【真鶴・熱海】2021年12月26日

2日目
8時頃から朝食だと聞いていたので、6時頃に起床。
前日が早く寝ているので、自然と目が覚める。

そして温泉へ
この時間は貸切ではない。
露天の方へ行きたかったけれど、この時間は内湯が男湯となっていた。
それでも朝の温泉は、やっぱり気持ちが良い。
なんだかんだと30分くらいは入っていたのではないかな。

部屋に戻って、軽く片付けてのんびりしていると、
朝食の準備が出来たと声がかかる。

ダイニングに行ってみると、昨日より人が多いかな。
やっぱり朝食のみのお客様も何組かいたのだろう。

朝はサラダがメインなのか?
さすがに、それはないか。
アジの干物に、納豆、温泉玉子、蟹汁
蟹汁が、まだ残っているということで、おかわりさせてもらった。

朝食

食後に部屋に戻ってから、帰る前にもう一度温泉に入っていこう。
ということで、再び温泉へ。
今度は10分程度で出る。

なんだかんだと4回ほど入れたのは良かったかな。

準備をして9時半にはチェックアウト。
ここからのんびり歩いて真鶴駅までいけば10時ちょい過ぎの電車に乗れるだろう。

来た時と同じ坂道を逆に進んでいく。
今度は下りだけど、改めてこの坂道は急だな。

坂の上から、真鶴の海

真鶴駅に到着したのは、電車が来る5分ほど前
ちょうと良いタイミングだった。

真鶴駅

このまま熱海へ向かう。
真鶴から熱海までは20分程度。
そして熱海駅から伊東線に乗り換えて来宮駅に。
熱海~来宮って一駅だけど、歩くと結構時間がかかるから、今回は電車で移動した。

来宮駅

来宮駅へ着いたのが10時半頃
ここから熱海梅園に向かう。

徒歩10分程度。
日本一早咲きの梅と言われている、熱海梅園

熱海梅園入口 12月は入場無料
熱海梅園
梅見の滝
熱海梅園

数多くはなかったけれど、ちらほらと咲いていた。
この時は無料だったけど梅の季節になると、有料になってかなり多くの人が訪れるのだろう・・・

熱海梅園

梅園を出て、再び来宮駅の方へ・・・と思ったけれど、梅園前のバス停で、あと10分弱で熱海駅行のバスが来るという。
それならば、それに乗っていった方が良いな。
ということで、しばらくバスを待つ。

だいたい時間通りにバスが到着したので、乗り込んで熱海駅へ。

バスの車窓から熱海の海や貫一お宮之像が見える。
あの像を以前見たのは、もう15年以上前かな・・・

熱海駅

熱海駅到着が12時頃かな。
お昼は、駅前のアタミックス第一ビルの地下にある、和食処 結というお店で頂く。
他にもいくつか行きたいお店はあったので結が混んでいたら他に行こうと思っていた。
一番奥にあるためなのか、思ったほど混雑はしていなかった。
だけど、お客が途切れていないのは、やはり人気店なんだろうな。

和食処 結

こちらは熱海駅前にも関わらず、観光地料金ではなく、地元でも評判が良いお店。
写真で見るよりも、店自体は小さいけれど、なかなか雰囲気も良い。

和食処 結

昼間から飲んでいらっしゃる方もいた。
とりあえずカウンターへ着席。
どうしたものかと思ったけれど、おすすめの結ミックス定食を注文。
熱海らしくアジフライ、エビフライ、イカメンチの三種。

和食処 結

ほんとに美味しい。
申し訳ないが、ペンションの朝食よりも、こちらの方が美味しかった。
まぁ、ペンションは温泉がメインだから、それはそれでいいのだが。

食後にどうしたものか・・・
まだ時間も早いので、熱海駅から見上げると見える、MOA美術館に行くことにした。
駅前のバス停から数分。
歩いても20分程度だというけれど、坂道を上る体力はない。

