【尾道・向島】2022年10月10日

2日目、6時に起床
ボーっとしながら、昨日買っておいたパンを食べる。
あまり東京にいるときと変わらないな。

7時半頃に一旦出発。
近くにある御袖天満宮に向かう。
ここは「転校生」の階段で有名。
やっぱり尾道といったらここは外せない。

御袖天満宮
御袖天満宮  転校生の階段
御袖天満宮の前
畳表問屋の跡

マンションにもどる。
ほんとに御袖天満宮に行っただけだな。

再び外へ
駅前の尾道港レンタサイクルに自転車を借りに行くことにした。

マンションを出て線路沿いを駅の方に向かう。
途中で昨日写真が撮れなかった「転校生」の信行寺下の踏切で写真を撮っておく。

信行寺下の踏切
ぱすてる で描かれている踏切
本通り商店街
街並み

そして駅前の渡船乗り場の横の方に、尾道港レンタサイクルの受付がある。
予約していないから借りられるかな?と思ったけれど、思った以上にたくさんあったのでまったく問題なし。
ここで書類に記入して、1日のレンタル代2000円と保証金1100円を2人分支払う。
ヘルメットは必須らしいので、それも借りてとりあえず再びマンションに戻る。

渡船乗り場

マンションに戻ったらチェックアウト準備をして、チェックアウト。
鍵はエントランスのポストに入れておくだけで良いということなので楽だ。

自転車に乗って出発。
まず立ち寄ったのは、昭和14年から営業している有名なアイスのお店からさわ。
「ぱすてる」の中でも良く出てくる。
コロナの影響で、テイクアウトのみになっていた。

からさわ

店前に自転車をおいて店内へ。
あと店内に入れる人は3人までの制限もあった。
壁を見ると、こちらも数多くの著名人のサインが飾ってあった。
「ぱすてる」作者の小林俊彦先生のサインもあったけれど、感染防止対策の仕切りで見にくくなっていたのはちょっとかわいそう。

からさわ

テイクアウトで購入して、海沿いにある、おのみち海辺の美術館と書いてある遊歩道的なところで食べる。
ここは、有名なからさわベンチのある場所だ。

アイスモナカ
からさわベンチ

アイスモナカを食べたら、向島へ向かおう。

からさわから近い尾道渡船 兼吉の乗り場へ行く。
すでにフェリーは到着しているので、自転車に乗ったまま乗船。

尾道渡船 兼吉
船内

すぐに出発だ。
スタッフが運賃の回収を行っていた。
自転車だと片道110円。3分程度の乗船。

あっというまに向島に到着したので下船。
下船したら、目の前に「あした」の撮影場所があった。
実は「あした」は見ていないので、どんなシーンなのかわからない。

「あした」の撮影場所

向島で最初に向かったのは
後藤飲料水工業所(後藤鉱泉所)

後藤飲料水工業所(後藤鉱泉所)

よくわからないけど、ガイドブックにも必ず乗っている。
レトロなサイダーを売っていてTVでも紹介されたらしい。
お客さんも途切れることなく来ていた。

後藤飲料水工業所(後藤鉱泉所)

ここでは幻のサイダーと言われている「マルゴサイダー」を頂いた。
思った以上に、味は普通のサイダーだ。

時間は11時過ぎなので、ちょっと早めのお昼としよう。

5分くらい走ったところにある
お好み焼き 一茶

お好み焼き 一茶

こちらはPerfumuの聖地として有名なお店らしい。
広島のガイドブックの表紙でPerfumuが食べているお店なんだそうな。

お好み焼き 一茶

店内に入ると、壁一面にPerfumuだった。
これはファンならたまらないだろうなぁ・・・

お好み焼き 一茶

真ん中に大きい鉄板が置いてあって、おかみさんが焼いてくれるというスタイル。
今は感染防止対策ということで、仕切りがあって、一度に4名までしか座れない。
ちょうど入った時に家族4人が先客でいたために、しばらく待つこととなった。

