケ崎海岸とか大室山とか・・・
シャボテン公園とかは、行ってないけれどあまり興味ないしなぁ

ということで特にこれといった予定はないけれど、駅の反対側に滝&吊橋があるので行ってみることにした。
駅まで送ってもらうつもりだったけど、その滝&吊橋の入り口付近の自動車が入れるところまで送ってくれた。
ほんとに、これだけサービスの良いペンションは初めてだ。

さて看板に従って、まずは滝を目指す。
「対島の滝」

対島川が増水した時だけ現れるので、幻の滝と言われている。
今日は昨日までの台風での大雨で、見るからに川が増水しているので、期待できそうだ。

川沿いにしばらく歩いていくと、滝側と吊橋側への分かれ道となった。
それでは、先に滝へ行ってみよう。

分かれ道からすぐのところに「対島の滝展望台」

ここがちょうど滝の上の部分にあたるので、良く見える。
展望台なので海側を見れば、水平線まで見えて気持ちが良い。
10時頃だったが、他に人もいない。
人が多くて落ち着かないのは嫌なので、これもうれしいところ。

滝は水の流れが激しくて、確かに滝っぽく流れ落ちているように見えるけれど、なんともいまいち滝っぽさに欠けるかな・・・?
しかし、その後立ち寄った海岸から見ると、しっかり滝になっているので、見る角度によってかなり印象が異なるのだろう。

滝を後にして、次に吊橋へ向かう。
一旦、分かれ道のところに戻って反対側へ進む。
こっちも山道を歩いていく。それほど険しくない。

「橋立吊橋」

城ケ崎海岸には、観光客の多いもう一つの吊橋があるけれど、こっちの橋立吊橋の方が、個人的には好みかな。
やっぱり人が少ないっていうのが良い。
橋立吊橋を渡り切ったところには、特に何もないので行ったら戻るしかないのだけど・・

橋立吊橋から戻る途中で海岸に降りられる場所があった。
「大淀・小淀」と呼ばれる、岩場の窪地のあるところ。
せっかくなので降りてみた。
一応、階段っぽい岩と手すりああるけれど、かなり急な岩場を降りていく。
ここまで降りてくる人は、あまり多くないのかな。

降り切って波打ち際まで行ってみる。
かなり波も荒くなっているので、落ちたらやばいな・・・と思いつつ足元を確かめながらかなり先まで進む。

そこから対島の滝を見ると、今度はしっかりと滝になっているのがわかる。
やっぱり上から見たときとは印象違うなぁ

岩場しかないので、特に長居することもなく、海岸を後にする。

時間は11時過ぎだ。
とりあえず熱海へ向かってみよう・・・

ということで伊豆高原駅へ
駅まで歩いて15分くらいだったと思う。

駅ではせっかくGoToトラベルのクーポン券をもらっているので、普段なら買わないお土産も購入
むしろ使った方が、お店にとってもありがたいだろうし。

ホームへ行くとちょうど良いタイミングで電車が来た。

伊豆高原駅から熱海駅まで60分ほどだ。
熱海駅到着
ちょうどお昼時なので、何か食べよう・・・

以前から気になっていた駅前の商業施設アタミックスの地下にある「まぐろや」へ行ってみることにした。

このアタミックスは、いつも思うけど中が閑散としている。
それなりにテナントも入っているのに、なぜだろうなぁ・・・

そんなアタミックスの地下
「まぐろや」の前は、それなりに人が集まっている。
やはり有名店だけあって、人気もあるな。
名前を書いてしばらく待つ・・・

ここで注文したのは「まぐろや定食」「マンボウの刺身」
まぐろや定食は、マグロの刺身と、金目鯛の煮付けがついて1000円というありがたい金額。
だいたい他で金目鯛の煮付け頼んだら、それだけで1500円くらいするのでは??
もちろんそれほど大きくないけれど、これで充分だと思う。