そんなに混雑はしないだろう・・・と思っていたら甘かった。
バス乗り場には長蛇の列。

MOA美術館には10代の頃に何度も来ている。
35年くらい前かな。
当時は駅前から歩いていったのか?さすがに覚えていない。
元々、ある宗教法人が作ったもので、その関係で連れていかれたって感じだな。
今では、熱海の観光地の1つに定着している。

バスに乗ること数分で、MOA美術館前に到着。
美術館入り口の隣に、宗教法人の施設があるけれど、こんなに小さかったかな・・・
高校の時以来だから記憶も曖昧になっている。

宗教法人の施設

お昼を食べているときに、入場券をネットで購入しておいたので、
QRコードをかざすだけで入場。
受付のすぐ後ろがMOA美術館名物のエスカレーターだ。
開館当初は、世界一だか東京一だかの長いエスカレーターとして話題になったような気がする。
違っているかもしれない。

MOA美術館 入口

なんとなく覚えている記憶だと、当時はただ長いだけのエスカレーターだったと思うが
今はリニューアルされて、今どきの照明などで演出されている。
これで来場者が増えたということもあるのかもしれない。

エスカレーター
エスカレーター ホールの天井

上までついてエスカレーターを降りる。
これも当初から設置されているヘンリームーアの彫刻だ。
これは見覚えがある。

ヘンリームーアの彫刻

そしてヘンリームーアを背にして、熱海の海が一望できる。
これは結構良い眺望だ。

熱海の海

さて展示室の方へ行こう。

この日は、明治時代の頃の日本人の作家の展示をやっていた。
その時代なのに、世界中の風景を木版画を制作していた人のようだ。

しかし、展示そのものよりも作品の前の行列に辟易。
行列に並ばないと、作品はほとんど見えないし・・・
場内はそれほど混雑していないのだけど、作品の前にはびっちり並んでいるから後ろかだとよくわらない。
作品そのものも、壁掛けでないから、余計に見にくくなっている。
結局、前半だけで行列に負けて、その後はさらっと流してしまった。
まぁ、どうしても見たい作品ではないし

国宝の「色絵藤花文茶壺」は見れたけれど、目玉のはずの尾形光琳の紅白梅図屏風が見当たらなかった。
常設なわけではないらしい。
個人的には、それだけが見たかったから、ちょっと残念。

そんな感じで約1時間で鑑賞終了。
普段、美術館に行くよりも疲れた。

このまま熱海駅に戻ってもよかったがバスが30分毎なので
館内のカフェへ行くことにした。

La Patisserie du musee par Toshi Yoroizuka

感染防止対策なのか、そこまで混雑していない店内だけど、案内される人数は制限されている。

メニューを見て気付いたが、ここはパティシエの鎧塚氏がプロデュースしたお店らしい。
店名をよく見たら「La Patisserie du musee par Toshi Yoroizuka」と名前が入っていた。
全然気づかなかった。

La Patisserie du musee par Toshi Yoroizuka 店内

だけど紅茶だけ鎧塚氏がプロデュースって、わざわざ書いてあったってことは、
その他のメニューは違うのかな?
ここでは食器も人間国宝と言われる人の作品を使っている。
わざわざ著名人の店っていかないから、良い経験だったかな。

カシスのムースケーキとコーヒーを注文

美術館併設ということで、当初は正直それほど期待はしていなかったのだけど、さすがに美味しい。
見た目からして、良い感じだ。

なんだかんだと40分くらい店内にいて、バスの時間に合わせて退店。
戻りもエスカレーターだ。

バス乗り場で5分くらい待っていたら熱海駅行きのバスが来た。
戻りも混雑するかと思ったけれど、そんなことはなかった。
時間帯によるのかもしれない。

熱海駅に到着後、すぐに電車が来るようなので、足早へホームへ
そのまま、小田原・新宿経由で帰宅となった。

お疲れさまでした。