お好み焼き 一茶

でも、我々の後も客が来たので、その家族4人は「家族だから問題ない」と言って詰めてくれた。
席について注文したのは「特製お好み焼き」

Perfumuの3人が食べたものらしい。
生イカ、揚げイカ、豚肉、玉子、餅、麺が入っている。

お好み焼き 作り中

麺を半玉にしたとはいえ、思ったよりも軽い。
いわゆる広島風とは違う感じがした。
これは東京では食べられないな。

お好み焼き

12時くらいに一茶を退店。
これから岩子島まで向かう。

まずは向島循環線をまっすぐ。
15分くらいで御幸瀬戸の海沿いに出る。
この海沿いに進むと、向島大橋が見えてくる。
この橋も「ふたり」の撮影地なんだそうだ。
駅伝のシーンで、この橋を渡っていっている。

向島大橋
向島大橋
向島大橋の上から

橋を渡って岩子島へ。
海沿いではなく、島の中腹の方へ向かう。
途中には防空壕があったりする。

防空壕跡

そして浜ノ浦トンネル
やはり「ふたり」の駅伝シーンで撮影されている。

浜ノ浦トンネル
浜ノ浦トンネル を出たところ

トンネルを抜けると海に出る。
そうするとすぐに岩子島での目的地、嚴島神社の鳥居

嚴島神社の鳥居
嚴島神社の鳥居

ここは砂浜にある鳥居として有名?
しかし、近くで鳥居を見ると、だいぶ年期が入って朽ちてきているような気もする。
かつては、このあたりは海水浴場で賑わっていたのではないかと想像させるように、藪の中に冷蔵庫の残骸のようなものが見えた。

藪の中に冷蔵庫の残骸

時間を確認したら14時
当初の予定だと、ここを出発するのは15:30頃だったけれど、それまでいることもないので、出発することにした。

途中の海
途中の海

せっかく時間が余ったので、よせばいいのに高見山の麓にあるUSHIO CHOCOLATLに向かってしまった。
まず岩子島を出るのに、今度は海沿いの道を通って向島大橋へ。
そして向島循環線を高見山方面に向かった。

途中までは問題がなかった。
しかし向島循環線をそれて高見山の方へ向かってからがきつかった。

お店は高見山の裾野の方だと思っていたが甘かった。
とにかく坂が急だ。
自転車を降りて引いていかなくてはならない。

ある程度登って、今度は急坂を下る。
その時に、連れがスピードを上げて先に行ってしまった。
この急坂で、そのスピードは危険すぎる・・・

しばらく行った先で止まっていたから、追いついて
スピードの出し過ぎで危ないと言ったら
「ブレーキが効かなかった」
恐ろしすぎる。
幸い対向車も来なかったし、止まれたから良かったけれど、あのままどこかへ突っ込んだり、転んだりしたら・・・と考えると恐怖しかない。

改めてブレーキを確認したが、今度は大丈夫そうだ。
なんだったのだろう。
そんな恐怖から、再び細い山道の方へ登っていく。

岩子島を出て約1時間。
地図を見るとこの辺だろうという場所に到着したが、それっぽいものがないな・・・

ふと見ると、ここは高見山の登山口らしい。
ちょっと先に、建物があるからあの辺にあるのかもしれない。
登山口の駐車場に自転車を置いて建物に向かう。

ちょうど、同じ時に女性二人連れが自転車で駐車場に入ってきた。
「もう二度と来ない」と言っていたのが印象的。
まぁ、あの坂は騙されたようなものだからなぁ・・・

さて建物に近づいたけど、まったくカフェっぽいものはない。
と入り口を見ると、看板があった。

USHIO CHOCOLATL

ようやく見つけたということで中へ入る。
中も椅子やテーブルは並んでいるけど全然カフェっぽくないな。
googleでは「海が見えるボヘミアンな雰囲気のおしゃれなカフェ」とあるけれど、確かに海は見えるけど・・・・