マンボウの刺身は、今まで食べたことないし珍しいな・・・ということで注文
一見、イカ刺のように見えなくもないが、食べてみるとコリコリして貝のような食感だった。

食後は、これも一度行ってみたいと思っていた「走り湯」へ行ってみることにした。
駅前のバス停からバスで7分程度と書いてあったので、該当のバス停に行ってみると・・・本数が少ない!
次のバスは当分こないなぁ・・・
google mapで改めて調べてみると、別のルートがあるじゃん。

別ルートのバスに乗りこんで約15分
かなり急な坂道を上下しながらバスは進み蓬初橋というバス停で下車

ここから数分のところに、走り湯はあるらしい。
特に看板も出ていないのでgoogle mapを頼りに進む。
途中で迷いそうになったけれど、なんとか到着。
近くまでいけば、しっかりした看板が出ていた。

日本三大古泉の一つ

70度のお湯が絶えず沸き出ている。
それにしても八百万の神とはよく言ったもので、温泉信仰まであるのはすごいな。
中に入ってみると、それほど奥深いわけではない。
しかしすごい蒸気で、天然のスチームサウナ状態
蒸気で前も見えなくなるし、とても長居はしていられない。
でもまぁ、一度来てみたいと思っていた場所なので、一応満足かな。
繰り返し来るような場所でもないと思うけど

走り湯を出ると次に向かったのは、そのすぐ上にある「走り湯神社」
温泉信仰らしい神社だ。
小さい社がある程度のものだけど、一応参拝はしておこう。

さて、これからどうしようかな・・・

考えたところで熱海駅に戻るくらいしかないのだけれども地図を確認すると、ここは伊豆山神社のすぐ下だ。
ならば伊豆山神社も参拝していこう。

そう思ったのが運のツキ

そこから階段を登っていくのだが、どれだけ登ってもゴールが見えない・・・
引き返したところでバス停まで歩くことを考えたら登った方がいいかも・・・

後に調べたら、全837段で、チャレンジ動画がアップされているくらいきつい場所だった。

途中、残り189段というところで、地元の人に声をかけられた。
「どこから登ってきたの?」というので「走り湯のところから」と答える。
そうすると、なぜか伊豆山神社の見どころをいろいろと説明してくれた。
細かい部分は覚えていない。

社務所の下のところにハートがあるとか、天気がよければ大島が見えるとか、本殿のとなりの赤い鳥居は、日本人なら誰でも知っている人が奉納したものだ・・・

そんな話を聞いてから、残りの階段を登っていく。

思ったより参拝客がいることにも驚いたが、一番下からくる人はやっぱり少ない。

伊豆山神社は源頼朝と北条政子が結ばれたということで、縁結びの神社として有名。そして徳川家康も参拝に訪れたらしい。

参拝してから、いつもの通りおみくじ
おみくじは、やはり大吉

そして、地元の人が教えてくれた赤い鳥居へ行ってみると・・・

なるほど

「奉納 小泉今日子」

日本人なら誰でも知っている・・・は言い過ぎだと思うけど、私の世代なら知らない人はいないだろう。
本人はまったく公表してないし、ガイドブック的なものや、観光案内的なものには一切書かれていないらしい。
といっても、検索すると大量に出てくる
でもさすがにイメージはなかったなぁ・・・もっと政治家とかスポーツ選手とかだと思っていた。

というところで、そろそろ熱海駅に戻ろう。

帰り道は本殿から数分のところにあるバス停からだ。
ここからだったら、階段で苦労しなかっただろうけど、階段を登り切ったところに意味がある。(ということにしておこう)

バスに乗り込み熱海駅へ

とくに目的はないけれど、駅前の商店街をぐるっと回る。
以前来たときと、大きく変わっているところもない。
コロナの影響も、だいぶ落ち着いてきたのだろうか。かなり多くの人出だった。
温泉饅頭を購入

さて、時間になったので東京へ戻ろう。

帰りは新幹線ではなくのんびりと帰宅だ、

お疲れさまでした。