USHIO CHOCOLATL

荷物を置いて注文。
夏季限定のカカオソーダフロート
チョコレートケーキ

席でボーっとしばらくまっていたけど、なかなか出てこない。
注文順に作られているみたいだけど、一つの注文に対して時間がかかりすぎているのではないか?
いや、丁寧に作っているのだと思おう。

そして出てきたのがこちら
カカオソーダフロートは、うーん・・・まずくはない。
だけど900円という金額を考えると、ちょっと考えてしまう。
おそらく原材料費がかかっているだろうことは想像がつくけれど・・・

カカオソーダフロート
チョコレートケーキ

これは賛否がわかれるだろうなぁと思う。
ここまで苦労して辿り着いた割には・・・という感じがしてしまった。
結局、味がどうこうではなく場所やコスパ的なことで意見が分かれるんじゃないかな。

USHIO CHOCOLATL から

16時ちょっと前
そろそろ行かないと帰れなくなるので店を出る。
そして、今来た道を逆に戻っていく。

帰りはブレーキが効かなくなった急坂の約800mが上り坂で、あとは緩めの下りばかり。
なので、かなり楽だった。

向島循環線に戻って、そのまま道沿いに進んでいく。
しばらく進むと、明神島嚴島神社に到着した。
結局、向島循環線を一周した感じだな。

明神島嚴島神社

ここで最後の参拝とおみくじ。
最後の最後で大吉だ。
終わりよければ全て良しということだな。

参拝の後は、すぐ近くの渡船乗り場へ。
ちょうど出たばかりなので10分ほど待っていると次が来た。

渡船乗り場
渡船乗り場

それに乗り込んで、尾道駅前まで向かう。
もちろん運賃110円で船内での支払い。

船内から

尾道駅前に到着。
すぐ横がレンタサイクルなので、そのまま自転車を返却する。
保証金2200円は返金してくれる。
これが、他の場所での返却だと保証金は戻ってこないらしい。

尾道側からの海

時間は17:20
17:45発の電車に乗るために駅へ向かう。
トイレによっていたら、すぐに時間だ。

尾道駅

17:45 尾道を出発。
来た時と同じく一駅で糸崎へ
そこで乗り換えて、一駅で三原に到着

10分程度の待ち時間で広島空港行きのバスが出る。
ちょうど良い時間なので、そのままバス乗り場へ移動。
10人くらい並んでいた。

時間になって、バスに乗り込み広島空港へ
約38分で空港に到着
特にお土産を買うこともないので、自分用にもみじ饅頭を購入。
あと1時間くらいで出発になるので、搭乗手続きを済ませて荷物検査を受ける。

広島空港

売店BlueSkyで、最後に何か食べようかと思ったら、軽食メニューは終了しましたとあった。
仕方ないなぁ・・・ということで、冷凍おにぎりを温めてもらった。
それを搭乗口で、食べながら搭乗を待つ。

BlueSky
購入したもの

19:40に搭乗開始。
三連休の最後ということもあり来た時よりも混雑してる。

搭乗口
これから乗り込む

定刻通り出発
帰りは、疲れていたためか1時間半の間ほとんど寝ていた。
目が覚めた時は成田に着陸する少し前だった。

21:30頃、成田空港第3ターミナルに到着。
何もチェックがないので、そのまま到着ロビーへ。
そこから第2ターミナルへ移動する。
シャトルバスを使おうと思ったが、来ていなかったので、徒歩で移動。
第2ターミナルへ到着するころに、シャトルバスも到着していた。

ここから京成スカイライナーで、日暮里へ移動。
そういえば電車に乗る手前にコンビニが二軒あったのだが、それがなくなっていた。
これもコロナの影響なんだろう。

空港で購入したもみじ饅頭

自宅に帰り着いたのは23:45頃だった。
さすがに疲れ切ったなぁ・・・

お疲れさまでした。